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更新日:2022年4月20日
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令和4年4月19日
先日発表されましたCDO(補佐官)の藤原さんなのですけれども、この方は人民日報の日本版の理事長を務められているということは市長は把握されていますでしょうか。
(CDO)補佐官をお願いした藤原さんについては、国の、政府の専門家会議の委員ですとか、最近はデジタル田園都市国家構想応援団などの代表理事を務めておられます。その他にも海外でもご活躍をいただいているというふうに聞いておりますけれども、今ご指摘の件については聞き及んではおりました。
聞き及んでいたということですか。
はい、聞き及んでおります。しかし問題ないというふうに認識をしております。
その問題ないという認識なのですけれども、人民日報はご承知のとおり我々のような独立系のメディアではなくて中国共産党の傘下の組織であります。そこは市長もご承知のことと思いますけれども、改めて市政に与える影響がないという(ことは)どのように担保されていくのか。
先ほども申し上げましたけれども、日本国内の政府の重要機関の委員も数多くお務めになっておられます。また岸田総理が打ち上げておられるデジタル田園都市国家構想、これの応援団の代表理事もお務めになっていらっしゃる。問題はないと考えております。
政府の要職といいますか、そういう応援団を務められているというのは、それはあくまでもそれはそれ、これはこれだと思うのです。デジタル分野に関してはわざわざ特別職の(CDO)補佐官に任命されたというところもあって、かなり専門的な知識、見解なども持たれているかなと思うので、そういったなかなかその背景にあるような難しさというところを判読するというのは難しいのかなと思うのですけれどもどういうふうに担保されるのかなと。
私自身、藤原さんとはこの間も本市のスーパーシティ構想を進める上でもアーキテクトとしてこの間お付き合いをさせていただいております。大変素晴らしい方だと認識をして、今回お願いをさせていただきました。
素晴らしいというのはそれは何が素晴らしいのか。人格とか専門知識が素晴らしいという、その素晴らしいという意味をちょっと教えてください。
この分野にたけて大変造詣が深くていらっしゃる。またIT関連、通信関連企業にお勤めの後、ご自身で起業されてさまざまなお取り組みをいただいている。国内においても政府の中でも重要な役割を担っていただいている。また本市にとってもさまざまな中で、このIT分野というのは日進月歩ですから、そういう意味でもとても力強く思っているところでございます。
例えば、私は産経新聞なのですけれども、産経新聞の理事長とかを務めているような人が市の特別職とかに就任すること自体、報道機関の関係者が特別職に就任すること自体、妥当性があるのかどうかどういうふうにお考えでしょうか。
申し訳ないですけれども、私が聞き及んでいるのは、海外でどのような役職等々も含めてご活躍になっていらっしゃるかという中で、今ご指摘のものだけではなくてさまざまなところに名前を連ねておられたと記憶をしております。
※藤原CDO補佐官が就いているのは、正しくは「人民日報海外版日本月刊」という月刊誌(株式会社日本新華僑通信社発行)の理事長です。
先日3月16日の地震で西仙台ハイランドの民間の方で運営している水道が断水されて、その修繕がどうしても市管理の水道管より時間がかかりまして、その後やはり民間の方での、もともと造成企業が管理していたわけですけれども管理をちょっとし切れないということで、市の方へ何とか市の水道、管理水道への移管を求めていますが、そちらについてはお話の方は入っていますでしょうか。また、それに対して現段階での検討状況もしくはご所感をお伺いしたかったのですが。
地震の後、管理会社の所有である水道ということで、他の地域よりも大変長い期間、断水になったという状況でした。住民の皆さま方には大変なご苦労をお掛けしたというふうに承知をしております。この(西仙台)ハイランドについてですけれども、市に移管をすぐできないのかというようなことですが、ご承知のように施設をお持ちの会社があって、その管理会社と自治会の方でまず相談をしていただかないとというふうに思っているところです。そもそも本市に移管をしたいという場合は、本市の設備、構造、材質、いろいろなものが合致しませんとそれは難しいところですけれども、残念ながらこの団地につきましては構造ですとか材質に関する基準に適合していないというふうに聞いています。そこで水道局としても大変難しいというふうな認識でございます。もとより管理会社と自治会の皆さま方の合意の下で、この間こういう形になっていた。それをまた違う形にするにはどうすべきなのかをまず管理会社と自治会、住民の皆さま方でご相談をいただきたいというふうに思います。
