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更新日:2021年12月22日
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令和3年12月21日
昨日4病院の再編統合について県から考え方が改めて示されて、仙台市にも提出されたということを伺ったのですが、郡市長はお読みになったのでしょうか。
概要のところを見させていただいたところではありますけれども、これから詳細については読んでいかなくちゃいけないと思っているところです。現時点での県としての考え方をまとめていただいたということで一定程度評価をさせていただきますけれども、基本的には本市がここは重要だということで求めていた、地域の方々あるいは医療関係者の皆さま方、患者さま方に理解を得るような丁寧な説明についてぜひ行っていただきたいということをお話をしているところですけど、これについてのお考えといいましょうか、これはこれまでどおりだったというふうに受け止めております。残念だったなというふうに思うところです。それから、県が主体的に今運営をしておられるがんセンターそれから精神医療センター、これをどのような形にしていくのかについては一言も触れられていないので、とてもここのところについては残念に思ったところです。
仙台市が伝えたかったこととして情報開示と進め方についてあまり納得いっていないということだと思うのですが、これからどのように県に対しては行動といいますか、また意見書というのを仙台市で取りまとめるのかということについてはいかがでしょうか。
今仙台市の医療提供体制に関する懇話会を開催をしております。次の会は今週の金曜日24日に救急医療について主なテーマでご議論いただくことになっております。加えて年度内に2回行いまして、そのお話をまとめた上で、また本市の考えということで県にはお示しをさせていただこうと考えています。
知事の記者会見で救急の搬送時間の話をかなり強調されていたのですが、そのあたりの仙台市と名取市、黒川地区の搬送時間が開きがあるということでそれを縮めたいというような知事の思いがあったそうですが、救急搬送についてはどう思われますか。
まだ詳細をしっかり検討しているところではありませんけれども、今回の私どもの考え方を示させていただきましたのも仙台市に限ったことではなくて、仙台医療圏全体のことを考えてこういうような課題はあるのではないかということも踏まえて県にお示しをさせていただきました。その中で救急医療についても同じ考えでお示しをさせていただいたものです。他の地域からの搬送時間が長くなっていることについて会見で知事がおっしゃっていたのかどうかちょっと記憶が定かじゃありませんけれども、三次救急もあるから一定程度は必要であろうけれども、しかし大分楽になるのじゃないかというそのような趣旨でご発言があったかというふうに思います。その点については確かにそういう側面もあろうかと思いますけれども、仙台医療圏全体で見るとどうなのかというところが少しあるのじゃないだろうかというふうに本市としては思っているところです。これから懇話会でこの点について、本市が考えている救急医療体制についてはどうなるということについては、24日の日に皆さま方、委員の方々にもご議論いただこうと思っております。
一読した限りの納得度といいますか、仙台市が伝えたいことがどれぐらい伝わっているかということも含めまして何%ぐらい納得したのかなということは。
どうでしょうか。まだ詳細を読み込んでいませんものですからそこについてはちょっと今お答えすることはできません。ただ、一番重要と思っている住民の皆さんたちや医療従事者の方々、患者も皆さんたち含めて納得いただけるようなご説明について、情報公開について、ぜひ進めていただきたいということについてはあまりこれまでと同じようなお答えだったのかなという印象です。
そこはゼロ回答かなというような印象ですか。情報開示だけについては。
まだこれもよく読み込んでいないので申し訳ありません。
県は情報公開について協議中の話はなかなか公開できないというふうに主張なさっているのですけれども、郡市長としてはその情報公開はどのような形にするのが望ましいというふうにお考えなのでしょうか。
