音楽姉妹都市締結50周年「未来に向けた姉妹都市交流の絆」共同宣言を行います（発表内容）

平成29年1月24日

仙台市、大分県竹田市、長野県中野市による音楽姉妹都市締結が50周年を迎えましたので、これを記念し、三市の市長がそろって「未来に向けた姉妹都市交流の絆」共同宣言を行うこととなりましたので、お知らせします。

音楽姉妹都市は、仙台市出身の詩人土井晩翠先生、竹田市で育った作曲家瀧廉太郎先生、中野市出身の作曲家中山晋平先生の三人の方をゆかりとして交流が始まり、音楽イベントへの相互派遣など通して関係を深めてまいりました。東日本大震災の際には、両市から義援金や物資、励ましのメッセージなど、多くのご支援をいただき、三市が強く結ばれていることを実感したところです。

今回の共同宣言は、半世紀にわたる三市の友好の絆を、未来に向けてさらに発展・継承させていくことを確認するものです。1月28日に中野市で行われる共同宣言式に、竹田市の首藤市長さん、中野市の池田市長さんとともに私も出席し、共同宣言を発表します。

共同宣言式後に行われる「中山晋平記念音楽賞優秀賞入選曲発表会」では、50周年の節目に花を添えるため、仙台市と竹田市からそれぞれ記念演奏の出演者を派遣します。仙台市からは仙台フィルハーモニー管弦楽団の木管五重奏が出演し、お祝いの演奏を届けることとしています。

共同宣言を契機に三市がともに思いを共有し、全国的にも珍しい音楽を縁とした姉妹都市交流の歩みが将来にわたって続くよう、私も力を尽くしてまいりたいと考えています。

仙台市長　奥山恵美子