住民の方の心配が、管理している会社が民事再生法を申請してちょっと経営状況がなかなか厳しいと。今回も最初の方は経営難が理由になかなか水道管を改修してくれなかったということがあるようだったのですが、それも踏まえてまずやはり会社とまずは相談してほしいということですかね。
整備については、大変お困りであるというのであればまずはその管理会社の方と自治会、住民の皆さま方といろいろご相談しながら進められた上で、本市としてもどういうような形になるのか、いろいろお話は聞かせていただこうと思っております。
地震の被害について昨日市議会の方で専決予算ということで予算も組まれているかと思うのですけれども、ゴールデンウイークも観光客がお見えになるようなお話、今までも出ています。騎馬像と仙台城跡の石垣についてどのぐらい修復に時間がかかるのか、観光客で来た方、騎馬像が白く覆われているとちょっとがっかりするかなと思うのですけれども、この点について市長のお考え今のところでどうでしょうか。
石垣の改修につきましては復旧方針を決定するに当たって、どういう状況なのか、地盤はどうなのかも含めてしっかりとした調査があって状況を把握した上で初めて修復作業に入るということになるのだろうと思います。文化庁や仙台城跡調査・整備委員会からも地盤調査を含めた検討が必要だというふうにお話をいただいております。そういう意味であそこの市道を通行止めにしたままで大変心苦しく思いますけれども、長期間修復までにはかかるだろうというふうに見ております。そしてこのゴールデンウイークですけれども、できれば仙台市博物館の裏手の方から徒歩で上っていただけるような安全なところをつくってそちらから回っていただくなど考えたいなというふうに思っているところです。それからブロンズ(の騎馬)像ですけれども今覆いで隠されていまして、いろいろな方々からこれでは味気ないし何とかならないのかというようなお話も随分いただいているところです。この修復についても今専門家の方々といろいろとお話をさせていただいて、現地調査を行った上で修復方法について検討しているところでございます。これもしばらくかかるのだろうと思いますけれども、これはいつ頃になったらどうなるかということについては、5月中旬を目途に担当部署からどんなふうな形になるかを踏まえてお話ができるのじゃないかと思いますので今しばらくお待ちいただきたいと思います。ただその間、今回補正予算の中に入っていましたですかね。白いほろで隠されているところにできれば騎馬像のモニュメントじゃなくて何と言ったらいいのですか、映像を映し込むというか、刷り込むというか(※)、そういうようなもので記念写真を撮っていただけるようなものをしつらえないかということで補正予算を組ませていただいているところです。
※補足
騎馬像にグラフィック幕を掲出することを検討しています。
それ(修復)はゴールデンウイークはさすがに難しいという形ですか。
(財政課長)
騎馬像につきましては、今回の(補正予算での)受入環境整備事業費の追加ということで、市長からもご説明ありましたように白いところでちょっと味気ないというので、来訪いただいた方をがっかりさせないように大型写真(グラフィック幕)の掲出など今担当部局の方で考えているところでございますが、そちらがゴールデンウイークに間に合うかどうかというところ、ちょっと多分スケジュールとの相談になるかと思いますのでまだはっきりとはというところでございます。
5月中旬を目途に出るというのは、(騎馬像の)修復計画というか修復方法等(のことでしょうか)。
そうですね。その(修復)期間と(いうことです)ね。
いつぐらいまでには(修復したい)という市長の希望みたいなものはありますか。
できるだけ早いのが望ましいとは思うのですけれども、どうなるのかまだ分からないのですができるだけ早く修復できるといいなと願っています。
花見の対応についてお伺いしたいのですけれども、桜が満開になって西公園でかなり花見客で密集したような状況があったというふうに見ておるのですけれども、これについて市長として対応について何かご所感があれば教えていただきたいのですが。
