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更新日:2023年4月26日

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その他質疑応答(令和5年4月25日)

令和5年4月25日

大衡村長選挙について

Q1

大衡村長選挙がありまして、仙台市以外で(県内で)初めて女性首長が誕生したと思うのですけれども、郡市長自身何かアドバイスとかがあれば教えていただけないかなと思いました。

A1

いやいや、アドバイスなどということではありませんが、でも女性の首長さんが宮城県内で新しく誕生したというのはとても喜ばしく思いました。お子さんが3人おられて、子育てをしながらさまざまな議員活動も務められて、そしてこのたび首長にということで大きな決意を持ってお取り組みになられたと思います。一日も早くお会いして、共によりよい、住みよいまちづくりについてお話ができればなというふうに考えております。お祝いの電報は送らせていただいたところです。

 

Q2

子育てしながらというお話がありましたけれども、子育ては女性だけの領分ではないとは重々思ってはいるのですけれども、女性が首長になるということの意義、強みみたいなものというのはどういうところにあるというふうにお考えでしょう。

A2

そもそも女性の政治参画というのが他の国に比べて低いというのは皆さんご承知のとおりだと思います。この春の統一地方選挙の中では少し女性の参画率が上がったと承知をしておりますけれども、さまざま越えていかなくてはいけないハードルはあるのだろうというふうに思います。でも今おっしゃられたように、子育てについては女性の役割だけではもちろんないわけです。男性もですし社会全体の役割というのもあります。そういう意味では、そのことでのみ女性だからということでの光の当て方というのはいかがなものかという、そういう思いも確かに私自身もいたします。ただやはり、まだまだ男性と比して、女性が働きやすい社会であるのか、生きやすい社会であるのかということを考えた時に、男性よりも課題はあるかなというふうには思っております。

 

(仮称)国際センター駅北地区複合施設基本構想(中間案)について

Q3

先週、音楽ホールの基本構想((仮称)国際センター駅北地区複合施設基本構想)の中間案を発表されたと思うのですけれども、改めて受け止めと所感をお願いしたいです。

A3

だいぶ議論が固まってきて中間案を公表させていただいたところですが、やはりかねてから仙台のまちに音楽ホールが欲しいというご意見があり、ようやくホールを造るという段階になって、市中心部の震災メモリアル拠点と複合して整備をするということ、その意味合いについてずいぶんと形が見えてきたのではないだろうかというふうに思うところです。芸術文化と災害文化と融合する施設として造られることになるという、その議論の進み方というのは私自身も大変うれしく思って見させていただいているところです。

 

東北市長会について

Q4

先日、県の市長会の方で東北市長会(長)に仙台市長が復帰する方針が決まったということですけれども、この東北市長会(長)に復帰されるに当たって、どのような役割が期待されていてどういう成果を導き出したいかというところ、まず所感をお伺いしたいと思います。

A4

先日20日の宮城県市長会において、次期、令和6年度ですから先のお話ですけれども、ちょうど東北市長会の当番県となる宮城県がその会長候補者を決めるということになりまして、その場で県市長会の大崎市・伊藤会長から私のことが推挙され、そしていらした皆さま方でご賛同いただきまして候補者として内定をしたということですので、まだ先の話ではございます。ただ私自身も、候補者として内定をしたということは大変ありがたいなというふうに思います。光栄でありまして、重い職をまた担わせていただけることについては身の引き締まる思いです。東北はもとよりさまざまな課題先進県というふうに言われているわけでして、その中にあってさまざまこれからの発展のために、77市ございますけれども、一丸となって取り組んでいかなくてはいけないなという思いを強くしているところです。

 

Q5

以前ルールが変わって、東北市長会の会長が仙台市長でなくなるというところが決まった時期がありましたけれども、その時と比べて、この間にどのような取り組みがあってどういうところが変わって今このような状況になったのかという、分析ではないですけれどもお考えをお聞かせください。

A5

それは私がどのように感じているかということのご質問でしょうか。私自身はあまり変わってはおりません。この間いろいろと市長さんたちとお話をさせていただく中で、仙台が政令市となった時に少し自分たちとしても役割を担うべきではないかと、都市レベルが違うのだからというようなお話があっていろいろ検討されてきたというふうに伺っていたところでございまして、つまり県市長会、東北市長会もそうでしょうけれども、仙台にばかり依存するのではなくて、それぞれ自立するべきではないかというご議論があったというふうに聞いてもいたところです。そういう意味では、その流れの中で運営の在り方が変更されたものだと認識していますし、この間で何が変わったかということを問われれば私自身としてはあまり変わったことはなくて、私自身もそうですし、仙台市としての他の東北の各市の皆さま方から寄せられる思いというのもしっかり応えていかなくてはいけないよなというような気持ちを持っていたということであって、何かしら変わったということではなかったかというふうに、これは私自身の感想ですので他の市長さんたちがどういうふうに思っていらしたのかはまた違ってくるのかもしれませんけれども、そういう中でのご決定だというふうに理解をしております。

 

Q6

東北市長会については6県持ち回りルールというのが引き続きありますけれども、このルールに関して現時点で変えた方がいい、あるいはそのままでいいというようなお考えはありますでしょうか。

A6

それも皆さまがどういうふうなご認識でいらっしゃるのか、いろいろとお話を聞かないと何とも私はよく分かりませんので、お聞きしていかなくてはいけないのではないでしょうか。

 

