新型コロナウイルス感染症患者の発生に伴う中央卸売市場の対応について

本日8月20日（金曜日）、本市において公表した新型コロナウイルス感染症患者のうち2名が、仙台市中央卸売市場水産物部内の事業者の従業員であることが判明しました。

1　患者について

【患者1】

1. 年代
   20代
2. 性別
   男性
3. 居住地
   仙台市内
4. 業務内容
   市場内における営業販売業務
5. 感染可能期間における出勤歴
   8月13日（金曜日）、17日（火曜日）

【患者2】

1. 年代
   40代
2. 性別
   男性
3. 居住地
   仙台市内
4. 業務内容
   市場内における営業販売業務
5. 感染可能期間における出勤歴
   8月16日（月曜日）、17日（火曜日）

2　事業者の対応について

患者1については、8月10日（火曜日）に公表した【患者2】と同じ事業者の従業員です。当該事業所内で接触の可能性がある従業員についてPCR検査を実施し、全員の陰性が確認されており、販売業務等を継続しています。

患者2については、事業所の従業員全員を対象にPCR検査を実施しており、検査結果が判明するまで対面での販売業務を停止しています。

3　中央卸売市場の対応について

1. 当該従業員2名の従事箇所周辺の共用部分については仙台市で消毒作業を行いました。また、従業員の勤務場所などの消毒作業については、それぞれの事業者において実施しており、市場業務全体への影響はありません。
2. 市場関係者は、これまでもマスクの着用や手洗い、検温や体調確認を行うなど、感染防止対策を実施しているところですが、本市では改めて、安全・安心な生鮮食料品の安定供給を図る機能を果たすため、今後も各事業者と連携して適切な感染防止対策の一層の徹底を図っていきます。

4　その他（農林水産省ホームページより）

食品そのものにより、新型コロナウイルス感染症に感染したとされる報告はありません。製造、流通、調理、販売等の各段階で、食品取扱者の体調管理や手洗い、アルコール等による手指の消毒、咳エチケットなど、通常の食中毒予防のために行っている一般的な衛生管理が実施されていれば心配する必要はありません。