ここ2年ほど、花見の宴を張るということがコロナ禍の中でできない状況でした。そして新型コロナウイルス感染症が広がる中でもやれること、こういうふうにすれば大丈夫じゃないかということで、専門家の方々も見ていただいた上で、監修の上でのガイドラインなどもつくられているところです。屋内にしろ屋外にしろ、そのガイドラインを遵守した上でイベントの開催を行いましょうということでいるわけでございます。西公園でのお花見も本来そういう形だったというふうに認識をしておりますが、随分と多くの方々がお集まりになって、特に若い皆さんたちはそれこそお酒も入ってくるとなかなかマスク会食ということの意識も薄らいでいく部分もあって、大変な状況もあったということも報道ベースで見させていただいたところでもございます。私どもは徹底した感染防止対策、これをぜひということで主催者とともに青葉区で協力をして、出店されているテントですとか会場内に注意啓発の看板を出すとか広報車を出したり、いろいろな意味で呼び掛けを行ったりパトロールを行ったりいたしました。
仙台市としてはある程度感染対策の呼び掛けをした、していたという認識でしょうか。
はい、そのように。
実際公園では感染対策などはしっかり守られていたというふうにはお感じになりますか。
私、現場は見ておりませんけれども、報道ベースでは随分と若い方々がお集まりになってマスクを外してお酒をお飲みになっている姿なども拝見をいたしまして、若い皆さんたちにいま一度私も申し上げたいと思うのですけれども、今ウィズコロナと言われても感染防止対策はそれぞれの自覚に基づいて徹底していただかなければ自分の体を守ることも、またご家族を守ることも、それからまた一般の方々を守ることもできなくなってしまうので、そこをいま一度しっかりと胸に刻んでいただきたいと思います。
公園によっては花見客の入場制限をかけるような対応をした自治体もあったというふうに聞いておるのですけれども、実際西公園では恐らくそういう入場制限ですとかそういった制限はなかったというふうに認識しているのですけれども、そういった制限をしなくてもよかったとお考えなのか、それとも今になって思えばしておいたほうがよかったというふうに考えるのか、そのあたりはいかがでしょうか。
感染防止のガイドラインに基づいて、お店を出される方も、それからまたお祭りをなさるところも行っていたんだというふうには認識をしておりますけれども、何分長いこと我慢を強いられていた若い人たちは羽目を外す場面もあったのかもしれません。ここのところはやはりいま一度、若い方々にも注意を喚起しなければなりませんし、お花見は仙台市内の中心部はほぼ終わりなのかもしれませんけれども、これから先続くとすればぜひそれは徹底していただきたいと思います。
先週も(オミクロン株の)BA.2系統の話を市長は出していましたが、今週の割合というかそれはもう出たのでしょうか。またその割合に対して市長がどう捉えているか考えをお聞かせください。
BA.2系統のスクリーニング検査の状況ですけれども、4月11日の週に採取した検体でのスクリーニング検査では56%(がBA.2系統の疑い)だったと聞いております。BA.2系統のオミクロン株ということですけれども、半数以上はやはりBA.2系統ということですから置き換わりは進んでいっているのだろうなと。この末尾の数字の変化というのはいろいろありましょうけれども、しかし着実に変わってきているというふうに受け止めて報道していただけるとありがたいと思います。東北の中では先週あたりにこれまでの新規感染者の最高数を数えた県もあるなど、やはりまだまだ予断は許さないのだというふうには見ております。
まだ感染者(数)の高止まりで、大型連休も控えていますけれどもその辺はどのように考えていますか。
ゴールデンウイークを控えてご友人ですとかご家族で行楽にお出かけになる方も多くいらっしゃるかと思います。ぜひ感染者数を減らして早期に収束をさせていくためにも、皆さんの対策、お一人お一人の対策と心構えというのでしょうか、これが大切だというふうに思いますので、ぜひ感染防止対策は徹底を続けていただければと思います。
3回目の(ワクチン)接種率の話なのですけれども、現在接種率がどうなっているのか、市の直近のデータというのはあるのでしょうか。
(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)
接種率でございますけれども、まず全体で申し上げますと人口ベースで43.7%、これは昨日4月18日現在の数字でございます。そのうち高齢者につきましては88.7%ということでおおむね9割近くの方が接種いただいているという状況でございます。その他の40代、50代あるいは20代、30代の方につきましては、それより低い接種率となっておりますけれども、これから接種券自体が着いてきている状況でございますので、それに伴いまして私どもいろいろと接種環境を整えておりますので、今後は接種率を上げるよう、希望する方が接種をしていただくように取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
