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更新日:2022年7月13日
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八木山動物公園スタッフブログ「八木ZOO通信」
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仙台も梅雨入りしたな~と思っていたら、急に暑い日が増えてきましたね。
今回のブログを書いている私は、寒い冬より夏の方が好きなのですが、寒い地域に生息している動物たちにとってはつらい季節の到来です。
八木山動物公園フジサキの杜では、暑さに弱い動物に対してそれぞれさまざまな対策をしていますが、今回はホッキョクグマの暑さ対策のひとつをご紹介します。
ホッキョクグマが本来生息している北極圏にも夏はあるので、一年中雪や氷に囲まれていないと生きていけない! という動物ではありません。
しかし、長い時間をかけて極寒の地で生きていけるように進化してきたホッキョクグマにとって、日本の蒸しっとした暑さはつらいものです。
そこで、当園ではホッキョクグマの展示場に涼しい日陰を人工的に造って、ホッキョクグマが夏の厳しい日差しから避難できるようにしています。
大がかりな作業なため、ホッキョクグマの飼育担当だけでなく、施設係のスタッフにも応援で来てもらいました。
声をかけあいながら、安全第一で!
今回は、現在オスの「カイ」が日中過ごしている展示場の方に日よけを張りました(メスの「ポーラ」が出ている展示場には、今季すでに日よけ設置済みです)。
ロープを渡して、両端で日よけを引っ張って伸ばし、しっかり固定します。
ジャーン!
今年もバッチリ張れました
完成です!
下から見上げると涼しげです
この日よけを見ると、夏が来たな~としみじみ感じます。
日よけの下で休む「カイ」
この日よけ以外にも、ホッキョクグマの暑さ対策としてミストや冷風にあたれる場所をつくるなどしていますが、気温が30度を超えるような真夏日には、室内で一時休ませながら「カイ」と「ポーラ」を交代で展示することもありますのでご了承ください。
また、動物園にお越しの際は、皆さまも暑さ対策を万全にして、休憩を取りながら園内をお回りください。
お問い合わせ
仙台市建設局 八木山動物公園 飼育展示課
電話:022-229-0122
ファクシミリ:022-229-3159