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更新日:2016年9月20日
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この件については、昨日、新聞報道を拝見しただけであり、議員の方々にはご挨拶にお見えになったようですが、私の日程に時間がなく、まだお目にかかっていません。その趣旨を私自身、まだ深く理解してはおりませんが、市議会の中にも新しい志を共有される方々がこうした会派を作られるというのは、一つの動きであり、またこれまで市議会、そして私も申し上げているとおり、やはり是々非々でということになろうかと思います。
私としてはしっかりとした当局としての提案を議会に申し上げ、また市議会もそれを真摯に受け止めて議論していただく、そうした関係は基本的には変わらないのではと思っています。
やはり多くの国民の方の現在の政治を何らかの形で変えていきたいという気持ちの反映だと思いますので、そうした変化を求めるという期待に応えられるよう、連立の中での行動に期待すると申し上げるべきだと思います。
かねてから地方分権ということを言っておられると認識していますので、具体的にはどのようなタイムスケジュールで、どのような制度の改革、もしくは話し合いの場を設けていくのか、それらについては注目していきたいと思います。
仙台市教育委員会としてこれまで行ってきた学力向上の取り組みについては報告を受けています。やはり学力というのは各学校の現場で行われる日々の授業がすべての基礎基本だと思っていますので、日頃の先生方のご努力がこうした結果をもたらした、そのこと自体はうれしく思います。
仙台市が独自で行っている学力検査や国が行っている検査の結果については、宮城教育大学の先生などさまざまな学識経験者にお入りいただいている委員会で、仙台市教育委員会として検証を進めていると聞いています。
新しい政権が新しい検査の形を出される場合、仙台市としてどのようにしていくかは、そうした方々のご意見も踏まえ、教育委員会と相談していきたいと思います。
今のやり方が万全であるということではないと思いますので、検証は必要だと思います。ただ、教え方を確かめ、生徒たちの達成度を踏まえつつ、欠けているものを補っていく、そしてよく言われる「計画を立て、実行し、チェックして次の段階に移す」といった循環を作るための一つとしても、やはり定期的に状況を把握することが必要だと思います。それをどのような形で行うかは、やはりいろいろと検証が必要だろうと考えています。
この件については、平成19年度から地権者の方々と仙台市として真摯に交渉を続けてきたと認識していますが、現時点において1件の方とは成約には至っていないため、事業全体の推進、スケジュールを考えて、第三者機関である宮城県収用委員会に裁決をお願いすることにしたことは、必要な措置であったと思っています。
一般的な裁決までの期間からすると、そのような可能性も全くないとは言えませんが、私どもとしては、今回の申請に至るまでにいろいろな経緯や状況も踏まえ、資料等の精査のうえ準備を行ってきましたし、また、委員会へのご説明については迅速に行えるようにしていきますので、何とか年度末という期日までに私どもの所期の願いが達成できるように努めていきたいと考えています。
私自身、この膨大な日程と諸般の準備に追われていますので、人事案件について現時点では、まだ皆さんにお示しできる段階には至っていないところです。
やはり数は力でございます。0よりは1人、1人よりは2人の方が力を発揮できるのではないかということで、お目にかかることを楽しみにしています。
平成21年9月1日 仙台市長 奥山 恵美子
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