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更新日:2022年3月30日

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発表項目以外の質疑応答(令和4年3月29日)

令和4年3月29日

新型コロナウイルス感染症関連

Q1

県が昨日、飲食業とか観光業の振興策というのを再開しますということで発表がありましたけれども、一方で昨日も新規感染者県内で302人ということで、少なくない人数かなとは思うのですけれども、この時期のいわゆる需要喚起策を再開というのが妥当だと思うかどうか、その辺のお考えを伺いたいのですが。

A1

県、知事のお考えというのもあるのだと思います。大変厳しい事業者の方々にさまざま応援策を繰り出していくというのもそれも一案だと思いますが、本市といたしましては、私といたしましては、やはり仙台市内の新規陽性患者の方がまだ減り切っていないというのでしょうか、少なくなっていない、高止まりというのでしょうか、そういう状況にあるということ、また、いろんな面で保健所業務も対応も大変ですし、自宅で療養されている方々の支援等もございます。そういう中で、なかなか知事がおっしゃるような対応をそれというふうに皆さんにお話をするのは、なかなか私自身としては難しいかなとは思っているところです。

 

Q2

1カ月後ぐらいにどういう感染状況になっているか分かりませんけど、ゴールデンウイークも控えているという中で、市としてはどのタイミングで、どういう条件になったらと言えばいいのか、どういう環境になれば同じようなこういう先ほどおっしゃったような支援先というか、需要喚起策を打てるのかというその辺の見通しというのはいかがなのでしょうか。

A2

これはワクチンの追加接種も進めているところです。そしてまた、さまざま皆さんたちにもご協力をいただきながら感染防止の対策を取っていただいています。ここは根気強く、ぜひ皆さんにもご協力をお願いした上で、そう遠くない時期に落ち着いてくることを祈っている状況です。

 

Q3

そういう状況になるまでは、仙台市としてはそういう需要喚起策の方にかじは切らないということなのですか。

A3

ただ、今、感染再拡大防止の期間になっているわけですけれども、これが終了する頃どうなっているのか、あるいはまたこういう中であってもできることというのはあるわけですね。そういう中でそれぞれ皆さんが工夫を凝らしてやっていただくということは十分にあり得るのだというふうに思います。一律にどうせよというふうなことを今ここで私が申し上げるということではなく、皆さま方それぞれに工夫を凝らしながらやっていただいてよろしいのじゃないでしょうか。

 

Q4

ワクチン接種について伺いたいのですけれども、先週23日時点の数字が公表されているのですけれど、全体の接種率で42%ぐらいと。特に、20、30代が10%台で、10代はまだ9%ぐらいという数字なのですけれども、この3回目の接種率の全体の状況をどう現時点で見ているかというのと、(接種率が)伸びてない印象も受けるのですけれども、その辺の見方はいかがでしょうか。

A4

一方で既にもう38万人の方々が3回目の接種というのを終えておられます。接種券を送っている方々のおよそ7割に当たる方々はもう既に接種をしてもらっているということだと思うのですね。今、接種券が手元におありになっても、この年度末、年度初めというこの時期でなかなか(接種の)ご都合がつかないという方々もおられるのかもしれませんし、それでもぜひ希望される方はいろいろな接種会場も用意しておりますので、速やかに受けられる方は受けていただけるとありがたいなというふうに思っています。

 

Q5

市長としては、この数字自体に、接種率自体は順調にいっているという認識なのでしょうか。

A5

ちょうどこの時期、3月に入ってきていますので、かなりいろいろなご事情もあるのじゃないのかと見ていいのではないかというふうにも考えているところです。ただ、スケジュール的にも大丈夫だという方については、ぜひご希望される方は早めに接種をしていただくとありがたく思います。

 

4病院再編について

Q6

今日、医療提供体制の懇話会が夜あるかと思うのですけど、今回が最後になるかと思うのですが、改めてこの議論を受けて今後どのように県と話をしていきたいとか、どういった形を考えているかと、あと各方面から要望、署名などあるかと思うのですが、今、例えば署名何人分来ているとか、その辺もし分かればお伺いしたいのですが。

A6

まず2点目、たくさん署名いただいておりますけれども、その数の集計というのが手元にありませんので、あと(で担当課に)聞いていただければと思います。それから、今日4回目の懇話会を開催いたしまして今日で取りまとめをする方向で考えております。これまでも大変有意義な、そしてまた貴重なさまざま医療現場の声ですとか住民としての声ですとか、またコンサルタントの声ですとか、いろいろお聞きしました。それを取りまとめた上で、どうしてもやはり懸念といいましょうか、これは県としてもこの方向で進めるというのであればしっかりとした根拠を示していただきたいという点も何点かございます。最終的に今日、懇話会の委員の皆さま方にお話をお聞きした上でそれを取りまとめまして、年度内、もう本当に慌ただしいのですけれども、県に対して新たな本市の考えということで提出をさせていただきたいと考えております。

 

Q7

その際は、これは市長と知事、何か対面というか面会をしてとかいう形でしょうか。

A7

もうそういう時間はちょっと難しいのじゃないかと思っております。事務的にお届けすることになると思います。

 

令和4年3月16日に発生した福島県沖を震源とする地震について

Q8

先ほど16日の地震について、事業者の方の支援のお話をされたと思うのですけれども、一方で、一般市民の方々も被害を受けられた方もいらっしゃって、仙台市としても今月末まで災害ごみの受け付けをしておりますけれども、市民の皆さまに対して何か支援策というのは考えていらっしゃいますでしょうか。