そもそもですね、どこにどのような病院になるのか全く分からない、どこにどのような病院が造られるのか分からないわけです。確かに経営的なところということもあってあまり表に出しにくい情報もあろうかと思うのですけれども、少なくても県がまず運営しているがんセンター、それから精神医療センターについて、どのようなものにしたいので仙台赤十字病院と合わせてどういうふうな形になるのか、また県立医療センターについても東北労災病院と合築ということですけれども、合併症に対してはそうしたらどのようになっていくのかですとか、そのような基本的なところも何らお示しいただけないのは非常に残念だというふうに思っております。加えてそれぞれの病院が患者さんにご説明すればそれで済むというお話ではなくて、医療ネットワークが全部構築されている中ですからそれは丁寧にやはりご説明をしていただきませんと、県民、市民の皆さま方の納得は得られないのではないかというふうに思っているところです。
県としては昨日の(提出された)報告書の中では救急医療の搬送時間がやはり名取市さんとかですと県平均より長くなっているという問題点を強く主張なさっていたのですけれども、その点、先ほどもお話ありましたけれども、ここの郡市長の受け止めというのをよろしいでしょうか。
本市の考え方として示したものは滞在時間も含めて滞在時間のみでは計れないものだということをお示ししたところです。今回県がどのような調査の結果をもって今回の資料をおまとめになられたのか、そこまで実は読み込めておりませんので今ここで言及は控えたいと思います。ただ、搬送される件数全体のところを考えますと、ボリューム的にはやはり仙台市民の方々のボリュームが大きいのだろうというふうに思います。必ずしもその時間の問題なのか、あるいは別の問題なのか、そしてまたその富谷市なり名取市に移動すればその地域での時間は短縮されるかもしれませんけれど、仙台医療圏全体として本当に短縮されるのかどうかということ、ここはやはり肝になってくるのじゃないかと思うのですね。これはまだ詳細しっかりと見させていただいて、精査させていただいて、考え方をまとめたいと思います。
まだ未定だと思うのですけども、これからまた改めてその仙台市さんの考え方というのを県に提出するということも可能性は視野に入れていらっしゃるのでしょうか。
懇話会を年度内に開催をさせていただきます。懇話会で有識者の方々のご意見をいただいてまいりますので、それを踏まえた上で本市の考え方について改めてまとめてまいりたいと思いますし、今般県から示されましたことについても懇話会の中でご議論をいただくことになるのだろうというふうに考えています。
18歳以下へのいわゆる10万円相当の給付の件なのですけれども、先日閉会した議会でも国の経済対策に応じて予算案追加提出して、さらに追加して議決を受けたというところだと思うのですが、この一連の流れで、国が当初クーポンをしかも時期を分割してクーポンを基本としていたところからどんどん二転三転というか方針が変わって結局ああいった形で落ち着いたと思うのですけれども、この一連の経過について、国の対応について、郡さんのご感想というか思いを教えていただけますか。
5万円はクーポンでというふうなお話があったときに経済を回していく上での効果ということもあるなというふうに私自身は思ったところです。もちろん使えるお店もたくさんあるだろうからそういう意味ではコロナで傷んだ地域経済を回復させる、そういう意味合いもあってご提案になっているのだろうなというふうに受け止めていたところです。しかし、その後いろいろと準備ですとか加盟するお店をどういうふうに募っていくのかですとか印刷などを考えますと、かなりの時間がかかるということを聞かせていただきまして、ああそうかと思っていたところ、国会の中でもいろいろな議論があって、そして今般、一括(給付)でもいいというふうにご判断をいただきました。本市はぎりぎりのタイミングでようやく一括して皆さま方に支給できるタイミングだったのでほっといたしたところです。確かに初め5万円分を急ぎ支給するように準備を進めていたところですから、また追加の補正予算の提案、そしてさらなる追加の提案ということで議会の皆さんたちも大変だったと思いますが、でもぎりぎり間に合ってよかったと思っています。
先ほどお伺いした国のこの検討経過というか、地方自治体が12月の議会やっているのが分かると思うのですけど、そこで年内支給と言っている中でのこの判断スピードとか方針の転換とかそういったところへのご感想を伺いたいのですが。
12月議会も期日も開催期間もまちまちですからこれは何とも申し上げようがないのですけれども、もう少しいろいろな声を、各自治体の首長さんたちの声をお聞きすると、やはりそうよね、大変だったわよねっていうふうな気持ちは共有するものであります。
