新型コロナウイルス感染症等に関して市民の皆様に気を付けていただきたいこと-お盆期間を迎えるにあたって-

まずは資料のグラフをご覧いただきたいと思います。本市における、5月8日、5類になって以降の定点医療機関当たりの患者報告数の推移です。報告数は徐々に増え、直近の7月24日（月曜日）から30日（日曜日）の週では14.57人となっておりまして、これまでで最も多くなっている状況です。

これからの時期、遠方のご家族やご友人と会う予定の皆さま方も多いと思います。高齢者の方や基礎疾患のある方が感染すれば重症化のリスクも高まってまいります。旅行や帰省の際には体調に十分に留意され、引き続き換気や手洗い、また場面に応じた適切なマスクの着用など基本的な感染予防対策をお願いいたします。

万一、発熱などの症状、体調に変化が生じた場合は、医療機関に事前に電話をして受診してください。お盆期間中は診察を行う医療機関が少なくなります。体調不良時に備えて、どうぞ皆さま、抗原検査キットそれから解熱剤等の準備をしておかれると安心だと思います。新型コロナウイルスに感染した場合には症状が出てから5日間は外出を控えることが推奨されています。感染を広げないためにもご配慮をお願いいたします。

お盆期間中の医療機関の受診についてでございます。「受診情報センター」では、発熱等の症状がある方等に受診が可能な医療機関の情報を24時間体制で紹介しています。また8月14日（月曜日）から16日（水曜日）の期間中、仙台市急患センター、仙台市夜間休日こども急病診療所では、夜間に加えまして日中の時間帯も診察をしています。

症状の悪化などで救急要請をするか迷う場合には、大人の方は「おとな電話救急相談・＃7119」、そしてお子さんは「こども夜間安心コール・＃8000」にご相談ください。

新型コロナウイルス感染症のほか、ヘルパンギーナなど他の感染症も高い水準で推移しています。また暑い日が続きまして、熱中症のリスクも非常に高い状況になっています。感染症や熱中症への対策をお取りいただきながら、どうぞ市民の皆さま方には体調に十分に気を付けてお盆期間をお過ごしいただきたいと思います。