先週あたりから感染者数としては若干減少傾向があるように数字的には見えます。さらに東京の方でもまた減少傾向にあるようなのですが、なかなかBA.2系統に置き換わっているのに何でこう減っていくのかというのが、なかなか私の頭では整理できなくて市長はどのようにご覧になっていますか。
私の頭でもよく分かりませんけれども、ただ首都圏などでは1人が何人にうつすかというその数字を見てもだいぶ下がってきている状況にあるのだというふうに思いますが、一方で先ほどもちらっと触れましたけれども、東北では過去最高の感染者数を観測するところもあるなどまだ分かりませんし、それからまたXE系統ですか、新たな変異株の話もあったりしますのでどういう具合になっていくのかというのはまだまだ先行きが見通せないというふうな状況だろうと思います。
東北新幹線が再開したことで、新規感染者の動向とかBA.2系統の置き換わり、これがさらに進むとお考えかそれともそこまでの状況にならないとお考えなのか、どういったお考えでしょうか。
実際にマスクをしながらそしてまた手指消毒をしながらあるいは換気をしながらということであるのであればいろいろできることというのは広がっているわけですよね。なのでJRの(東北新幹線が)全線開通して大変私はよかったなと思っております。観光客の方々もこのゴールデンウイークに向けていらっしゃる方々、ご計画の方々もおられるのだと思います。お一人お一人が感染防止対策をされた上でお楽しみになれるところをお楽しみいただくということは可能なのだろうというふうに思います。すぐさま感染者数の増加につながるかというとそういうことでもない。ただマスクを外して飲食をする場というのは、やはりお気を付けをいただきたいというふうに思うのですね。食べるときはマスクを外しますけれどもその後はまたマスクを着用してお話をするなど、その辺のところはお気を付けいただければと思います。
これは来週とかもう少し先になるかもしれないのですけれども、ゴールデンウイーク前に感染対策を改めて徹底するような呼び掛けとかそういったことというのは現在検討はしているのでしょうか。
今般再拡大防止(期間)につきまして、私と知事と直接いろいろお話をするということはございませんでした。事務方のやり取りの中で今回大型連休の後までというふうに延長されました。この間知事と新型コロナウイルスの感染の状況について意見を合わせるということをしておりませんけれども、この後まだゴールデンウイークに突入するまで少しありますが、そこで急激に何かまた感染者数が増えてくるというような兆候が見られれば、それはそのときにお話をさせていただきご相談をすることになるかもしれませんが、今のところはまだそういうところではないかなというふうに思っております。
ワクチンの接種状況についてなのですが、5歳から11歳の1回目接種率が6.6%と低調な数字が出ています。この背景にあるもの、例えばワクチン自体の供給量ですとかあと打つ側の親の例えば気持ちですとか、そういったあたり、要因、お考えあれば教えてください。
直近の数字、5歳から11歳の1回目接種率が7.4%まで上がったということです。でも現段階でこの接種率について評価をするというのはこれは難しいのだというふうに思います。今お子さんをお持ちの皆さま方、接種をどうしようかまさにいろいろご家庭の中で検討されているのだろうというふうに思います。本市としては小児科の先生方とご協力をしながら連携して、接種を希望される方には円滑に接種できるようにしていきたいというふうに考えています。
ワクチンの供給量などはいかがでしょう。
これは十分になっているというふうに聞いております。
昨日、知事から若い世代のワクチン接種率が低いという話があったのですけれども、市長自身はどういうふうに捉えていらっしゃいますか。
若い方々も1回目の接種を始めた時期が(高齢者よりも)少し遅れておりますので、今まさに接種券をお届けしているところだと思うので、これから(接種率が)上がってくるだろうなというふうに見ているところではございます。働き盛りの方々、学生の方々、日中なかなか接種が難しいという方も多いと思いますので、夜間の接種の会場も設けさせていただいておりますし、いろいろな面でお迷いになっていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんけれども、接種会場をたくさん用意させていただいています。ぜひ接種券を手にされましたらば、ご希望の方は速やかに接種していただけるとありがたいなと思うところです。
ゴールデンウイーク中にも(接種会場を)開いたりというのを考えていらっしゃるのでしょうか。
もちろんその予定だと承知をしております(※)。
もう具体的に決まっているのでしょうか。