大変だったという思いを共有するというのは、そうすると国にはもう少し早く判断してもらいたかったとかということなのか、それともいろいろなことを考え合わせれば致し方なかったということなのか、どのようなことなのでしょう。
私自身はぎりぎりのタイミングで仙台市民の皆さま方、18歳以下のお子さんたちにクリスマスプレゼントができてよかったなと思っているところです。
ブルーリボンの件、北朝鮮の拉致被害者救出を訴えるブルーリボン、先般の定例会でも市長と一部市の幹部の方が着けられましたけれども、改めて市長が着けられた理由と、あと市の幹部の方も着けられたことに対するご所見というか、どのように思いましたかということをお尋ねしたいのですが。
拉致被害者家族である、そしてまた家族会の代表も務められた飯塚さんがお亡くなりになられて、本当に悔しい思いでいらっしゃったろうなというふうに思います。北朝鮮のこの拉致被害者の皆さま方の一刻も早い帰国と、そしてまたご家族の皆さま方、一日も早い帰国を待ち望んでおられる方々との再会がかなうように、ちょうど12月の初めから1週間、人権擁護の週間でもありました。北朝鮮の拉致被害を多く知ってもらう、そしてこれを風化させないという気持ちでブルーリボンバッジを着けるということもさせていただいたところです。本当に(解決に)長い長い時間がかかっていることについて多くの皆さま方にご理解いただけるように、私も人権擁護週間のときにはブルーリボンバッジを着けさせていただきましたし、幹部職員も自主的に着けてもらったというふうに承知をしております。
先日大阪で起きた火事の件で、事件への受け止めと、あと消防庁から全国の消防局に対策するよう通知が来ていますけれども、仙台市としての対策を教えていただけますでしょうか。
多くの尊い命が奪われる大変むごい事件でございました。お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈りしたいというふうに思います。その上で、ビルの火災、しかもガソリンを使ったと見られるというふうに報じられているところですけれども、ある部分大変あってはならない話なわけですね。そういう意味で本市においても、もちろん国からもお話がございましたけれども、点検については早速今日から始めさせていただくと聞いているところです。市民の皆さま方の安心・安全を守るために万全の対策を、ビルのオーナーの方々、そしてまた入居されている方々も含めて、注意喚起も必要であろうというふうに思っているところです。もちろん犯罪は許されるべきものではありません。
新型コロナウイルスワクチン3回目の件について伺いたいのですが、先般これまで2回目の接種から8カ月が経過という間隔だったのですが、それが6カ月になりまして、昨日再開した県の大規模接種センターの方でも6カ月、高齢者施設だったり社会福祉施設の入居者または従事者ということだったのですが、ちょっといろいろ自治体に確認するとその方々への接種券の交付がまだ間に合っていないということで、実質的にはまだ接種券がないと3回目(接種が)できないこと、何ていうかそのジレンマみたいなものがあって、(ワクチンを)打っていいよと言われても現実的には接種券が届いていない。そのあたりどう対応していくのか、確認させていただきたいのですが。
まず基本的なところ、初めはこれ(間隔を)8カ月空けるということだったのですよね。それが7カ月でもいいというふうになったり6カ月でいいというふうになったり、これもいろいろな変更があって、ある意味で国民の皆さま方、いろいろと、「あ、大丈夫なのか、だったら早く受けたい」という気持ちも募っているのかもしれませんけれども、まずはしっかりと間違いなく6カ月を経過しない間に受けられるとこれはまた何か健康障害があった場合には補償(対象)にならなくなっちゃうそうですから、ここはしっかりとしなくちゃいけないということもあり、さまざま今各自治体で対応に追われていると思います。またワクチンの供給がどういうふうになるのかということも一緒の話でして、これも見合いながらしっかりと3回目の接種に結び付くように対応しているところです。ただ、本市でも7カ月という期間でもってワクチンの接種券が送付できるように準備を始めているところです。まず最初の医療従事者についてはこれはもうある程度送っているところですよね。
(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)
