発表内容以外の質疑応答の概要

（1）全国的に自治体の人員削減が進んでいる中で、3副市長体制としたことと職員採用を増やした理由を伺う

いろいろな行財政のスリム化の中で、例えば副市長や役職者の削減、また職員の定数削減、この2つのことがこの間仙台市はもとより、全国の自治体で取り組まれてきたのはご承知のとおりです。仙台市もかつて3人いた時もありましたが、近年は2人であった経過もあります。

しかしながら、議会にもお話させていただきましたが、昨年震災復興という膨大な業務量がほぼ一時に発生し、それは我々が1年間かけていろいろ復興計画をつくる中で、大変なボリュームであるということが分かってきました。

復興をスピード感をもってやらなければならないことを考えると、ここは1年、2年、単年度における人件費増という課題があっても、それを上回る効果が生まれることで、私として3人目の副市長が必要だと考えて、議会にもお願いし、ご理解をいただいたと思っております。今年入った新規職員の方々も藤本副市長も含め、いただいている給料に見合う、もしくはそれ以上の働きをいかにしていくかということだろうと思います。

仙台市長 奥山 恵美子