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更新日:2016年9月20日
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震災前は同日選挙として行われていた市議選と県議選が別々になったということです。選挙を実施する側から見ますと、同日に行うことによって投票率の向上が期待できることや、経費的にもメリットが出ます。
また、同一の年度の中で複数選挙があることは、被災地の自治体として事務的な負担があり、この軽減にもつながることを考えれば、具体的ないくつかのメリットはあると思っています。
議会同士の問題という部分が大きいと思います。例えば県議の皆さまがどうお考えになるかについて、知事も会見でおっしゃっていたと思いますが、市議会・県議会それぞれの議員当事者の皆さまがしっかりとメリットデメリットをふまえて、考えを固めていただいて、その上で何か私が働くべきところがあればということです。まずは議会として取り組まれるのが基本だろうと思っています。
新展示施設の建設については、市議会でも長く議論があったところですし、今回の着工に至るまでの間も、さまざまな検討の経過について、議会にも報告し、承認を得て、予算もつけていただく中で、今回着工の運びとなりました。この経緯についてはあらためて質問書にご回答申し上げますが、広く市民の皆さまおよび議会のご理解をいただいて進めてきたと考えています。
また、採算性については、これから指定管理の事業者の選考に入ってまいりますので、今の時点で詳細について申し上げることではありませんが、採算性を高めるべく、いろいろな調査をし、事業者等からのヒアリングも行ってきたところです。われわれとしては展示会場として運営していくことについて、十分仙台のまちのニーズがあるものについて適切に対応していく事業になると考えています。
明日、実行委員会が開催されるということです。私のところには、実行委員会で決定したものについて報告が上がってくると思います。現時点では、従前お話ししている以上のことは、上がってきていません。実行委員会の決定後にお知らせできると思います。
仙台・青葉まつりは、震災の年には日程的に直近すぎたということもあり、やむを得ず休止になりました。それ以降、街中ですずめ踊りを踊ることで復興の元気を盛り上げよう、また観光の一助にしようと取り組んできた結果、昨年も天候に恵まれて、非常に多くの参加者にお出でいただきました。元気が出た、元気をもらったという声をいただいて、私としてもうれしく思ったところです。
何よりも天候に左右される部分が多いので、私としては青空のもとで、地元の子供から大人まで老若男女がすずめ踊りを舞って、仙台城下がまち開きとなった故事を思い起こしながら元気を出して、それを全国に発信していく、今年もそういう祭りになればいいなと思っています。
新しく復興公営住宅に入居される皆さんのコミュニティの形成は、暮らしの再建の中で大きな事業だと認識しています。建物の竣工、そして引き渡しという中で、あまりゆとりのない状況で、皆さんがお会いになる機会を事前に作るということは難しい面がありました。
連休を利用して引っ越される方が大変多いと伺っていますので、連休後に、少しゆとりを見ながら、顔合わせの会や、夏に向けて何か催しができないかなど、いろいろなことを考えたいと思います。コミュニティの集会所などもできますので、お茶飲みなどをきっかけにしながら、顔なじみとなり、全体を一挙に顔なじみにするのは難しいでしょうから、まずはフロアごととか、その次の段階では上下の階だとか、いろいろと工夫をしながら、少しずつ人間関係の輪を作っていけるように、われわれとしても支援をしていきたいと思います。
周辺の自治会の皆さんも、復興公営住宅の皆さんのコミュニティづくりを応援したいという気持ちを持っていただいています。幸い荒井の復興公営住宅の場合は、荒井地区、荒浜の方が半数ぐらいいますので、もとの地域性などもよすがにしながら、しっかりとしたコミュニティとなるよう、丁寧に寄り添っていきたいと思います。
当然、入居する方が増えると、公共交通に対するこれまでになかったニーズも出てくると思います。停留所や便の増設は、どの地区についても一定の話がありますので、そうしたニーズをお受けしながら、交通局と協議して、可能なものであればダイヤ改正に合わせて実施することもできます。その辺は、交通局と情報を共有しながら精査していきたいと思います。
仙台市長 奥山 恵美子
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