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更新日:2016年9月20日
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現時点で、私どもがこの間進めようとしてきた、例えば国家林業局との具体的な話には入っていないので、そういう意味ではお互いの意見交換は今足踏み状態です。したがって、当初我々が願ったような早期のパンダ導入という意味では、先に繰り延べになるような状況になっていると思います。
私としては、やはり政府間で、こういった問題についてしっかりと交渉していっていただいて、早く我々地方自治体も、それぞれの友好的な交流、相談ができるような関係に持っていっていただきたいと強く願っています。
両国は、地方自治体がいろいろお話や相談をしていく状況にはない外交関係になっているという認識はあります。
そうです。私としては、子どもたちの笑顔のためにパンダにこちらに来ていただきたいという気持ちには変わりはありません。
保留ということではなく、議会でもお答えしましたが、お話ができる環境が一日も早く復活してくることを願いながら状況を静観している段階と考えています。
我々地方自治体が持っている情報の中では、中国国内の状況がどうであるかについて具体的に知りうる資料はありませんので、そのことについて私としては判断できません。
両国の国交の中でいろいろな課題があるという部分については、市議会での発言もありますし、具体の状況をこちら側で知ることができるのですが、中国の中の状況については、承知する手段として私自身にオリジナルな手段もありませんので、そのことについては影響はあるのかもしれませんが、分からないというところです。
特に私自身、感じるような何かがあったという印象はありません。
今年の冬には私どもの職員が北京に伺って、北京の動物園を見たりしながらいろいろご示唆をいただいたりしていましたので、日中摩擦以前から特に停滞していたという印象は、私自身は持っておりません。
かさ上げ道路の着手について発表しましたが、まさに被災地の現地ではそういう具体の事業が、きびすを接して各自治体で行われようとしている「とば口」なわけです。
今のところ復興交付金で平成25年度分くらいまでは、事業費を確保していただいていますが、ではそれ以降はどうなのだということについては、我々自治体の首長はまだ確たるものとしては返事をいただいていません。
我々としては、まだまだ自分たちの事業について、予算として十分だという確信は持てないでいます。一日も早くそこをしっかりと把握したいと思っている中で、私自身が精査したわけではないですが、聞くところによると遠隔地で利用されていたり、復興との関連性を説明しにくい事業に使われているということですと、我々の切実な要望を本当に受け止めていただいているのかという懸念も出てきます。
国におかれては、十分精査されているとは思いますが、なお被災地の住民感情も考え、きちんと説明のできる必要な事業を精選して盛り込んでいただくようにお願いしたいと思います。
我々の要望は本当に復興事業そのものを要望しているわけですので、具体的に影響が出るとは思っていません。平野復興大臣が、次年度予算については復興との関連性を十分に精査するように事務方に指示したというコメントを拝見していますが、我々はまさに復興そのものですので、今回大臣の示唆されるような厳しい精査が我々に向かってきても、それは十分にクリアできる事業ばかりで、その点については懸念していないところです。
仙台市長 奥山 恵美子
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