(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)
基本的に、ご承知のとおり大規模接種と集団接種と個別接種がございます。大規模接種はゴールデンウイーク期間中もやっておりますし(※)、集団接種は日頃から毎日ではなくて特定の曜日あるいは土曜日、日曜日等々でございます。個別接種はそれぞれの医院においてということで接種の予定をしているところでございます。
市の集団接種会場もゴールデンウイーク中開くと(いうことですか)。
(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)
基本的には曜日の関係で開けているところは開けているということになります(※)。
※集団接種の日程は詳細ページをご覧ください。なお、4月29日から5月6日の期間、集団接種の予定はありません。大規模接種、個別接種の日程は、それぞれ宮城県ホームページ、個別接種を実施している医療機関にてご確認ください。
先ほど少し話が出ましたけれども、XE系統、新たな変異株というのも確認はされていますけれども、仙台市としての検査体制は今どうやっているのでしょうか。
このXE系統についてですか。これもスクリーニング(検査)である程度仕分けをした後に、詳しいところは国立感染症研究所の方にお送りして解析をお願いするということになるのだと思います。
(保健所副所長)
変異株の検査なのですけれども、まず先ほど市長が申し上げましたとおり、BA.1系統、BA.2系統につきましては、PCRのスクリーニング(検査)でまずは検査しております。その遺伝子型の詳しいところ、XE系統かどうかというところにつきましては、ゲノム解析によってまず遺伝子のゲノムを分析いたしまして、あと国立感染症研究所のデータベースと照合して、最終的にそのウイルスがどんな型なのかというところを確定するということになります。ですので(本市の)衛生研究所で遺伝子解析を行った後に、国立感染症研究所のデータベースの照合を行って最終確定をするというようなところになっています。
先日、山形県の酒田市立中学校で女子生徒が自殺したという問題で第三者委員会からいじめがあったかどうかの報告書が提出されたということがあったのですけれども、そこで市の教育委員会の方がご遺族に対して内容については口外しないように誓約書で求めるということがありまして、報道でもあったかと思うのですけれども、これについて仙台市でも何年も続いているいじめの専門部会とかもありますし先日重大事態と認定された事案もありますが、ご遺族とかもしくはその被害に遭った方のご家族に対して口外しないように書面で求めるというこの方法については、市長としてはどういうふうに、適切だとは思われますか。
他自治体の話なのでコメントは差し控えさせていただきます。
もちろん他の自治体のことは他の自治体のことなのですが、先日の(合同)校長会でも市長が学校教育に対する地域の方からの信頼を取り戻さなければいけないというふうにおっしゃっていたかと思うのですが、その点でもどういうふうにあるべきか、他の自治体のことではなくて仙台市がどうあるべきかというのは簡単にお答えいただけないでしょうか。
本市といたしましてはこの間3月からいろいろ由々しき事態が続いたわけでございます。そういう意味で学校教育の現場で教育者がどのように子どもたちと向き合うのか、また保護者の方々と向き合うのか、そして学校はどうあるべきなのかということについて、やはりいま一度考えてほしいということを合同校長会で申し上げたところでございます。もとより子どもたちはこの地域社会の宝でございますので、そういう意味では学校現場だけの話でなくて家庭も含めた地域全体で子どもたちを健やかに育んでいくということが大切なのだと思って、その思いを伝えさせていただきました。
いじめがあった場合の被害者との信頼関係についてはどういうふうにお考えでしょうか。
さまざまなケースがあるのだろうと思います。ただ、いじめを受けたというふうに感じているお子さんがいればすぐさま対応すべきことだと思いますし、そしてまたそのようなことが学校の中でもすぐに察知できるようなそんな環境をつくるべきだというふうに思います。
重大事態に認定した事案の第三者委員会が学校で設置される予定だと思うのですけれども、こちらはもう既に設置されたという情報は入っておりますでしょうか。
どういう形にするかの報告はあったように、記憶していません。あとは教育(委員会)に確認していただけませんでしょうか。
いつ頃から始まるとか、そういったものはまだ情報は入っていないところなのですか。
まだだろうなというふうに思います。少なくてもこのメンバーで開催をしましたということは聞いておりません。
