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更新日:2023年1月11日

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発表項目以外の質疑応答(令和5年1月10日)

令和5年1月10日

令和5年仙台市はたちの集いについて

Q1

(1月)8日に、はたちの集いが行われましたが、市長、出席してじかに二十歳を迎えた若い方々を見て感じたことなど、もしございましたら教えていただきたいです。

A1

今年は民法改正以降初めての式典になりましたけれども、成人式ではなくてはたちの集いということで開催をさせていただきました。大人になった自覚というのを再確認をしていただいて、さまざま社会参画を促す機会にしてほしいという思いではたちの集いということになったわけですけれども、多くの皆さんたちが本当に一生懸命に、企画をするスタッフも二十歳の皆さんでしたけれども、本当に頑張ってくださったと思いますし、そして参加された皆さま方も本当に礼儀正しくさまざまな対応をしていただいたというふうに思いますし、それからまた多くの皆さま方からのお祝いの言葉、メッセージが寄せられていたのですけれども、それにもいろいろな思いを持ってご覧になってくださった、まさに二十歳という節目をみんなで祝う会で、二十歳の方々もそれを受け止めていただいたというふうに認識をいたしました。

 

Q2

今、礼儀正しくとおっしゃっていましたけれども、昨年は成人式の際、ちょっと周辺混雑してしまったというようなことがありましたが、今年はそのような群衆対策というか、そのあたりはどのように評価していますか。

A2

昨年の反省も踏まえまして、今回は公園の中を通行できるようにしたり、それからまた滞留といいましょうか滞在できる箇所、お友達と少しお会いできる場所を設けさせていただいたりしたということもあって、非常に良かったのだろうと思います。動線上の混乱もなかったというふうに報告を受けております。また、周辺に対しての迷惑な行為というのもなかったし、そしてまたご迷惑をおかけするような大変な人数になってというふうなこともなかったと聞いています。

 

Q3

特に警察に連絡が来たりというようなトラブルは何もなかったということで(すか)。

A3

私はそのように報告を受けておりました。

(生涯学習課長)

特に警察が関わるような大きなトラブルはなかったということでございます。

 

Q4

民法改正以降初のはたちの集いということで、ちょっと気が早いですけど来年以降も20歳を対象にということでよろしいのでしょうか。

A4

18歳成人年齢になった時に、お祝いの会はどういうふうにしましょうかということでいろいろ議論をさせていただき、さまざまなお声も聞かせていただきましたけれども、やはり18歳という年齢ですと、受験を控えていたり、就職を控えていたり、非常に忙しい時でもあるということで、やはり二十歳ということを基本にはたちの集いということでお祝いをしましょうというふうに整理をさせていただきました。ですから来年においてもそのようにしたいというふうに思います。全国各地でもやはり同じような二十歳を祝う会、二十歳の集いというようなことだったと思いますし、そのように来年もなると思います。

 

認可外保育施設における不適切な保育について

Q5

先週、仙台市太白区の企業主導型の認可外保育所の方で不適切保育があったということが映像で改めて確認されました。こちらが企業主導型保育所を管轄する児童育成協会という東京の協会の方でそういった行為が確認されたということでしたけれども、仙台市の今現在確認されていること、またその対応と進ちょく状況についてお伺いしたいと思います。

A5

保育園から提供を受けた防犯カメラの映像の確認を終了したということです。園に対して改めて確認を求めたと担当局から報告を受けております。児童育成協会とも意見交換しながらですけれども、本市として対応していかなければいけないと思って、詰めの作業をしているところです。

 

Q6

その保育所が、管轄は企業主導型ということでそちらの(児童育成)協会になりますけれども、仙台市内の保育所ですので、仙台市としても積極的にそういった保育の現場の不適切な指導については介入していかれた方がよろしいのかなと思うのですけれども、11月2日に立ち入り調査があってからちょっと時間がかかっているかなという印象もありまして、その間、仙台市としてどのようなスピード感を持って取り組まれてきたのかというところをお伺いしたいのですが。

A6

先ほども申し上げましたけれども、防犯カメラの映像ですとか、それからまた園に対してのいろいろな聞き取りもさせていただいたところでございます。協会と共に、協会は協会で補助金の問題等もありますので今いろいろと検討されているのだろうと思いますが、おっしゃられたように本市にある保育園です。本市のお子さんたちが通っておられるということですので、やはり対応していかなければいけません。行政指導する方向というふうに考えているところですけれども、正式に決まりましたらばお知らせをさせていただきたいと思います。まだ検討中ということです。近日中にはお知らせできると思います。