今市長から申し上げたとおりでございまして、医療従事者の方についてはもう既に(接種券を)送っている方もいらっしゃいます。それからもともと来月に(ワクチンを)打とうと思っていた他の医療従事者の方、診療所の医療従事者の方々についても今月中には接種券を送ろうと思っています。高齢者施設の従事者、入居者の方々というのも含めてこれらの方々というのはおおむね6月、7月あたりで2回目の接種を終えられているのですね。高齢者施設の方々についての接種券をできるだけ前に倒して送れるように今調整をしているところでございます。
それから市長からも強調させていただきましたけれども、6カ月未満で接種をしてしまうのはこれは間違い接種になってしまうというところでございますので、ここはどうしても避けたいということでございます。補足させていただきますと、6カ月未満で(ワクチンを)打ってしまうといわゆる副反応が出たときの救済制度の対象にならない場合もあるということでございますので、どちらにしてもそういうのは避けたいなというところでございます。
ワクチンの7カ月の間隔で前倒しして準備しているというのは高齢者施設に限っての話なのか、一般高齢者も含めてという意味でよろしいですか。
はい。
(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)
今前倒しの調整をしているのは、1回目、2回目(の接種)を7月までに打った方々をまとめて前倒しをすることを調整しようとしています。高齢者施設入居者に限らず、その時期に打った方をまとめて前倒しができないかというのを調整しています。
それは8月以降(に接種した方)もそういった形で前倒しするという方針なのでしょうか。
(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)
先々のことはまだ決まっておりません。まずは今、近く、要は高齢者施設の入居者が含まれているグループ、6月、7月に2回目を打った方々に対する接種券を今前倒しの調整をしているということです。
12歳未満のワクチン接種の件も伺いたいのですけれども、5歳から11歳までのワクチン接種を2月以降にというようなお話が議会であったと思うのですけど、そのあたりの検討状況と準備状況を教えていただけますでしょうか。
(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)
こちらについてはご承知だと思いますけど、国の方で12歳未満については接種をするのかどうかまだ決まっていません。ということで、決まってない中で打つとすればどうするかというのは調整しているところでございます。議会でもご答弁差し上げたと同じように、打つとすれば個別接種が中心になるのかなというところでございます。それ以上のことは今のところまだ決まってございません。
市長はその12歳未満のワクチン接種についての期待とか有効性についてはどのようにお考えなのか、お聞かせいただけますか。
まだお子さんたちに対してのワクチンの有効性、安全性についてまだ途中なところで、何とも私自身も申し上げられませんけれども、今回のこのオミクロン株、これからまた先に何か変異株が出てくるのかどうか分かりませんけれども、子どもたちに対しても安全で有効だというワクチンができれば、それは接種を希望する方々には接種できるように本市としても準備をしていかなくちゃいけないというふうに思っています。
昨日G7関係閣僚会合の誘致推進協議会が設置されましたけれども、郡市長は年明けてどのような誘致活動を行っていくのか、何か具体的なものがあればお教えください。あと誘致推進協議会を通してどのように国にお願いをしていくのか。
非常に昨日多くの皆さま方に誘致推進協議会の設置についてご賛同いただき、ご出席をいただいた中で1回目の会議を開くことができまして大変うれしく思ったところです。仙台市のみならず、地域一体となって地域を挙げて誘致をするという枠組みができて大変うれしく思いました。年明けに日程調整をした上で国への要望活動をこの誘致推進協議会のメンバーの皆さま方と一緒に行いたいというふうに思っているところです。具体的なところにつきましては、担当が国に対してさまざま日程調整をさせていただいているところでございます。
まだ具体的な日程は決まっていない。
まだですね。
2月に議会もあるので、1月中には(要望活動に)回るということですか。
そうですね。1月中には、何とか調整がつくといいなというふうに考えています。
仙台市長 郡 和子
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