そこはしっかりと予定はまだ決まっていないということですよね。
いや、もう一遍(教育委員会に)確認をしてくださいませんか。
先日、自由民主党さんの方で桜井さんの自由民主党の推薦、公認という方針が内定されまして、さらに少し前には宮城県議会議員の小畑さんが立憲民主党さんから出るということが既に表になっております。市長としては、このお2人の印象とか、もしくは小畑さんとお話しされたことがあった場合とかどのような印象をお持ちでしょうか。
桜井さんについてはよく存じ上げております。小畑さんにつきましてはあまりお話をしたこともお目にかかることもありませんので、どういう印象かと聞かれても、でもおきれいな方でお子さんが大勢いらっしゃるというので大したものだなというふうに、たくましいなと思って、素晴らしいと思っております。
それらを踏まえてお2人から応援要請があった場合、市長として現段階でどのように動くかとかというのをお考えでしょうか。
どうでしょうか。参議院議員選挙、まだ他の党からも出馬を模索している方がおられるとか無所属でお出になるとか、さまざまな報道を目にしております。私自身としてはまだ何も参議院議員選挙について考えるいとまもなく、今回の地震の対応ですとかそれからまたいろいろな対応が迫られているものもございますので、市政を第一に考えてまいりたいというふうに現時点で思っているところです。
立憲民主党さん系というともともと郡市長がいらっしゃった場所だと思うのですけれども、一方で地震での対応、地震での(国への)中央要望とかには自由民主党さんの国会議員の方と市議会議員の方々の支援もいただいております。そうするとなかなかどっちにつくというのがいろいろ難しいことだと思うのですが、ただ地震も踏まえるとやはり地震があるからといって全く参議院議員選挙を見ないというわけにもいかないのかなと思うのですがどうですか。
私自身はもう仙台市長になる以前に、出馬を決意したときから党籍を離れて、離党して今ございます。私自身は今どこの党にも所属しておりませんし、仙台市の首長として市民の福祉向上のために尽力をする立場でございます。
先週、ため池の点検の話が出ていたのですけれども、点検というのはいつから始まるのでしょうか。
昨日から始まったと報告を受けました。
昨日時点で何カ所ぐらい点検が済んでいて、大型連休前には看板設置とかその辺の確認は終わると聞いたのですけれども、そこはスケジュール的にはどうなのでしょうか。
(農林土木課長)
先週の時点では、例年6月頃にやっている点検を1カ月程度前倒しということで予定しておりましたけれども、それを改めて検討いたしまして、もう少し早めまして連休前には点検を行いたいということで現在対応しているところでございまして、昨日から点検を始めているところでございます。先週もお話ししたとおりなのですけれども、点検対象のため池としては約170カ所、そのうち70カ所については仙台市が直接点検を実施するということで昨日から点検を始めているという状況でございます。
昨日から始めている点検というのはゴールデンウイーク明けてから行う予定だった点検を行っているということでしょうか。
(農林土木課長)
はい、そのとおりでございます。
もともとゴールデンウイーク前に看板のちょっとした確認はすると、さらにゴールデンウイーク明けにフェンスとかそういったものを含めた点検をされていくという話をお伺いしたと思うのですけれども、そのフェンス含めた点検を昨日から始めたという理解でよろしいですか。
(農林土木課長)
はい、そのとおりでございます。
その70カ所というのはいつぐらいまでに(点検を)終わらせるスケジュールなのでしょうか。
ゴールデンウイーク前には終わらせたいと思っております。
先週の時点で(点検を)1カ月ぐらい早めるということでしたけれどもそれをさらに前倒しした。改めて検討してそういうふうに実際昨日から始めるようになった。そういうふうに至った経緯というのはどういう理由からだったのでしょうか。
先週の会見でも、通常は6月からやっているものを一月前倒しするけれども、緊急には点検してまいりますというふうなことはお話をさせていただいたと思います。今回、そういうふうな形でそれということで整ったので回っているということだというふうに理解をしています。ご理解いただきたいと思います。
緊急の度合いがやはり高いということで、より早く点検を進めているということでしょうか。
(農林土木課長)
はい、そのとおりでございます。連休ということで休みもあるものですから、なるべく早められないかということで少し改めて検討したところ、早めに動くということになったということでございます。
仙台市長 郡 和子
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