タヌキシリーズ（3）　心配しちゃう（11月17日）

八木山動物公園スタッフブログ「八木ZOO通信」
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心配しちゃう

飼育員が掃除をしようと展示場の中に入ると……
「！！！！！」

事件ですか！？

びっくりしちゃいますが、ただの大胆なお昼寝姿です。安心しきっているようですね。

タヌキは本来、夜行性の動物ですが日向ぼっこをしたり、子ダヌキは遊んでみたりと昼間も行動することがあります。
動物園では日中に飼育員が近くで作業をしたり、餌を日の明るいうちにあげたりするので、動いている姿を目にするお客様も多いかと思います。
それでもやはり、動物園でも明るいうちはゴロゴロしている姿を見ることが多く、夕方になるといそいそと動き回り始めます。

「眠る」つながりで……【狸（タヌキ）寝入り】という言葉がありますね。
タヌキはびっくりすると動きが止まってしまったり、気絶してしまったりすることがあります。それを見た昔の人が、『寝たふりをして、人を化かそうとしている！』と思ったことから、都合が悪い時などに寝たふりをすること、【狸寝入り】と言います。

しかし、所変われば動物も違うのか、海外では【Fox‘s sleep】つまり【キツネ寝入り】という表現があるそうです。海外ではキツネにずる賢いイメージがあるそうで、狸寝入りと同じく寝たふりをしているという意味なのだそうです。

これからアクティブになります

脱線してしまいましたが、活動的なタヌキをご覧になりたい方は、ぜひ、夕方にタヌキの展示場を覗いてみてください。

 

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