令和4年12月6日

 

先週の火曜日から新型コロナウイルス感染症のためにお休みをいただいておりましたが、本日から公務に復帰をいたしました。この間、私が出席予定でありましたイベントや行事などに代理出席での対応をお願いしたり、また報道機関の皆さま方にも、急きょ会見を中止せざるをえなかったりと、大変なご迷惑をおかけいたしました。自宅で療養させていただきましたけれども、体調は順調に回復をいたしまして、明日から議会も開始されます。これからまたしっかりと職務に当たってまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。

さて、本市における新型コロナウイルス感染症の新規感染者ですけれども、昨日を除きまして、連日1000人を超える状況となっております。仙台医療圏の病床使用率は、確保病床でおよそ7割、受け入れ可能病床ではおよそ9割に達しておりまして、医療提供体制は大変厳しい状況です。先週11月30日には、宮城県において「みやぎ医療ひっ迫危機宣言」が発出をされました。このままでは医療提供体制のみならず、社会経済活動の維持に重大な影響を及ぼしかねません。市内の救急搬送困難事案も増加しておりまして、市民の皆さまにはこの極めて厳しい状況をご理解いただきまして、危機感を共有していただきたいと思います。今後の感染状況によっては医療機関の受診が困難になることも想定をされます。市民の皆さま方には、万が一に備えて、解熱剤などの市販薬や検査キット、食品などの準備をどうぞお願いいたします。

これから年末年始を迎えまして、久しぶりにご家族やご友人と過ごされる方も多いかと思います。ご自身と周りの方、大切な方々を守るためにも、換気や手洗い、適切なマスクの着用といった基本的な感染対策の徹底と、早めのワクチンの接種をご検討いただきますようにお願いを申し上げます。市民の皆さまお一人お一人の対策と備えが大切になってまいります。引き続き皆さま方のご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。

 

仙台市長　郡　和子