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更新日:2019年11月20日

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官民連携による水源保全事業「青下の杜プロジェクト」を開始します(発表内容)

令和元年11月19日

 

青葉区熊ヶ根にあります青下水源地におきまして、民間企業と連携して水源保全を行う「青下の杜プロジェクト」を来年度から実施することにいたしました。今日から協力企業の募集を始めますので、お知らせをいたします。

青下水源地は本市の水道水源の一つとして昭和9年から活用しておりまして、本市は青下ダムの周辺および上流域におよそ86ヘクタールの水源涵養林を保有しております。

本市では、これまでも市民協働による青下ダム周辺の清掃活動など水源保全に取り組んでまいりましたけれども、市民の暮らしを支える良質な水を安定的に確保することはもちろんですが、地球環境、温暖化対策などの面からも、水源涵養林の保全というのは今後ますます重要になるものと認識をしているところです。こうしたことから企業の皆さまにご協力いただきまして、青下水源地を守る新たなプロジェクトを開始するものであります。

プロジェクトでは、公募により8団体程度の協力企業を選定いたしまして、水道記念館そばの散策路に隣接する活動エリアに愛称を付けていただきます。先日、私もこの散策路を歩いてみたのですけれども、春は桜、それからまた秋は紅葉と、1年中楽しめる往復1キロほどの気持ちの良いコースでありまして、協力企業には水道局が協力をいたしまして植樹などの森林保全作業も体験していただく予定であります。活動エリアの1区画あたり年間30万円以上のご寄付をお願いしたいと考えておりまして、これは本市が行う水源涵養林の保全育成などに充てさせていただきます。協力企業と連携をいたしまして青下水源地で市民向けのイベントなども開催したいと考えておりますので、これを機にぜひ多くの市民の皆さまにも現地を訪れていただければ幸いに思います。

企業や市民の皆さまとともに水源保全に取り組み、「杜の都・仙台」の豊かな自然環境を将来に引き継いでまいりたいと願っております。多くの意欲のある企業の皆さまのご応募を心からお待ちいたします。

 

仙台市長 郡 和子