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更新日:2016年9月20日
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このたび仙台市では、宮城県内の被災自治体から震災廃棄物を受け入れ、当市において処理を行うことといたしましたので、お知らせをいたします。
受け入れるのは、震災廃棄物いわゆる「がれき」の発生量が県内で最も多い石巻ブロック、つまり石巻市・東松島市・女川町の可燃物でございまして、最大10万トンを予定しております。今後、宮城県と最終的な調整を行い、早ければ再来月7月には受け入れを開始したいと考えております。
仙台市のがれき処理につきましては、「発災から3年以内の処理の完了」を目標としておりますが、現在のところ順調に進捗し、焼却については来年夏頃、リサイクル等についても来年秋頃には前倒しで完了する見通しとなったところです。
本市といたしましては、こうした焼却施設等の余力を最大限に活用し、市域外からがれきを受け入れることによって、震災で甚大な被害を受けた県内の他市町の1日も早い復旧・復興を後押ししてまいりたいと考えております。
受け入れるがれきは、木くずを中心としたものでございまして、現地で小さく破砕し、適切に選別した上で、本市のがれき搬入場に搬入することとなっています。本市では、市内で発生したがれきと並行して、焼却から埋め立てまで一貫して処理を行うこととしております。
今後、宮城県等の関係者と細部の詰めを急ぎまして、市民の皆さまの安全・安心に万全を期して作業にあたってまいります。皆さまのご理解、ご協力を重ねてお願い申し上げたいと存じます。
仙台市長 奥山 恵美子
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