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更新日:2016年9月20日

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ニューヨークで行われた「国連経済社会理事会閣僚級会合 防災サイドイベント」に参加しました(発表内容)

防災サイドイベントでは、冒頭に議長の菅沼健一第3回国連防災世界会議担当大使のあいさつがあり、その後、私の方からスピーチを行わせていただきました。

スピーチでは、仙台市が東日本大震災において、世界中の多くのご支援をいただいたことに感謝を申し上げるとともに、現在の復興の状況や、仙台が目指している「新次元の防災・環境都市」に向けた取り組みなどについてご報告を申し上げ、最後に、ぜひ第3回の国連防災世界会議にご出席ご参加をくださるようにアピールをさせていただきました。

サイドイベントそのものは、開発における防災の主流化をテーマに行われたものです。出席された方々をご紹介申し上げますと、まずモデレーター(進行)としてはワルストロム国連事務総長特別代表、またパネリストとしてはフィリピンの社会経済計画大臣アルセニオ・バリサカン氏がご参加いただきましたほか、東北大学災害科学国際研究所所長の今村先生もパネリストとして発言をなさいました。ほかには、バングラディッシュの外務次官、国連開発計画の副総裁などが参加されました。

サイドイベントと併せまして、パネルの展示を、陸前高田市、東北大学災害科学国際研究所と共同で行いました。両市の被災の状況から、復興の現状、またそれに向けた科学的な知見をどのように利用したかといったことなどについてもパネルで展示しました。

このパネル展示のオープニングセレモニーでは、菅沼大使のごあいさつをいただきまして、その後に乾杯のあいさつを私からさせていただきました。セレモニーでは、仙台から持参しました笹かまぼこや日本酒なども大変人気があり、参加された多くの方から「おいしい」というお話をいただき、大変うれしく思いました。

またこのイベントへの参加と併せまして、ワルストロム国連事務総長特別代表、ヘレン・クラーク国連開発計画総裁と会談をさせていただきました。

ワルストロム特別代表からは、現在アジア、ヨーロッパなど、各地域、ブロックごとの会合を重ねている状況ですので、そちらの状況、議論の内容等について、ご紹介がありました。また、国連で復興に関するハイレベルの会合を計画しているので、ぜひ仙台市も参加し発信して欲しいとの要請がありました。

また、ヘレン・クラーク総裁は、仙台市がエル・パーク仙台をテーマ館として準備している「女性と防災」のテーマに大変興味を持っていただきまして、私からテーマ館の視察やイベントへの参加を要請申し上げましたところ、大変前向きなご快諾をいただきました。

先週から関連事業の募集も開始しており、関係機関や市民の皆さんからの関心も高くなっていると手ごたえを感じているところです。国連や各国から、多くの参加者をお迎えすることになりますので、しっかりと成果の見える会議になりますよう、さらに準備に力を入れ、万全を期してまいりたいと考えております。

仙台市長 奥山恵美子

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