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更新日:2023年5月16日

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令和5年第2回定例会に提出する議案について(発表内容)

令和5年5月15日

 

令和5年第2回定例会に提出をいたします議案についてお知らせいたします。招集日は5月25日(木曜日)の予定でございます。議案の件数は現時点では、条例案件が10件、その他案件が9件、人事案件が2件、補正予算案が5件の合計26件でございます。

はじめに主な条例案件についてご説明申し上げます。資料1(PDF:208KB)をご覧ください。「1 仙台市障害を理由とする差別をなくし障害のある人もない人も共に暮らしやすいまちをつくる条例の一部を改正する条例」でございます。この条例は平成28年4月から施行しておりますが、いわゆる「障害者差別解消法」の改正等を踏まえまして、これまでの運用状況等も検証した上で、条例の必要な見直しを行うために障害者施策推進協議会への諮問を行っていたものでございます。今般、協議会から答申が示されましたので、その内容を踏まえまして所要の改正を行うものでございます。

続きまして補正予算案についてでございます。概要をまとめました資料2-1(PDF:186KB)に基づいてご説明申し上げます。今回の補正予算では、市民の生活や事業活動に影響を及ぼしている物価高騰に対応するために、国の交付金も活用しながら各種支援に係る費用を中心に計上いたしております。具体的には、福祉施設や学校、子ども食堂などにおける食材料費高騰支援に係る予算に加えまして、医療機関や公共交通事業者等への物価高騰下における経営支援に係る予算を計上しております。その他、次世代放射光施設整備費補助金などを計上するほか、バスを利用する学生向けの新たなフリーパス導入に向けたシステム改修に係る債務負担行為を設定しております。補正額といたしましては、一般会計において23億7,100万円、特別会計において5,400万円、合計で24億2,500万円の増額を行うこととしております。

一般会計の主な補正項目の説明をさせていただきます。

(1)物価高騰対応です。食材料費が高騰する中で、福祉施設や学校などにおいて、利用者や保護者の負担を増やすことなく栄養バランスや量を保った食事や給食を提供するために、福祉施設等に対する食材料費助成や給食センター賄(まかない)材料費などの予算を計上しております。また医療機関物価高騰対策支援事業費として、市内の医療機関に対する安定的な医療の提供支援に向けた助成金や、公共交通事業者への運行継続奨励金、農業経営緊急支援事業費として市内の畜産農家への経営継続に向けた支援金などの予算を計上しております。

(2)その他の補正項目でございます。企業版ふるさと納税による寄附金の受け入れに伴う次世代放射光施設への施設整備費補助金などの計上を行うほか、新たな学生フリーパス導入に向け交通事業者が行うIC乗車券のシステム改修費用に対する債務負担行為も設定しております。

特別会計では、中央卸売市場事業特別会計において本場(ほんじょう)内の事業者への電気料金支援に向けた補助金や、介護保険事業特別会計において配食サービス事業者への食材料費高騰支援の助成金を計上しております。

最後に企業会計でございますが、自動車運送事業会計と高速鉄道事業会計において、新たな学生フリーパス導入に向けたシステム改修に係る債務負担行為を設定しております。

 

仙台市長 郡 和子

 

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