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更新日:2023年5月10日

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その他質疑応答(令和5年5月9日)

令和5年5月9日

 

新型コロナウイルス感染症関連

Q1

(新型)コロナ(ウイルス感染症)の5類移行が昨日から始まったと思うのですけれども、(新規感染者数が)昨日の時点で宮城県で208人、先週97人、先々週110人と人数がなっていて増えたのですけれども、5類移行に変わってもし感染が第8波みたいに拡大した場合は、仙台市で独自の何か対応を取ることとかというのは考えているのかなということをお聞きしたかったです。

A1

昨日(の新規感染者数)、仙台市だけでは126人でありました。でもおっしゃられるように、減ったり増えたりしているということです。(新型)コロナウイルスそのものがもうなくなったということではありませんので、基本的な感染症対策というのはやはり引き続きしていただくことがいいのだろうとも思っておりますし、また大きな流行ということになるとすれば、それはある意味で何らか、例えばインフルエンザのような形で注意報なり警報なり出すということはあり得るのでしょうけれども、その指標というのがはっきりしていないところもあります。なかなか難しいなと思っているところです。そういう意味では、これから全数把握はできなくなってしまっているわけですけれども、例えば学校で感染が増えて、そして学級閉鎖というようなことがあちこちで出てくるというようなことがあれば、その時は考えていかなくてはいけないのだろうなとは思っています。

 

Q2

昨日から5類に移行して、本庁舎とか市役所、区役所、窓口業務なのですけれども、マスクの着用とかというのはどういう指針ですか。

A2

今日も私はマスクを外して会見に臨ませていただきました。ですけれども窓口業務で、それこそリスクをお持ちの方々が来訪されるかもしれません。そういったようなケースではやはりマスクを着用するということをそのまま継続していると思いますし、また訪問していろんな活動をしなくてはいけない場合も多分マスクを着用して行っているのだろうと思います。ケース・バイ・ケースで判断をしていくのだと思います。

 

Q3

今の話だと個人の判断ということ(ですか)。

A3

いえ、感染対策で一律にマスクだとかパーテーションだとか廃止をするということではなくて、今申し上げましたように感染リスクのあるであろう窓口ですとか、それぞれの施設の状況に応じて、その必要性を判断して対策を実施するという形で全庁に通知をもう既に発出しているところでして、それにのっとって各部署で対応していることと思います。

 

Q4

ということは現段階では基本的には引き続き着用というのが基本的な考え方ということ(ですか)。

A4

いえ、そうではなくて必要に応じてということです。例えば窓口の業務のところではお客さまがいらっしゃるので、もしかするとリスクの高い方もいらっしゃるかもしれないということを想定した上でマスクを着用するということを引き続きするということにもなっているのだろうと思います。ただ全てがそのようにということではなくて、それぞれの判断で(マスクを)取っているところもあればパーテーションを外しているところもあれば、いろいろだというふうに認識をしております。

 

Q5

先ほど感染者が増えた場合の指標がないので判断が難しいというお話がありました。市として例えば指標を作る考えが現時点であるのでしょうか。例えば宮城県知事は国の方で一定の方針を示した方がいいのではないかというようなことを昨日の会見で言っておりました。郡市長はどういう考えを今のところお持ちでしょうか。

A5

やはり全国同じような状況だと思います。本市が独自にそういう指標を作って対応するということでいいのかどうか、これもまたちょっといろんな情報収集をしてみないと分からないなと思っています。できれば、5類に移行してこれこれ定点観測でこのぐらいの人数が出たらばインフルエンザと同じように注意報あるいは警報というふうに発表して注意を呼びかけるということができればその方がいいのだろうと思います。そういう意味では、全国一律であった方がいいだろうなというふうにも考えるところです。

 

Q6

時期的には(感染者数が)増えている傾向の中で早期にやっていただきたいと思いますが、それとも感染状況が今のままであればそんなに速やかでなくてもいいと考えますか。

A6

そうですね、もうしばらく、5類に移行した2日目であります。何千人という感染者が出ている状況ではないでしょうし、マスクを外しても基本的にはいいのだろうと思っていますので、そういう意味では今すぐ何らかの対応が必要だとは私は思っておりません。

 

 

第40回全国都市緑化仙台フェア「未来の杜せんだい2023」について

Q7

前回の会見の次の日(4月26日)に始まりました緑化フェアの関係だったのですけれども、公務でお忙しいとは思いますが、前回の市長会見の時に公共交通機関でぜひ行きたいというお話をされておりました。行かれましたでしょうか。

A7

まだ公共交通機関では行っておらないところでして、行けるタイミングをどこがあるかなと思って頭の中でいろいろ考えているところです。でも皆さんに、渋滞もなくこのゴールデンウイーク楽しんでいただいたと報告を受けましたので、きっと公共交通機関をご利用いただけているのだろうなと思っています。ありがたいなと思っています。

 

