衆議院総選挙等における不適切な集計についての刑事告発（発表内容）

昨年の暮れに行われました、衆議院総選挙ならびに裁判官の国民審査の二つに関連しまして、青葉区開票所で不適切な開票の集計が行われた事案がございました。本件について本日午前、宮城県警察本部に対し、私の名におきまして告発しましたので、皆さまにご報告申し上げます。

重ねて本件のような事案が出来（しゅったい）したことについて、市民、また議会に対し、深くお詫びを申し上げるところでございます。

今後は、宮城県警の捜査に全面的に協力し、一日も早い全容の解明、そして私どもの説明責任が果たせるように力を尽くしてまいりたいと考えています。併せて、早期の再発防止策の構築に向け、第三者の方々にお入りいただく形での委員会等を早急に設置して、再発防止策の検討にも早急に取り組んでいきたいと思います。

いずれにしましても、本件は市民の皆さま、有権者の皆さまの選挙に対する信頼を揺るがす大変重大な事態で、選挙のみならず、仙台市政全体への信頼も揺るがす大きな事態だと受け止めています。引き続き全容の解明に向けて、県警と協力して取り組みますとともに、一日も早い市政の信頼回復につながるよう、職員ともども、さらに力を尽くしていく決意でございます。

仙台市長　奥山　恵美子