 

Q7

今現在で、認可、認可外合わせまして、仙台市内の保育施設で、例えば同様にそういった不適切保育とかそういった件が疑われるようなもの、ご認識されているものがあれば。

A7

(運営支援課長)

不適切な保育といいますと、範囲といいますか、いろいろといわゆる身体的接触を伴うもの以外も含めまして、本市においてはさまざま市民の方や保護者の方からお話というのはいただいてございます。いわゆる不適切保育だけで集計などを取っているというものはございませんけれども、全体でそういったいろいろ相談とかというのは年間、昨年でいいますと200件程度ございます。今現在もさまざまそういう問い合わせとかお話とかというのはいただいているところでございまして、それについて適宜対応を進めているという状況でございます。

 

仙台空港国際線の再開について

Q8

来週から仙台空港で国際定期便が再開すると思うのですけれども、改めまして、それを受けて市長のお気持ち、所感などをお願いします。

A8

台湾からの定期便が再開をするということです。そういう意味では、この間止まっていたインバウンドが再開を本格的にしてくるということになりますので、期待を寄せております。本市といたしましても、エバー航空の日本支社にも訪問をさせていただいて早期の再開についてお願いをさせていただいたりもしてまいりました。そういう意味では、本市の多くのお客さまがおいでになられる台湾、タイというところは重点地域ですから、なおお客さまがたくさん来ていただけるように取り組みを進めてまいりたいと思います。

 

Q9

台湾便以外に関しましても、今現時点で誘致などを進めていらっしゃるというようなところなのでしょうか。

A9

タイに対しては、早期に再開のお願いをさせていただいているところです。

 

定禅寺通エリアのまちづくりについて

Q10

県民会館の隣接地について、1月4日の(宮城県)知事の会見で、場所についてはにぎわいの場として最適だと、一方で、仙台市には(仙台)中央(警察)署の新たな場所について仙台市に提示してほしいという話をしていると。その話を読むとおそらく、仙台市として中央署の代替地を提示してくれれば県民会館跡地についての交換みたいなニュアンスの話をされていたと思うのですが、何か市長とも話したような話を知事がおっしゃっていましたが、こちらについての市長の受け止めをお伺いしたかったのですが。

A10

知事もお正月だったからずいぶんといろいろなお話をされたのだろうなというふうに思っています。知事と私ともいろいろ話す機会がある中で、県民会館、移転したその跡地はどういうふうにしていくのかいろいろ話をする中で、そのようなお話も出てきたと記憶しております。それで仙台市として何か土地を出せばというようなことについても、そういったようなお話も内々、内々なのでしょうか、本当の話ともどうなのかということもちょっとはかりかねる、ずいぶん先の話ですから、中央署の移転ということになりますと。ですからどうかなというふうな気持ちを持って私自身も聞いたことは聞いたのですけれど、本格的にそのような話が進んでいるということではございません。ただ県民会館の跡地については、本市としても大変重要な地域であるということを何度も知事に申し上げておりましたので、その中で、それではというようなニュアンスのお話もあったかというふうにも思うところですけど、でもあまり表にするお話というふうには、その時には私自身は思わないでおりました。

 

Q11

市としては、あり得る話という認識なのでしょうか、全くないという話なのでしょうか。

A11

具体的に進める段階にはないというふうに思って、今のところですけれども。ただ先ほども申し上げましたけれども、県民会館の(移転後の)跡地というのでしょうか、あのエリアというのは、本市のまちづくりにとっても大変重要な地域であるというこの認識は変わりません。そういう意味では知事とも、いろいろなお話をこれから先も率直なところ、話を進めていかなければいけないのだろうなという認識です。

 

Q12

先週の年頭の知事の会見以降、何か知事とやり取りはされたのでしょうか。

A12

しゃべっちゃったというようなお話はないわけではありませんでしたけれども、でもあれはいつだったろうかというようなことも含めて、具体的に知事も定かではなかったようですし、私としても確たるこの日にこんな話になったというようなそういうことは記憶にとどめておらないところでした。

 

Q13

先ほども市長、ずいぶん先の話ということもありましたけれども、確かに中央署、まだ持つよなと思いながら、逆にいえば知事はもう10年先、その先見据えてどうしていくかというスパンで考えていらっしゃるのかなと思ったのですけれども、そうしますと市長も先日の年頭の会見で、文化芸術の活動の場とか若い世代が集う創造の場という発言もありました。やはりそういった意味で、市としても、先の話ではあるけれども少しずつ、頭の体操ではないですけど、考えていかなければいけないのかなと。

