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ページID:57787
更新日:2021年11月17日
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八木山動物公園スタッフブログ「八木ZOO通信」
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朝晩寒くなってきましたね。動きが鈍くなったり活動量が減ってくる動物が出始めるこのごろ、一方で、冬に向かってどんどん勢いを増している種がいます。
それは……レッサーパンダ!
これから寒くなるにつれて本領を発揮する当園のレッサーパンダ・オールスターズを、9月に開催した啓発イベントの振り返りと併せて紹介したいと思います。
毎年9月の第3土曜日は国際レッサーパンダデーです!
国際レッサーパンダデーとは、レッサーパンダの生息地で保護活動を行っている「Red Panda Network」が2000年に提唱した記念日です。この日は世界中の動物園などがレッサーパンダの生息数や保護の状況などを知ってもらうためにさまざまなイベントを開催しています。
今年の開催日は9月18日で、八木山動物公園フジサキの杜ではレッサーパンダにおやつをあげながらの解説と、レッサーパンダに関するポスターの掲示をしました。
「スモモ」「アケビ」「グミ」にりんごをあげました
会場には解説ポスターの展示も
レッサーパンダは日本国内では60以上の園館で飼育されているため、一度は見たことがあるという方が多いのではないでしょうか。
しかし野生のレッサーパンダの生息数は約2500頭から1万頭と推定されており、「絶滅危惧種」に指定されています。生息数が減った原因は、開発による生息地の破壊や密猟などで、あと数十年で絶滅してしまう恐れがあると言われています。
レッサーパンダを守るためには「生息地での保全活動」と「動物園での保全活動」がこれからも重要になってきます。
……という内容のお話をしたのですが、解説中は3頭のレッサーパンダの「りんごちょうだい」アピールが強く、てんやわんやな一面をお見せすることもありました。
囲まれる担当者
そんな中でも、イベントに参加してくださった方々の笑顔やレッサーパンダたちの満足げな姿が見られ、解説をしている私自身も楽しくイベントを行うことができました。このイベントを通して、多くの方がレッサーパンダに関心を持つきっかけをお届けすることができていればうれしいです。
次に、八木山動物公園フジサキの杜のレッサーパンダを紹介します。
クルミ(10歳・メス)
マイペースでやさしい。
ティエン(10歳・オス)
高いところ大好き。大黒柱。
ナツメ(3歳・メス)
食べることが大好き。
ユズ(3歳・オス)
飼育員を見つけると目を輝かせる。
ヤンヤン(7歳・オス)
おだやかでやさしい。愛嬌たっぷり。
スモモ(7歳・メス)
りんごをじっくり味わいたい派。
アケビ(1歳・メス)
マイペース。遊んで食べてと忙しい。
グミ(1歳・メス)
スモモお母さんとアケビとりんごが大好き。
ぜひ、みんなに会いに来てくださいね!
お問い合わせ
仙台市建設局 八木山動物公園 飼育展示課
電話:022-229-0122
ファクシミリ:022-229-3159