A8

り災証明の申請も随分積み上がってきているようでございます。実際に申請を出された方々の調査についても、民間の方々のご協力も得ながらですけれども(※)迅速に進めてまいりたいと思っています。それからごみの問題についてですけれど、だいぶやはり皆さんお持ちになっているようでして、これが3月31日まで(受け付け)の予定で当初おりましたけれども、なかなかそれでは難しいのではないかと思っておりまして、震災ごみというふうに言ったらいいのでしょうか、(受付期間を)延長させていただこうと思っております。ごみの受け付けについて、手数料の減免ですけれども延長させていただきます。4月28日まで延長するよう準備をしたい。この間、昨日までに2,313件、この処理手数料減免したごみの搬入件数があったということでして、去年の2月に発生した地震の際の2.7倍になっているということです。ですから、まだまだおうちの後片付け等々されている皆さんたちが多いのだなということもあって延長させていただくことにいたしました。

【※補足】
このたびの地震のり災調査は、原則として仙台市職員が行います。仙台市からの委託をよそおったり災調査にご注意ください。(り災調査の際に市の職員が修理を勧めることはありません。)

 

Q9

分かりました。改めて延長する目的と、被害に遭われた市民の方々に市長から呼び掛けることがあればお願いしたいと思います。

A9

まず、深夜に起きた地震でありながら人的な被害がそう多くなかったというのは、本当に皆さま方のこの間の防災意識の高さといろいろな意味でのお取り組みの成果だというふうに認識をしております。その上でさまざまおうちのものが、例えば食器が割れてしまったですとか倒れたものがあったなどということで処理をされる、ごみとして処理をされる方々がおいでになられるというのはそれぞれ少なからず被害がおありだったというふうに思います。そういう意味では被害があった皆さま方にはお見舞いを申し上げたいと存じますし、そのごみの搬入、処理の手数料については、しばらく延長させていただきますので、その期間を利用してお早めに搬入をいただければというふうに思います。

 

(家庭ごみ減量課長)

ただいま市長から4月28日まで延長をする予定ということでお話をさせていただきましたけれども、現在3月中につきましては土日祝日もごみの搬入を受け入れておりますが、4月につきましては平日のみの搬入というふうになります。これまで2週間の減免期間とさせていただいていますが、平日のみとなりますが今回延長約1カ月ということで長めに設定をさせていただいておりますので、その間の搬入をお願いしたいと考えてございます。

 

包括外部監査の結果報告について

Q10

包括外部監査の結果が公表されまして、仙台市のブランド戦略に関して、端的に言うと、杜の都だの学都、劇都、防災環境都市とかキーワードがいろいろ乱立していて、監査人の言葉を借りれば、手を広げ過ぎていて中途半端だというような厳しいご指摘があったと思うのですが、市長はこれどのように受け止められているでしょうか。

A10

やはりいいところがたくさんあって本市の強みというのは多岐にわたっているものですから、そのように都市の魅力の部分をそういうふうな形で表現をさせていただいています。確かに手を広げ過ぎて中途半端ではないかというような指摘を受けたところですけれども、本市が基本計画で掲げているのは“The Greenest City”SENDAIということで、このGreenestにほとんどつながるものばっかりだというふうに認識をしております。よりターゲットを明確化して施策の厳選重点化を図ることは必要だというふうには思っておりますけれども、一方で人口規模もこれだけ大きくて、政令指定都市という大きな基礎自治体としては、多様な市民の皆さま方のニーズですとか社会的要請に応えていくということも重要なのだというふうに思っているところです。いろいろ知恵を絞ってまいりますけれども、“The Greenest City”SENDAIの実現に向けて、さまざま取り組みをさらに磨いていかなくちゃいけないというふうに思っています。

 

定期人事異動について

Q11

先週、春の定期の人事異動がございましたけれども、人事課の(記者クラブ)レクでは、毎年でしたけれども女性管理職が今年も13年連続で最多を更新したというような発表ではあるのですけど、全体として見ればそんなに大きい数字ではないのかなというところがあるかと思います。市長、2期目の公約に女性管理職の積極登用というのを掲げられているのですけれども、今回の人事で積極登用をされたのかというあたりも含めて、市の人事の現状についてどうお考えなのか伺えればと思います。

A11

女性の登用については着実に進めてきているところです。初めて20%、2割を超えたということですが、ようやく2割であってまだまだこれから先上げていかなくちゃいけない、登用を進めていかなくちゃいけないというふうに認識をしております。まずは管理職登用の入り口である係長のところ、これをしっかりと女性の皆さんたちが就けるように、またいろんな意味で研修も強化してまいりたいというふうに思いますし、さまざまなモデルになる方々からのいろんなアドバイス、そしてまた働きやすい職場環境づくりというのでしょうか、これも進めてまいりたいと思います。

 

Q12

今回公約に沿って、積極登用は管理職に限らずしてみたという理解でよろしいのでしょうか。

A12

してみたというふうなご質問でしたけれども、それぞれ女性たち、優秀な人たちが大勢おります。そういう意味では初めて登用された職員も数多くいます。ぜひ頑張ってもらって、次に続く人たちの模範になってもらえるように期待しているところです。

 

仙台市長 郡 和子