Q7

県市長会長も仙台市長が務めるということが、以前慣例としてあったかと思うのですけれども、伊藤大崎市長の後に気仙沼市長が内定したということですけれども、県市長会の方で仙台市長が会長にならないということが続くわけですけれども、そのあたりについてはいかがですか。慣例が変わったことについてはいかがでしょうか。

A7

それもこの間の決定、県の市長会の中で決めていることですし、今回気仙沼市長さんが県市長会の会長さんになられるということです。これまでも副会長さんとしてさまざまな責任を果たしてこられて、県市長会の会長にはふさわしい方だというふうに認識をしております。また、2期、大崎市長さんが県市長会の会長をお務めになられたわけですけれども、この間も本当に県に対しての要望ですとか、国に対してもさまざまなことを発信してくださって、大変大きな力を発揮してくださったと思います。まだ任期は残っておりますので、これからも残任期間、十分に存分に力を発揮していただけるものと期待もしています。

 

Q8

郡市長が仙台市長に就任されたタイミングでルールが変わったというところで、当時そのタイミングに少しご不満を示された時もあったと思うのですけれども、今少し任期が長くなってきて、市長会の中の雰囲気というか感じ方、市長何か変化を感じたりとか、就任した当時と今とで市長会内の雰囲気の変化、何か感じますでしょうか。

A8

どうですかね。私が就任した時に、どのような形で変わっていくのかということについては、私自身あまり知らないこともあったものですから、そういう意味ではなぜこのタイミングなのだというふうなことも率直に申し上げたところです。でもお聞きいたしますと、政令市と一般市とでは違いがあるというふうなことで、この間もいろいろとお話があったというふうにも聞かせていただきました。そういう意味で、それはそのような形であり得ることだなというふうに納得をしながら、この間さまざま市長さんたちともお話をさせていただいたところです。いろいろと議論させてもいただきました。それぞれ(東日本大)震災の後、私の後に就任をされた市長さんたちもずいぶん多くなっています。そういう意味では、市長会自体が若返りというのでしょうか、そういう部分もあるようにも思いますし、それぞれいろいろな課題を抱えながらも和気あいあいと、そしてまた切磋琢磨しながら活発な議論をさせていただいているのが県市長会だというふうに思っておりますし、そういう意味で変わったといえば変わったのかもしれませんが、とても皆さん仲良くいろいろと発信をされていると思います。

 

新型コロナウイルス感染症関連

Q9

先ほど県の方で発表がありまして、明日(新型コロナウイルス感染症の)5類移行に伴う県の会議が開かれますという投げ込みがありまして、前々回の会見で、(5類に)変わるのが連休後なので連休の前には、仙台市としてもどういうふうな対応をとるのか呼びかけていきますみたいなお話だったと思います。その時点で決まっていることというのはこの間ご説明をいただいたのですけれども、その後専門家の方から9波というようなお話も出ています。そのあたりで言うと、今時点で5類移行に伴って新たに変えていくところ、決まっていることがあれば教えていただきたいということと、連休前にもう一度機会があるのかもしれませんけれども、改めてどういうところに気を付けて今後ウイズコロナを過ごしていったらいいのかというあたりを教えてください。

A9

まず5類に見直された後の対応状況ということですけれども、今さまざまやり取りを進めていまして、県の対策本部会議後に本市の対策会議も予定をしております。その後、皆さま方にも市民の方々にもお知らせをしていかなくてはいけないというふうに思っています。本市としては、県の対策本部会議を受けた後、27日午前中に対策会議を開催したいと考えているところです。そして5月8日以降の対応についてそこで決定をさせていただきます。

 

Q10

5類移行は5月8日ということですけれども、(新規感染者数について)直近で言いますと、昨日までですと前週に比べて6日連続で上回っています。先ほども第9波という話もちらほら聞かれるようになってきました。またゴールデンウィークを挟むと人流の増加でまた増える可能性もあります。そこで、この5類移行のタイミングに対する認識と、あと引き続き感染対策というのは重要だと思うのですけれども、そのあたりについて市長のご認識をお伺いしたいのですけれども。

A10

おっしゃるとおり感染症がなくなるというわけではありません。新型コロナ(ウイルス)感染症も収束をしたから5類になるということではないということですので、引き続きやはり感染症対策というのは重要だと思っております。この時期、やはり室内の換気もそうですし、それからまたさまざま手指消毒やらうがいやら、必要なところはしっかりとそれぞれ対策を取っていただきたいというふうに思います。また併せて(季節性)インフルエンザも少し流行しているというふうなことも聞きました。そういう意味では、ぜひ皆さま方には油断することなく感染症への予防対策は取っていただけるとありがたいと思っております。

 

Q11

5類移行というのは流れではあると思うのですけれども、市長としては当然この5類移行というのは適切というふうなお考えでよろしいでしょうか。

A11

そう思います。大変残念ながら亡くなられる方もいらっしゃるのも事実でありますけれども、しかし一般の方々が感染をし、そして療養をされ、大変な中復帰される方々もいらっしゃいますけれども、ワクチンの接種というのも大きな効果がある中で、少し軽く収まっている方々もいらっしゃるわけですね。そういう意味では、確認をしていかなくてはいけないという、そういうものとしてずっとやっていくべきなのかどうかということは、やはりもう難しいのではないかというふうに思っています。一方で経済活動というものを止めるわけにはもういかないというふうに思っていまして、これまでの知見を生かしながら、ウイズコロナというのでしょうか、アフターコロナというのでしょうか、そういうところに向けて取り組んでいくということが重要であるというふうに考えています。

 

 

仙台市長 郡 和子