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更新日:2016年9月20日
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平成27年度の開業を予定している地下鉄東西線の車両のデザインが決まりましたので、お知らせいたします。
地下鉄東西線の整備につきましては、現在、トンネル等の土木工事に加え、駅舎の建築やレールの敷設などを順調に進めているところでございますが、このたび、先に発表しました駅舎デザインに続きまして、地下鉄の車両のデザインが決定したものでございます。
車両デザインは、広瀬川の清流・青葉山や田園の緑・にぎわう街が調和する杜の都、そして、歴史への誇りを抱く市民とともに未来に向けて発展する仙台を表現したものとなっております。
車両の前面に、伊達政宗公の兜の「三日月の前立て」をモチーフとしたデザインを施しているのが、大きな特徴でございます。
車両側面の上部には、空と川、海を表す「青」の連続のラインを配して、中央部には、水の「青」、青葉の「緑」、街のにぎわいや人の温かさを表す「黄色」と「オレンジ」のスクエアドットを配置しております。
また、車内につきましては、全体を落ち着いた雰囲気の配色とし、座席シートは伊達の粋を感じさせる「紺系統」としています。乗降口の扉の窓は、南北線と同じ独特の楕円(だえん)形の形状を採用しております。
これらのデザインの検討にあたりましては、市内の高校生の皆さんによるワークショップを開催し、若い方々の新鮮な発想を取り入れたところでございます。
車両は、来年4月頃から製造に着手し、平成26年度には最初の車両を荒井の車庫へ搬入し、試運転を開始していく予定です。
地下鉄東西線は、仙台の復興と将来の発展を牽引する大変重要なインフラでございますので、着実に整備を進めながら、沿線まちづくりの取り組みも加速させてまいりたいと考えております。
仙台市長 奥山 恵美子
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