A13

もちろんです。何度も繰り返しになりますけれども、定禅寺通のあの県民会館の立地場所というのは、とても重要な地域でありますし、若い人たちの文化やさまざまな創造を育むようなそういうような拠点になる施設があればいいだろうなというふうにも感じているところでもありますし、そういう意味で、将来を見据えていろいろな思いは、県は県としても、仙台市は仙台市としてもいろいろなことを考えてはいるところですけれども、全く私と知事の二人だけの話でそのようなことでしたので、表に出てしまった以上、知事はそういうお考えでいらっしゃるのかという県庁の中でもいろいろ意識が出てくるのかもしれませんし、本市といたしましても、私のところだけでなくてそういうようなことというのは出てくることになるのだろうと思います。いずれにいたしましても、現段階でこの土地ありますよというようなところには至っていないところですが、いろいろとこれからも意見交換していかなければいけないということだと思います。

 

新型コロナウイルス感染症関連

Q14

新型コロナウイルスの今日の感染者数が分かっていれば、まずお伺いさせていただきたいです。

A14

400人を超えるのではないかということのようです。三連休でしたから感染者の数は少ないわけですけれども、しかし引き続き今後の感染状況というのは見ていかなければいけないというふうに思います。病床の使用率というのは依然として高い数字ですから、休み明け、医療機関も本格的に稼働してどうなってくるかということだろうと思います。

 

Q15

連休明けということで低い数字だとは思うのですけれども、そろそろ年末年始、行動制限ない中で、大きな数がこれから出てくる可能性もあるということで、現状の受け止めをお伺いしたいのですが。

A15

これまでもお話をしておりましたけれども、市民の皆さま方には、手洗いや小まめな換気ですとか、引き続きの基本的な感染予防対策を徹底していただきたいということと、併せて、医療機関が受診しにくくなってくる状況も想定した上で、検査キットあるいは解熱剤などのお薬、それから療養期間分の食料の備蓄を進めていただければと思います。またワクチンの接種についてもぜひご検討いただきたいと思います。

 

Q16

大規模接種会場なども枠がかなり大きく空いているということで、ワクチンに対する意識が県民も低くなっている可能性があると思うのですけれども、そのあたりは何か対策であったり今後考えていることはありますか。

A16

でも(本市分で)昨年末では33万人の方々が接種を終えたというふうに聞いております。特に65歳以上のご高齢の皆さま方については6割の方々が接種を既に終えております。若い皆さま方がこれからどうかということになろうかと思いますけれども、接種会場の中でも空いているところもあるようですので、感染状況は決して予断を許さないというふうに認識をしていただいた上で、ぜひ早期の接種、ご検討いただければと思います。

 

全国旅行支援について

Q17

今日から全国旅行支援が再開となりますけれども、市長として期待されることがありましたらお伺いしたいです。

A17

今年は年頭の(訓示等の)ところでもお話をしたかと思いますけれども、感染症対策と地域経済活動、これを両立させること、これを確たるものとしていかなければいけないというふうに思っております。行動制限のない久しぶりの年末年始ということで、観光地はにぎわいを取り戻しつつあるというふうに伺っておりますけれども、今回の国の支援策を使って、また多くの方々が東北・宮城・仙台においでいただければありがたいなというふうに思います。それも感染対策はしっかりしていただいた上でということになりますけれどもね。

 

CDO補佐官について

Q18

CDO補佐官の藤原さんの年末にお伺いした件で、その後たしか鳥取県を調査されていたと思うのですが、その結果と、あと今後の対応について、まとまっていらっしゃったならお伺いしたかったのですが。

A18

CDO補佐官の藤原氏についてですけれども、鳥取県や米子市などに直接訪問をして話を担当部署が聞いてまいりました。担当部署の話を聞いてまいりました。その報告を私も受けたわけですけれども、改めて解職事由には当たらないというふうに考えているところです。これで何か変わることがあるかというと、何も変わらず、補佐官としてお務めいただくことになります。

 

Q19

そうしますと、今月末の首都圏プロモーションですとかそういったもののイベントにも予定どおりご出席という理解でよろしいでしょうか。

A19

ただ首都圏プロモーションのこのイベントについては、先日、藤原氏から都合で出席できなくなったというふうな連絡がありまして、内容を変更することにいたしました。イベントは、東北大学の大野総長からお話しいただく時間をぎゅうぎゅうと短くしていたのですけれども、少し存分に話していただけるように時間を長くさせていただこうと今お話をしているところです。

