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更新日:2016年9月20日

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県道塩釜亘理線等のかさ上げ道路事業に着手します(発表内容)

本日から、県道塩釜亘理線等のかさ上げ道路事業に着手する運びとなりましたので、お知らせいたします。

かさ上げ道路事業は、防災集団移転促進事業やほ場整備事業などとともに、津波で甚大な被害を受けた東部地域の再生と津波防災まちづくりの基幹となる事業でございます。「津波から命を守る」ために、海岸堤防等に加え、かさ上げして堤防機能を付加した道路を整備することによって、津波被害を軽減し、多重防御の強化を図るものでございます。

本日より、現地に入り、地形の測量作業に着手し、かさ上げ道路の形状や構造を決める基本設計を進めてまいります。

また、今週末の12日金曜日からは、土地所有者の皆さまに本事業へのご理解、ご協力をお願いするとともに、ご意見等をお伺いするため、順次説明会を開催してまいります。

今後の事業スケジュールでございますが、来年1月頃から土地境界を確定する用地測量に入り、平成25年度に用地取得に着手いたします。用地の確保ができたところから順次工事を行い、早期完成を目指してまいりたいと考えております。

なお、かさ上げ道路の盛土材には、適正に処理した震災がれきや津波堆積土砂を有効活用する方針でございます。

一日も早く、被災された皆さまが安全で安心できる住まいを確保し、東部地域の豊かな田園風景を取り戻せるよう、引き続き、全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。

仙台市長 奥山 恵美子