ページID:7456
更新日:2016年9月20日
ここから本文です。
この度、NHK仙台放送局から、レコード約2万4千枚を寄贈していただくこととなりましたのでお知らせします。
これらのレコードは、NHK仙台放送局が昭和30年代から昭和50年代にかけて収集したもので、邦楽・洋楽・クラシック・ジャズなど幅広いジャンルに及んでいます。
NHK仙台放送局によると、これまで番組制作などに使用していましたが、近年の音楽媒体のデジタル化などを受けて、その使用の機会はかなり減っていたとお聞きしています。そうした中で、放送受信料の社会還元と仙台市の音楽文化の向上のために活用してほしいとのお申出があり、このたびの寄贈の運びとなったものです。
レコードはCDが普及するまでは大変ポピュラーな音楽媒体でしたが、今となってはとても懐かしいとお感じの方も多いのではないでしょうか。
「CDとは違ったアナログならではの優しい温かみのある音色」という評価もありますし、「その時代を表したデザイン性の高いジャケット」は大変人気があると伺っています。そうした魅力を持つレコードに対して、レコードからCDになった後の若い世代の中にも、新たに愛好家となる方も増えていると聞いております。
仙台市といたしましても、あらゆるジャンルを体系的に網羅するコレクションとして、これらレコードの価値を高く評価しておりますので、寄贈のご意向を受け止め、本市の音楽文化の向上に資するよう、今後、その有効活用に努めてまいりたいと考えております。
なお、明日午後2時よりNHK仙台放送局において寄贈式を行うことになっております。
平成21年10月13日 仙台市長 奥山 恵美子
(資料)
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.