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更新日:2021年8月25日
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令和3年8月24日
まん延防止等重点措置が適用されてから数日たって、この土日に関しては人流データなんかももしかすると報告が上がってきているのかなと思うのですけれども、もし、そのデータとかを拝見されていればそれを基に今どういった状況なのか、またどういうことを訴え掛けたいのかと、そこをまずお伺いできればと思います。
人流のデータについては、申し訳ないけれどもまだ報告は上がってきておりません。まだ見てはいません。肌感覚で申し上げるのはあれですが、夜いろいろと見回りをしているということの報告を受ける中で、皆さん結構(外出自粛を)守っていただいているというふうには聞いたところです。まん延防止等重点措置の営業時間短縮要請にご協力をいただいているところが多いということ、それからまた公園等での(飲酒など)そういうことについても散見されるような状況ではないというふうに聞いているところです。
感染者の方の自宅療養と(入院)調整、その調整中の人数というのが市内で自宅療養に関しては283人、そして調整中に関しては519人ということですごい増えているなという印象がありまして、改めてこういう方々が例えば病院に入れない状況、目詰まりみたいな形が起こっているのじゃないのだろうかという危機を覚えるのですけれども、ここに関しては今の段階ではスムーズにいっていると捉えられるのでしょうか。この人数からいって。
入院で目詰まりが起きているというふうなことは聞いてはいない状況です。ホテルの宿泊療養について若干お待ちいただいている方が増えてきているという状況にあるということで大変申し訳なく思うところです。病床の使用率は仙台医療圏で言いますとご承知かもしれませんけれども91.8%まで上がってきています。病床をさらに増やしていただけるように宮城県あるいは医療関係の方々と協議していきたいというふうに思っています。ホテルについて、先ほどちょっと申し上げましたように若干お待ちをいただいていて申し訳なく思います。既に8月16日に1棟施設を増やして1,000室用意をしているところですけれども、それでもなお回転する状況も難しいところもあるようで、今月中にはもう1施設増設する予定でございます。さらにこれからの(感染者の)増加状況も見ながら県とも協議を進めていきたいと考えています。
現段階では(入院や宿泊療養の)待ちでどれくらいの日数がかかっているのですか。最大で。
(保健所副所長)
療養の状況にもよりますけれども、具体的に今時点で何日という数字持ち合わせてございません。
自宅療養されている方は基本的には宿泊療養なり入院をしてもらうというのが原則だと思うので、この方々に自宅療養している間のケアというのですか、例えばいろいろ物資とかいろいろこれまであったと思うのですけど、ここら辺のケアについては追い付いているというような状況でしょうか。
(保健所副所長)
自宅で療養される方、物資の配送等とパルスオキシメーターによる健康管理の器具なのですけれども、こちらの方は滞りなく現在のところ待機者の方には送付しているというような状況です。
ワクチンの関連で、全市民に対して(予約枠を)オープンにしたらすぐ埋まったという状況もあるようですけれども、県外で妊婦の方がお子さん亡くなってしまうというケースがあったりとかして、そこで例えばこれ今もうワクチンなかなか(予約が)取れない状況ですけど、妊婦の方を例えば優先して打っていただくとか、そういった方向の考えはないのだろうかというのをちょっとお尋ねしたいのですが。
今12歳以上の方々への予約の受け付け、集団接種、それからまた個別接種についても開始をさせていただきました。その枠の中で妊婦さんがどれぐらい入っていらっしゃるのかということについてはちょっと承知をしておりません。今ご提案のあったことについて、やはり妊娠後期の方はハイリスクだというふうにも言われておりますのでなるべく早くワクチンを接種していただけるようにした方がいいのだろうというふうには思っておりますが、今そこまで具体的な詰めは行っていないところです。
併せて県内とかでも(動きが)出てきているのですけど、受験生に早く(ワクチンを)打ってもらおうという、こういう施策を取る自治体もあるようですけれども、こちらに関してはいかがですか。
