案内窓口 022-229-0631
ホーム > ブログ・SNS > 八木山動物公園スタッフブログ「八木山ZOO通信」 > クロサイの「ラン」 引っ越しへの道のり part1(9月18日)
ページID:63659
更新日:2022年9月18日
ここから本文です。
八木山動物公園スタッフブログ「八木ZOO通信」
平成31年2月5日に、クロサイの「アース(オス)」と「ユキ(メス)」の間に生まれた「ラン(メス)」。
誕生してから3年半、多くの来園者に元気いっぱいな姿をみせてくれています。
さてそんな「ラン」ですが、令和4年10月3日に盛岡市動物公園ZOOMOへ引っ越すことが決まりました。
そこで、引っ越しに向けてのトレーニングの様子を今回から3回に分けて紹介したいと思います。
1回目となる今回は「ラン」を親の「ユキ」と分けるトレーニングについてです。
生まれてからこれまで「ラン」と「ユキ」は、餌を食べる時も、寝る時も、放飼場でも、いつも一緒に過ごしていました。
引っ越しの第一歩として、まずは親から離れるところからスタートです。
6月の中旬ごろから1日1時間、「ラン」が1頭だけでも寝室で落ち着くようにトレーニングを続けてきました。
初めのうちは寝室内をうろうろと歩きまわったり、鼻を鳴らして「ユキ」を呼んだりと、ずっと落ち着かない様子でした。
鼻を鳴らしながら寝室内をうろうろ
しかし日を重ねるうちに、徐々に慣れてきたのか、トレーニング開始から1週間もすると、寝室内に1頭だけでいてもだいぶ落ち着いてきました。
今では大好きなリンゴを職員の手からもらって食べているほどです。
リンゴをもらうラン
まずは1頭でいることに慣れた「ラン」。
次のステップは盛岡まで移動する際の輸送箱に入ることです。
輸送箱は9月5日に当園に到着し、すでに設置をしています。
果たして今まで見たことのない箱に「ラン」がどんな反応をするのか、中に入るのにどれくらいの時間が必要なのか、担当としても楽しみであると同時に不安もあります。
そんな輸送箱へ入るトレーニング、そして引っ越し当日の様子については、次回のブログでまたご紹介したいと思います。
ブログ記事一覧ページへ(別画面が開きます)
お問い合わせ
仙台市建設局 八木山動物公園 飼育展示課
電話:022-229-0122
ファクシミリ:022-229-3159