案内窓口 022-229-0631
ホーム > ブログ・SNS > 八木山動物公園スタッフブログ「八木山ZOO通信」 > カピバラ 子どもたちの愛称が決まりました!(12月27日)
ページID:58390
更新日:2021年12月27日
ここから本文です。
八木山動物公園スタッフブログ「八木ZOO通信」
⇒ブログ記事一覧ページへ
ふれあい館のニューフェイス、カピバラの3頭の子どもたちを、皆さまもうご覧になったでしょうか? 11月中旬に生まれ、すくすくと成長しています。そんな3頭の子どもたちの愛称が決まりましたので、お知らせします。3頭の子どもの性別は、オスが1頭、メスが2頭です。
唯一のオスの子どもは「パンタ」という愛称になりました。由来は「パンタナール大湿原」からきています。パンタナール大湿原は南アメリカの3か国にまたがる大きな湿原で、カピバラはもちろん、多くの野生動物が生息する場所です。そんなカピバラたちの故郷を想い起こせる愛称にしました。一番体が大きく、2頭のメスをよく遊びに誘うやんちゃな性格です。
唯一のオス「パンタ」
3頭の子どもの中で一番体が小さく、1頭でマイペースに過ごしていることが多いメスの愛称は「ツピ」です。由来は、南アメリカの先住民族の「ツピ族」からきています。「カピバラ」という種名はツピ族の言葉で「草原の覇者」という意味を持っています。そんなカピバラと馴染みが深い民族から愛称をつけました。
一番小柄でマイペースなメス「ツピ」
最後に、好奇心が旺盛で先陣を切って他の2頭を率いる姉御肌のメスの愛称は「リオ」です。由来は「リオ・グランデ」という南アメリカにある川です。リオはスペイン語で「川」という意味です。川などの水辺はカピバラが生きていく上で重要な場所です。カピバラにとって欠かせない生活の場を愛称にしました。
ぐいぐい強気な姉御肌『リオ』
子どもたちの愛称はそれぞれ生息地に関わるものにしました。ぜひ、3頭の子どもたちを見ながら、野生で暮らすカピバラにも思いを巡らせていただけたら嬉しいです。お母さんから一緒に生まれた3頭ですが、行動を観察していると様々な違いを見つけることができるはずです! ぜひ当園にいらした時には、カピバラ展示場前でじっくりと子どもたちを観察してみて下さい。
性格はそれぞれでも、やっぱり仲良しな子カピバラたち
お問い合わせ
仙台市建設局 八木山動物公園 飼育展示課
電話:022-229-0122
ファクシミリ:022-229-3159