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更新日:2016年9月20日
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児童生徒数が増加し、教育活動に支障が生じている宮城県立光明支援学校に対して、仙台市が分教室の設置および給食の提供に関して全面的に協力する方針を決定しましたので、お知らせいたします。
光明支援学校につきましては、児童生徒の増加に伴う狭あい化に対応するため、宮城県が校舎増築を進めてきたところでございますが、このたびの東日本大震災の影響で計画が1年遅れる見込みとなっています。これを受けまして、仙台市では、光明支援学校の円滑な教育活動の実現に全面的に協力する方針を決定したものでございます。
具体的な協力内容でございますが、1点目は、光明支援学校の分教室を仙台市立長命ヶ丘小学校の校内に設置するというものです。設置期間は、平成25年度の1年間で、分教室として必要な6つの教室を提供いたします。
2点目は、光明支援学校の児童生徒・教職員の給食のうち140食分について、本年4月から2年間、本市の加茂学校給食センターより提供するというものです。光明支援学校では、自校で給食を作っていますが、その提供能力を超える部分について、仙台市が協力することになります。
今回の協力につきましては、長命ヶ丘小学校の保護者の皆さま、教職員や地元町内会長の皆さまにご説明申し上げたところ、「子どもたちにとっても思いやりの心を育むよい機会になる」などの好意的なご意見をいただいたと伺っております。私としましても、同じ校舎で生活を共にする子どもたちの交流が進むことは、たいへん意義深いものになると期待しています。
特別支援学校の設置は宮城県の所管ではありますが、仙台市としましては、今後とも、県と連携しながら教育環境の改善に可能な限り協力をしてまいりたいと考えております。
仙台市長 奥山 恵美子
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