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ホーム > ブログ・SNS > 八木山動物公園スタッフブログ「八木山ZOO通信」 > キリン「エミリー」の放飼場デビューまでの道のり(8月8日)
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更新日:2022年8月8日
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八木山動物公園スタッフブログ「八木ZOO通信」
当園は4頭のアミメキリンを飼育しています。
一番大きいオスの「ユウキ」、アメリカから来たメスの「アイ」、元気いっぱいのオスの「ジュリー」、きれいな網目模様のメスの「エミリー」。
当園のキリンの展示パターンですが、基本的に月水金は「ジュリー」が、火木土日は「ユウキ」が放飼場に出ます。
「ジュリー」の展示予定日でも、天候やグラウンド状況により、「ユウキ」が出ていることもあります。
放飼場に出ないキリンは、部屋の掃除中に運動場に出て、その後部屋に入るパターンになります。
放飼場は起伏があり、所々が凸凹しているため、「アイ」は脚への負担を考慮して、放飼場には出していません。
運動場のみに出しています。
さて、「エミリー」の放飼場デビューですが、放飼場に出る前に放飼場と部屋の出入りの練習をする必要があります。
通路を通ることや、その先の放飼場の景色にも慣れていかなければなりません。
さらに、シマウマたちとの同居練習など、たくさんのことが待っています。
「エミリー」はすでに部屋と運動場の出入りは慣れているので、運動場から放飼場に続く通路を進むことから始めます。
今まで閉まっていた扉が開き、見たことのない景色が見えてきます。
当然ですが、途中で止まったり、進もうとしません。
いつもはオレンジ色の扉が閉まっています
扉を開けると、警戒して離れています
餌で少しずつ来てもらい慣れさせます スタート地点に来ました
さあ、進むでしょうか?
来ないので餌で来てもらいます
時には自由時間も それでもなかなか来ようとしません
地面の色違いとかも気にしたりします
大きい樫の枝で来てもらいます 反応がありました
来ているように見えますが、重心が後ろにあります
いろいろ頑張って取り組んでいます。
なかなか前には進んでくれませんので時間をかけて慣れてもらいます。
休園日にしかできない作業ですので、思ったようには進展しませんが、エミリーが少しでも早く放飼場に出られるように頑張っていきます。
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