これも任意接種ですからいろいろなお考えをお持ちの方々もおいでなのだとは思いますけれども、今おっしゃられるようにこれから受験期に入っていくわけですから、それも今ご提案のあったことについてもそういう考え方もあろうなというふうには思います。
具体的にこれから、例えば検討の素材になり得るということになりますでしょうか。
これもまだ具体的な話にはなっていないところです。私自身は、今もう大体半数ぐらいの方々が1回目の接種を既に終えられていますから、そういう状況を見ながらどういうふうに振り分けられるのかというのはちょっと頭の中で整理してみないとというふうに思っているところです。いずれ11月中には希望される方全てにワクチンの接種は打ち終えるのではないかというふうに見通しを立てております。
これまでも再三お伺いしてきたのですけれども、改めて夏休みの延長というのですかね。非常に感染が増えてきていて、他自治体でも神奈川とか沖縄、那覇ですかね、要は夏休みを延長しましょうというような措置に入っているところもあるのですけど、改めてこの段階で(夏休みの延長が)あるかないかというところを確認させてください。
全校一斉の休校ということについては今のところ考えてはおりません。既に学校が始まっていて、校長先生等から子どもたちに対してもいろいろなお話があったかと思いますけれども、教育委員会でも改めての(感染対策の)お願いについて保護者の方々にも発出をさせていただいたということを聞いていますし、そしてまた実際子どもたちもしっかりと対策を取って学校生活をできる範囲でですけれどもエンジョイできるようにしていくという気持ちで学校に行っているのだと思います。
学校の再開についてお伺いします。文部科学省の方から先週通知が出ているかと思います。休校について今お伺いしたのですけれども、それ以外の学校活動、部活等ですとか行事ですとか、市長、今のところお考えがあるかどうか。あと休校ですとか学級閉鎖、学年閉鎖、段階があるかと思うのですけれども、その判断する指標みたいなことは市長としてはどういうふうにお考えになっているか教えてください。
これまでの間、教育委員会等でも経験を踏まえて子どもたちに感染者が出た場合どのようにしていくのか等々整理をされているわけです。これから先どのような状況になっていくのか、まだデルタ株の影響もありますから、なかなかここで言及するのは難しいかもしれませんけれども、適切に適時に対応できるように体制を取ってもらっていると、そう思います。その上でクラブ活動ですとかさまざまな学校行事についても、かなり限定した形でやることについて徹底をさせるように指示をしておりますし、このことについても新たなご心配を生まないように努力をさせていただきたいというふうに思います。
休校ですとか学年閉鎖ですとかということについては。
その指標についてですか。これは今まである程度の見通しといいましょうか、これまでの経験を踏まえて行ってきているところでもございます。その状況でまず対応していくのだというふうに認識をしております。
ワクチンに関してなのですけれども、ご高齢の方への接種というのが大分終わって、これから次、若年層に入っていくかと思うのですけれども、東京都なんかは予約なしで(接種を)受けられるようなセンターの設置とかも始めているようです。仙台市としては若年層への接種への理解をどういうふうに促進するか。あと副反応ですとか将来的な副作用ですとかというようなことも言われているようなのですけれども、それに関して市長、どういうふうにお伝えしていこうかお考えありますか。
いずれ若い方々の接種の受け付けというのは昨日始まったばっかりですけれども、申し込みは順調に伸びているというふうに聞いているところです。その上で市民の皆さま方に安心できる材料、接種していただくのがより進むような形で正しい情報をお伝えし、そしてまたご協力をいただけるように、市の医師会等とも連携しながら周知啓発の取り組みを今後も進めていきたいと考えています。
その周知に関しては例えばユーチューブですとか、通常のと言ったら変なのですけれども違ったツールというのは何かお考えですか。
若者に訴求しやすいような、そういう形を考えてまいりたいと思っております。