 

Q20

改めて、今回具体的に鳥取県、あと米子市にお話を聞いて、その解職事由に当たらないというご判断された調査内容、またその判断の背景、理由について、改めて教えてもらえるとありがたいです。

A20

(デジタル戦略推進部長)

鳥取県、米子市に出向いてまいりましたけれども、話を伺ったところについては、補助金の返還であったり税の滞納などに対して、まず法人の責任というのは当然あるわけですけれども、取締役個人が責任を負うかというところについては、鳥取県も米子市も取締役個人が責任を負うものではないということを確認しているということがございました。それから、当初の事業は立ち行かなくなって、実際にそうした返済も滞っている状況なのですけれども、会社側が事業を閉じずに工場とか敷地の有効活用について検討を続けておりまして、鳥取県としても事務的にはそうした方向で会社側と話を続けているという状況があるということでございました。そのほか細かい点、さまざま事務的には確認してまいったところですけれども、改めてその解職事由には当たらないものだということで、私、市長の方に報告したところでございます。

 

Q20

たしか藤原さんの方からも、近々その補助金だとかそういった滞納している税についての精算の在り方についての話し合いをするような話を私聞いていたのですけれど、そういった話は具体的にあったのでしょうか。

A21

(デジタル戦略推進部長)

先ほど触れましたけれども、会社側が事業を閉じずに工場と敷地の有効活用について検討を続けておりまして、それは鳥取県としても事務的にそうした方向で会社側と話を続けているということでございましたので、個別の内容をどうこうという話ではなく、そうした方向で話は続いていくのだろうということで認識しております。

 

新復興大臣について

Q22

先週、新しい復興大臣の渡辺復興大臣が県庁の方を訪問しました。市長としてお会いしたりですとか要望するような機会とかというのはあったのでしょうか。

A22

再任されて以降はまだお会いをしておりません。

 

Q23

今後、東京なり被災地なりでお会いして、何か仙台市としての要望、今年のG7の科学技術大臣会合にも復興という形では連携されていく方だと思うので、打ち合わせですとか要望とかのご予定とか、そういったお考えはありますでしょうか。

A23

今のところまだ具体的なところはございません。

 

羽生結弦さんのアイスショーについて

Q24

3月11日に羽生結弦さんがアイスショーを行うということを発表しましたが、先月お会いした時にそういう話というのは何か聞いていらっしゃったのですか。

A24

マスコミの報道で初めて知りましたけれども、3月11日、特別な思いでいらっしゃる羽生さんが宮城県民の皆さま方にすばらしいショーを披露くださって、いろいろな思いが詰まっているのだろうなというふうに記事を見て思ったところです。

 

4病院再編について

Q25

4病院についてなのですけれども、知事が先日の会見の中で、進ちょく状況というか進み具合どうですかという質問に対して、今五合目か六合目かを行ったり来たりという認識を示されました。市長としては、その知事の受け止め、どのようにお考えになるかお聞きします。

A25

本市といたしましても、これまで県に対して課題と考えることについてお示しをした上で、説明ですとか情報開示、繰り返し求めてまいりました。まだ十分にそれにお答えいただけていないところです。五合目、六合目というふうなお話、行ったり来たりしているというような趣旨でお話をされたと承知をしております。まだこの先、安全なルートを選んで登ることもできる段階かとも思われますので、まずは市民の皆さん、それから県民の皆さん、医療関係者の方々に対する丁寧なご説明を行っていただきたい。理解を得るよう努めた上で、結論を急がずに慎重に対応されることを求めてまいりたいと思います。

 

Q26

先ほど知事ともいろいろと意見交換されているというふうにおっしゃっていましたけれども、これまでも市として診療科目ですとか、どのようなビジョンというかどのような病院を造っていくのかということで再三ボールは投げているかと思うのですけれども、その点に関しての知事とのやり取りというのはされてはいるのでしょうか。

A26

なかなかこの4病院に関しては難しいところだというふうに思っています。何度か私の方からもお話をさせていただいておりますけれども、そういうご対応でいらっしゃいます。やはり目的地までのルートというのをしっかりと安全を確認しながら登っていくのが通常の登山だというふうに思いますので、五合目、六合目、行ったり来たりということは、まだそこに至るところでいろいろな課題というのでしょうか、こういうものがあるということなのだろうと思います。であるならば、その点についてしっかりとまた再考するということもあろうかと思いますし、丁寧にとにかく説明をしていただきたいというふうに思います。

 

仙台市長 郡 和子