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ページID:58074
更新日:2021年12月4日
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八木山動物公園スタッフブログ「八木ZOO通信」
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令和3年11月15日、カピバラに3頭の子どもが生まれました。
性別は、オス1頭、メス2頭と判明しました。お母さんは令和2年7月に伊豆シャボテン動物公園からやってきた「キンカン」です。
去年の12月からふれあい館にいるオスの「イッタ」と繁殖を目指して、同居を進めていました。
同居中、「キンカン」の出産を楽しみと言ってくださる来園者の方がたの言葉が励みになりました。
今年の6月下旬から「キンカン」と「イッタ」を同居させても交尾行動が見られなくなり、もしかしたら妊娠しているかも……と期待が高まりました。
11月1日にレントゲン撮影をし、少なくとも3頭の子どもが「キンカン」のお腹の中にいることが確認できました。
カピバラの妊娠期間は5カ月とネズミの仲間の中では長期間です。それもそのはず、カピバラの子どもは大人のミニチュア版のような完成された姿で生まれてきます。カピバラは生まれてすぐに歩くことができ、数日でお母さんと同じ草を食べ、水の中を泳ぐことができるというので驚かされます。
生まれて2日目の子どもたちとお母さんの「キンカン」(11月16日撮影)
交尾行動が最後に見られたのが6月下旬だったので、出産は11月下旬だろう、と予測していたのですが、予定日より約2週間も早く出産を迎え、職員一同驚きました。
そんな職員の驚きもなんのその。「キンカン」の子どもたちはお母さんと同じ表情の読めないクールな顔をしながら、元気に動き回っていて、とても可愛いらしいです。
体重計を前にフリーズする子どもたち(11月19日撮影)
まだふれあい館の環境に慣れておらず、飼育員が近づくと走って逃げようとしたり、フリーズしたりすることもあります。
現在屋内展示場にて、一般公開しております。愛称が決まりましたら、追ってお知らせいたします。
可愛い親子の姿を、来園者の皆様にぜひ、見ていただきたいです。
屋内展示場で「慣らし」中の子どもたち(11月24日撮影)
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