昨日は月曜にしては最多という数で感染者が増えている。仙台市だけではなく県内でもクラスターなど教育関係でもあったりしています。そういう中で、今後感染拡大が収まらず増えていった場合、どういうふうな形で小中学校の臨時休校やその辺を考えるのでしょうか。例えば学校単位とかクラス単位とか、一斉休校は今はないと言っていますけれども、こうなった場合は一斉休校もやむを得ないだろうという考えなどあればお聞かせください。
今ご懸念の状況というのは起きる可能性もあるわけだというふうに認識をします。そうならないように、とにかく各家庭で各児童生徒、そしてまた学校単位で感染防止対策を徹底するということはもとより、また万が一感染が発生した場合にどのように対応するのか、これもそれぞれの学校で知恵を絞ってやっていってもらっているところですけれども、先ほどおっしゃったように全体的に広がった場合にどうするのかというのは課題の一つだと思います。既にそのことにつきましては教育長にもしっかりといろんなパターンを考えてもらいたいということをお話しさせていただいています。
例えば今どのようなパターンが例として出ているのでしょうか。想定として。
具体的にはそこまで今言及をする材料もございません。今のところ仙台市立の小中学校でクラスターが起こっている事実もございません。そういう意味では市民の皆さま方、保護者の方々含めて本当に頑張っていただいているのだというふうに思います。ただぽつぽつと教員だったりお子さんだったりに感染者が出ているのも事実です。それがどこで爆発するかはまだこれ分からないのですけれども、それについてはその時々でやはり判断していかざるを得ないのだというふうに思います。今これぐらいになったらどうするということをここで軽々にお話しできるような状況にはない状態です。
他の自治体だと分散登校だったりあとはオンライン授業の導入が進んでいるところもあるようです。仙台市では何かそういった対策というかオンライン授業がいつ頃から始まるとか、何かめどというのはございますでしょうか。
先ほど来申し上げていますけれども、今のところですね、感染(の広がり)を迅速に抑えていますし、市立小中学校での感染拡大、クラスターというのは起きていない。これはご家庭の皆さま方も大変ご協力をいただいていますし、そしてまた児童生徒の体調が悪くなったら休校(欠席)扱いにせずお休みができるし、ご家族の中にも体調不良の場合には休むということは可能になっています。それもお休み扱いにはしないことになっています。そういう状況で今あるわけですけれども、おっしゃられるように感染が広がった場合にどうするのかというのはやはりいろいろなパターンを考えておく必要はあるのだろうというふうに思います。その一つがいわゆるオンラインでの授業もその一つなのだと思いますけれども、既に確認をしましたところ、GIGAスクールの準備状況、子どもたちにはタブレットの持ち帰りの練習を8月末までに全学校で行うように進めているところでございます。いかなる状況になるかそれぞれ今ここでいろいろなことを想定はするものの、どういう状況になったらそうするということはまだ言えないわけですけれども、このタブレットが有効活用できるように準備は進めている段階であるということです。
このタブレットを使ってのオンライン授業というのは、例えば今年度中とかに始められそうとか、そういっためどというのはございますでしょうか。
それについて詳細、いつから始められるのかは聞いておりません。
学校ではなく一方で保育園も今普通に通常どおり運営されていると思うのですけれども、例えば保育園の休園だったり登園の自粛だったり、そういったものは求める予定はございますでしょうか。
これも既にこれまでの間、それぞれの園がどういう状況になるのか、それによってどういうふうに対応するのかということは決まってそれぞれの園で努めていただいていると思っています。
分散登校、オンライン登校で有効活用できるよう準備を進めているということでしたけれども、教育委員会に取材してみると今の段階で1時間目から6時間目までオンライン授業するというのは難しいというふうにおっしゃっていました。この感染状況で、何か感染拡大して、今一日二日休校して再開ということが多いですけれども、1週間、2週間単位で休校したときの場合の最悪の状況を考えておくべきかなと思うのですけれども、そういった状況になったとき、これオンライン授業を進めるための施策というのはあるのでしょうか。
ですから、いろいろと8月末までに全学校で持ち帰りで家庭での端末活用がどんなふうにできるのかどうか、いろいろと検討しながら課題を抽出してその課題に対してどういうふうに解決できるのか、それを考えていくというそういう段階だというふうに思います。まだ、どんな課題がどういうふうに上がってきているのか、そこの詳細については聞いておりません。
