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更新日:2017年1月17日

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第17回世界地震工学会議の開催地として仙台市が選定されました(発表内容)

平成29年1月17日

 

2020年に開催される「第17回世界地震工学会議」の開催地として仙台市が選定されましたので、ご報告します。

世界地震工学会議は、地震工学の分野における唯一の国際会議で、世界約80の国と地域から3千名の研究者の皆さまなどが参加されるものです。会議は4年に1度開かれ、国内での開催は32年ぶり3回目となります。

本市では、3年前から誘致活動を展開し、昨年4月に仙台市が国内候補地に選定されたあとは、日本地震工学会や日本政府観光局の皆さまと日本での開催の実現に向けて取り組んでまいりました。

12日に、第16回会議が開かれた南米チリにおいて選挙が行われ、立候補した4カ国から日本・仙台が次回開催地に選ばれました。選定にあたっては、東日本大震災から得られた知見、復興や防災に向けた日本の技術力、市民・地域の力を生かした仙台市の防災・減災の取り組みや、国連防災世界会議の開催の実績などが総合的に評価されたと伺っています。

東日本大震災の被災地に、国内外から多くの専門家の皆さまが集い、地震に関する最先端の知見や技術が共有されることを、私としても大変意義深く受け止めているところです。ご参加の皆さまに、仙台・東北の復興の様子を直接ご覧いただくとともに、防災環境都市を目指す本市の取り組みを世界に向けて発信する機会となるよう、関係機関と連携して取り組んでまいりたいと考えています。

また、今後も本市の強みを生かして防災分野の国際会議の誘致を進めるなど、国際コンベンション都市としての知名度をさらに高め、仙台・東北の交流人口の拡大や地域経済の活性化を目指していく考えです。


仙台市長 奥山恵美子