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更新日:2022年6月8日

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令和4年第2回定例会に提出する補正予算について(発表内容)

令和4年6月7日

令和4年第2回定例会に提出する議案につきましては、先週の会見でご説明をいたしたところでしたけれども、新たに2件の補正予算案を提出することにいたしましたのでお知らせをいたします。すでにご説明をしております議案と併せまして、6月9日(木曜日)の招集日に提出をいたします。

資料(PDF:937KB)をご覧ください。今回の補正予算案は、国の「コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策」に対応するものです。「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」も活用しながら、福祉施設や学校などにおける食材料費の物価高騰分への対応や、公共交通事業者への運行継続支援、商店街等における消費喚起などの施策に係る予算の補正措置を講じます。

一般会計において21億2600万円余、特別会計において600万円余、総額で21億3200万円余の増額補正を行うことにいたします。

一般会計の主な補正項目をご説明いたします。健康福祉費では、コロナ禍において物価が高騰する中、障害者や高齢者の福祉施設、配食サービス事業、子ども食堂や保育所などにおいて、利用者の負担を増やすことなく栄養バランスや量を保った食事を提供するために、食材料費の物価上昇分に相当する助成金等を追加いたします。

経済費では「地域産業金融支援事業費の追加」といたしまして、コロナ禍における原油価格や物価高騰等の影響を受けている事業者へ融資に係る利子相当額を助成する経費を追加いたしております。また「商店街等消費喚起促進事業費の追加」といたしまして、商店街等の売り上げ向上と新規の顧客の獲得支援のために、スマートフォンアプリを活用して商店街で買い回りをすることで付与されるデジタル商品券発行に要する経費を追加しております。

土木費では「公共交通運行継続奨励金」といたしまして、原油価格高騰の影響を受けているバスやタクシーの事業者の運行継続支援のための奨励金を計上しております。

教育費では「教育情報ネットワーク運営等に要する経費の追加」といたしまして、コロナ禍において物価高騰等によって多くの世帯が影響を受けている状況を踏まえまして、市立高等学校等における1人1台の情報端末を公費負担で配備するために必要な経費を追加しております。また給食センターと単独調理校の「賄(まかない)材料費の追加」として、食材料費等が高騰する中で、保護者負担を増やすことなく栄養バランスや量を保った学校給食を提供するために、食材料費等の物価上昇分に相当する費用を追加しています。

次に特別会計でございますが、介護保険事業特別会計で増額補正を行います。介護保険事業での配食サービスにつきましても、利用者負担を増やすことなく栄養バランスや量を保った食事を提供するために、食材料費等の物価上昇分に相当する助成金を追加するものです。

 

仙台市長 郡 和子

 

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