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更新日:2016年9月20日
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住民の皆様からのご要望については、書面でいただいたものを読ませていただきました。住宅という自分たちの足元で起きたということ、しかも地面の中が崩れるという状況での市民の方々の不安感、これからどうなるのかという焦燥感、また今後の見通しを早く明らかにしてほしいという不安がとても強いということを改めて感じた次第です。
住民の皆様には、今後の取り組みのスケジュールが見えにくいというお気持ちが強いのではないかと思います。やはり調査に時間がかかりますので、私からはなぜそんなに時間がかからざるを得ないのかということを、住民の皆様によりきめ細かく段階を踏んで、ご説明をさらに尽くすべきではないかということを担当に指示しています。
例えば皆様もご承知のとおり、陥没した道路の下の深さ15mのところにある桝を掘り起こすことが原因究明の鍵であるということは陥没事故調査委員会でも指摘され、それに向けて準備が進められていますが、皆様方からすると、なぜそれが分かっているのに今日にも、明日にも掘り始めないのかということが率直なお気持ちではないかと思います。
その原因は、概略の図面はありますが、本来ならあるべき竣工図面が発見されていないということが作業を難しくしているということと、もう一点は、道路の中にNTTやガス、水道といった複数の都市インフラの管がありまして、それらを移設する、もしくは工事で損傷しないように確認をしながら掘っていかなければいけませんので、現在、その調整、確認に取り掛かっていると報告を受けています。
真っ直ぐに何もないところに穴を掘っていけばいいという状況ではないということについて、現地の皆様にもご理解をいただくように、きちんと説明を尽くさなければならないと担当には話をしておりますので、住民の皆様にはそのことをご説明申し上げたいと思っています。
今回のようなお話は、何故かという理由について細かくご説明をしていかなければならないということとともに、期限が設けられていないとはいえ、まずは1カ月を目途にご回答できるようにしたいと思います。その期限までに決まらないものがあるにしても、今後このようなことがあるということをお示しできるように関係部局で連絡調整をし、回答するようにという指示をしています。
今回の宮城県知事選挙におかれまして、村井知事は一期目の実績を県民の皆様に高く評価され、さらに県政を発展させてほしいというご負託を得て二期目をスタートさせたということは大変素晴らしいことではないかと思います。
県と市はこれまでもそうでしたが、お互いに協力しながら解決していく課題も多々ありますので、村井知事とさらにお話を重ねながら、市民、県民それぞれの最大の幸福を追求できるよう市政、県政を共に推進していきたいと考えています。
やはり知事の一期目の県政に対して、県民の皆様が高い評価を与えられ、さらにその方向性が継続されることを多くの県民が望まれた結果であろうと思います。
あれだけ混雑していた選挙事務所でしたので、特段のお話という状況にはありませんでしたが、「圧倒的な県民の負託を得られて素晴らしい戦いぶりでしたね」というようなお話を申し上げました。
例えば知事もお話になっている特別支援学校における子供たちの学習の場の確保ですとか、仙台広域圏の中に新しいセントラル自動車関係の方々が関東からいらっしゃるに当たり、住居をはじめとする都市生活の提供の問題などが近々の課題ではないかと思います。
ここのところ寒さもだんだん秋から冬に向けての感じになってきましたし、そういう意味では例年の季節性インフルエンザの流行に入りかける時季ですので、学級閉鎖などが増えているのだと思います。
先々週の会見でもお話しました医療関係者への第一陣のワクチンの接種は、入ってきた数量で、第一線で働く医療従事者へ行われていますので、その部分については順調ですが、ワクチンの希望数が全数入ってきているわけではありませんので、医療関係者といえどもある程度、重点的にポイントを絞っていかなければなりません。その判断を誤らないようにしなければならないと担当部局に話をしていたところです。
富谷町など新しく助成を決められたところもありますが、仙台市としてはこれまでと同様で、現時点では変更は考えておりません。
例えば工場視察に行かれた時の感想など、なるべく具体的な国民の生活に根ざした事例を引かれて所信表明を述べられたということは、今回の一つのカラーなのではないかと思いました。
その分、政策というよりは実感としてというレベルであって、例えば自治体にとっては、どのような政策がどのように展開されるのかということになると、今後の制度設計や予算措置を見ないと分からないという部分がまだ多いという感想を持ちました。
ただ、首相のお気持ちがどの辺にあるのかということは、さまざまな引用された事例やご経験の中で伺うことはできると思いました。
札幌でのクライマックスシリーズ第2ステージは、大変残念な結果に思います。特に初戦を逆転で敗れてしまいましたが、私も8回までは勝っていることを確認して、タクシーで帰宅してテレビを点けたところ負けていたということで、非常にショックでした。そういう気持ちを持たれた市民の方も多いのではないでしょうか。
ただ、そうは言っても球団立ち上げから非常に厳しい環境の中でスタートした楽天という球団が、5年という、これが長いのか短いのか、お考えはあると思いますが、私とすればかなり短い期間の中でよくぞここまで力をつけてクライマックスシリーズに歩みを進めたと思います。私たちは9月以降、本当に手に汗を握る気持ちで楽天の一試合、一試合を注目してきましたので、そのような活躍をしてくれたということについては、選手や監督にも「大変ありがとうございました。頑張っていただいて本当にうれしかった」と感謝の気持ちを伝えたいと思います。
島田オーナーの黄金の右腕に期待することになるかもしれませんが、“東北”楽天ゴールデンイーグルスといっているだけに、東北出身の選手が活躍することは東北全体の夢だと思います。しかしながら、こればかりは願っても首長にできることは限られていますので、ただ念じているだけです。
これもまたJ1から降格して以来、今年こそは今年こそはと思い続けて今日に至っていますので、せっかく楽天もこれだけ頑張ってくださった上に、さらにベガルタもJ1復帰ということになれば仙台にとっては右手も左手もうれしい花が咲くということです。ぜひ最後の最後まで気を緩めずに、できれば1位、2位といういい順位でJ1に復帰してほしいと思います。
先の市議会第3回定例会でもその件に関してのご質問がありましたが、確かにその時点でスタジアムの増設という話はありました。その後、降格ということでその話も消えたわけです。
具体的な検討はしていかなければならないと思います。J1ですから当然観客は増えると思いますが、満席状況がどの程度になるかを見極めなければなりませんので、J1イコール増席と決定するものではありません。
ただ、そのことが改めて課題として浮かび上がってきますので、例えば費用の問題など概略にはなりますが、実務的にも少し検討するようにとの指示をしています。
平成21年10月27日 仙台市長 奥山 恵美子
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