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更新日:2023年1月5日

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年頭所感(発表内容)

令和5年1月4日

 

皆さま、明けましておめでとうございます。市民の皆さま、そして報道機関の皆さま方も、よい年をお迎えのことと思います。

今年は日本各地ににぎわいが戻ってきておりまして、感染症対策と経済活動の両立の中で新年を迎えております。しかし、コロナの感染者数は依然として高い水準で推移しておりまして、医療提供体制は大変厳しい状況が続いております。また、季節性インフルエンザも流行している地域もありまして、その動向にも注意を払っていく必要があります。今年も危機感を持ちながら、市民の皆さま方の安全・安心が確保されるよう、全庁一丸となって、新型コロナウイルス感染症の対応を行ってまいります。

さて新年を迎えまして、令和5年、この一年の抱負を1文字で表すとすれば、「発」(はつ)の字を当てたいと思いました。これまで取り組んでまいりましたまちづくりの成果を基礎として、仙台を次のステージに進めるための新たな一歩を踏み出す「出発」の年にしたいと考えています。

4月からは全国都市緑化仙台フェアが開催されます。本市が守り育ててきた緑豊かな環境の魅力を「発信」をして、これを生かしたまちづくりに取り組んでまいります。そして5月にはG7科学技術大臣会合が開催されます。本市の科学技術を活用したまちづくりを世界に向けて「発信」をして、イノベーションを生み出す好循環が仙台に根付くように、取り組みを進めてまいりたいと考えております。

国内外から多くの方が仙台を訪れるこの機会を最大限に生かして、交流人口の拡大、また地域経済の回復に向けて注力してまいります。市民の皆さまをはじめ、多様な主体の方々と力を合わせまして、未来に向け、果敢にチャレンジを続けてまいります。皆さまのご理解とご協力、本年も賜りますようによろしくお願いを申し上げます。

以上、私からの「発表」でございました。

 

仙台市長 郡 和子