Q8

開幕の時以外に行かれた機会はあったのでしょうか。

A8

まだ開幕の時と事前に行ったということで、実際多くの方々がこのゴールデンウイークにもおいでいただいたわけです。速報値で5月7日までで15万人というふうに報告を受けましたけれども、そういう多くの皆さんの間に入って一緒に楽しむことができればよかったのでしょうけれども、なかなかそういう時間が取れませんでした。

 

 

ゴールデンウイークの過ごし方について

Q9

ゴールデンウイークはタイに行かれたりお忙しく疲れていたと思うのですけれども、どういうふうに過ごされたのでしょうか。

A9

タイに行かせていただきまして、その後は家族と久しぶりの時間をゆっくり過ごさせていただきました。

 

 

平成30年市立小学校いじめ事案について

Q10

平成30年11月にいじめを受けていた泉区の小学校2年生の女の子が亡くなった件です。第三者機関から答申を受けた市教育委員会からの報告が4月に市長にあったと伺っています。市教育委員会からの再発防止のお話もあったと思うのですけれども、答申の内容、再発防止の報告についてどういうふうに受け止めたのでしょうか。

A10

(いじめ問題)専門委員会の皆さま方には、本当に真摯(しんし)に、そしてまた慎重に、そして丁寧に、調査、審議いただいたというふうに認識をしております。一方で当該児童の保護者から再調査の要望が出ていることも承知をしております。法令等に照らして本市としてどのように対応すべきか、内容を精査しているところです。

 

Q11

市教育委員会からの報告についてどういうふうに受け止めていらっしゃるのでしょうか。もう既に説明は受けられたのでしょうか。

A11

はい。受けておりますし、今回の皆さま方の調査というのはずいぶんと長い時間かかりましたけれども、本当に、それぞれの方々の専門性を生かして丁寧に慎重に、そして闊達(かったつ)に調査、審議されたものと、そのように認識をしております。

 

Q12

市教育委員会が報告した再発防止策についてはどの程度の評価なのでしょうか。

A12

それもこれまでも取り組みを進めてきたところですけれども、なお必要なところについてきちんとやっていくということです。これもまたしっかりと、その委員会の答申を受けての取り組みをまとめられたというふうに認識をいたします。

 

Q13

十分である、十分でないところがある、そういったところの評価についてはどういうふうに今のところ考えていらっしゃいますか。

A13

現場の先生方は非常に対応を一生懸命にやっておられると思っております。そういう意味では、たゆまぬ努力を続けていくというその姿勢を表されたのだと認識をしておりますし、教育委員会のみならず、全市で、地域も、本庁もそうですし区役所もそうですし、市役所も、全ての皆さんと一緒にいじめを見つけ、いじめのない社会をつくっていくという取り組み、こういうたゆまぬ努力を続けていくという思いは変わらないところです。

 

Q14

その思いが条例になっていると承知はしているのですけれども、ご遺族から再調査の要望が出されたことも言及されました。市立中学校でいじめの事案があって亡くなったことがあった時は決断までに2カ月ほど要しました。今回いつ頃までに判断したいと考えていらっしゃいますか。

A14

今のこの再調査の要望に対してどう応えるのかということですね。今精査をさせていただいています。法令や国の指針にも基づいて判断をしたいと思います。

 

Q15

時期的にはいつ頃を考えていらっしゃるのでしょうか。

A15

そうですね、あまりお待たせすることなくどのようにすべきなのかを判断していかなくてはいけないなとは思っているところです。

 

 

発達相談支援センターについて

Q16

市の発達相談支援センター、いわゆるアーチルですけれども、相談件数に対してマンパワーが足りていないのではないかというようなお話がありましたけれども、市長としてはどのようなご認識でしょうか。

A16

相談をされたいという方が長い時間お待ちになっているという現状も承知をしているところです。いろいろと細かいご相談もおありの皆さま方も多くいらっしゃるわけですけれども、その前段階でアーチルに必ずしも行かなくてもいい方々も含めてご相談が増えているというふうにもお聞きするところでもあります。なるべくお待たせしないように対応できるようにしてまいらなくてはいけないとは思っておりますけれども、今のこの間も、たしか相談にもう少し迅速に対応できるようにということで増員を図ったと記憶をしております。なお、いろいろな意味でご相談が増えているのもまた事実なのでしょう。それまでのアーチルに行くまでの道のりの中でどういうふうにできるのかということも課題なのだろうというふうに認識をしているところです。

 

Q17

対応方針としては増員というのは今後また考えていかれるのでしょうか。

A17

現実どういうような状況になっているのか、先ほども申し上げましたけれども、やはり親御さんたち、いろいろ心配で相談に応じてもらえる時間を心待ちにしておられる方々が多いのだというふうにはよく分かるのですけれども、そこに行き着くまででない皆さんたちの心配を和らげる、そういう方々もおいでになっていらっしゃると思います。そこのところで少し安心できるような、そんな形になるともっといいのだろうなと私自身思っているところです。

 

Q18

多少交通整理できる部分があるというような考え(ですか)。

A18

まだあるのではないかと思っているのです。

 

仙台市長 郡 和子