そうすると一斉休校は今のところでは考えてらっしゃらなくて、オンライン授業などはまだ準備を進めている段階というと、明日から学校始まりますけれども、例えば明日感染が拡大してしまうということもあり得るわけですよね。そういったことになった場合は今のところ何もこれという政策はできないということなのでしょうか。
いや、そんなことはないと思います。もちろん最悪のケースというのを想定しながら対応策を練っていかねばならないというふうに思っております。今持ち合わせの、例えばGIGAスクール、家庭でのオンライン、全てが難しいとしても、例えばプリントを各家庭に配って行うですとかいろいろな方法はあるのだと思います。それは各学校あるいはご家庭の事情さまざまだと思いますので一斉にこうだということを申し上げることはできないということです。
昨日村井知事の会見の中でも、感染者が拡大して激増すればさらなる学校の対応も考えるというふうに言及されましたけれども、仙台市として今感染の対策をやられているということでしたけれども、さらに強い対策というのは考えていらっしゃるのでしょうか。
今のご質問の、さらに強い対策というのは。
対策、対応ですね。
現時点でクラスターを発生させないでいるということ、そしてまた子どもたちの学びの機会、そしてまたなかなか触れ合うことは難しくても集団でのさまざまな学習の機会というのはこれはしっかりと確保すべきであると私は思っております。そういう意味では、それぞれの学校で知恵を絞りながらこれまで以上の感染対策を心掛けていただくということは重要だというふうには思っておりますが、ここであちこちの学校で一斉にクラスターが発生するというときにどうするのかというそういう議論についてはなかなかできないということを今申し上げているところです。
そうすると子どもの学びの確保をするためにも大人たちの感染対策というのは必須だと思うのですね。そうなってくると、この感染が急拡大してなかなか止まらない状況が続いていますけれども、仙台市として、今出しているまん延防止等重点措置、それ以上の強い措置というのは検討段階に入るのでしょうか。
確かにそういう小さいお子さん、児童生徒をお持ちの方々、子どもたちが感染をしてそれが家庭内に広がるというよりは、家庭内に大人から持ち込まれて親からうつっていくというケースが多いというふうに今認識をしているところです。そういう意味では、親世代の感染を防止するために、やはりワクチンの接種、まだ十分に行き届いていないそうですから一刻も早くワクチンを接種していただくということがまずは重要なのだと思っております。
知事会でも出ましたけれども、全国一斉の緊急事態宣言、ロックダウンも含めてということもありましたけれども、郡さんとしてはこの考え、どう思いますか。
今、仙台市ではまん延防止等重点措置をしっかりとやっていただこうということで取り組んでおります。確かに仙台市外、宮城県でも数は増えているのも事実ですけれども、それは知事がその他の自治体の首長さんといろいろとお話しになってお決めになることだと思いますし、全国的な広がりに向けて政府もいろいろと検討されているようでは報道ベースですけれどもあるようですけれども、今のところ私は目の前のことをしっかりと取り組ませていただいて着実に効果を上げていくこと、このことに全力を傾注していきたいというふうに思っています。
先ほど学校活動について、クラブ活動とか学校行事についてかなり限定した形での実施を指示しているというお話がありました。学校活動いろいろあるのですけれども、特に修学旅行ですとか校外学習というのでしょうか、旅行的なものを含めた行事については市長はどのようにご指示されていたのでしょうか。
県外への移動について、宿泊行事のことですけれどもそれについては行わないということでございます(※)。あとは運動会だとか、これから秋になりますと学芸会だとか文化祭だとかいろいろ予定されているところもあるのだろうと思いますけれども、可能な限り感染対策を行っていただいた上で何とか実施を検討していただけるといいなというふうに思っています。
(※)正確には、移動・宿泊を伴う教育活動(修学旅行等)のうち、県境をまたぐ活動については、延期等の検討をするよう教育委員会から各学校に通知しているもの。
他県であったような妊婦の方が新型コロナウイルスに感染した場合で、非常に医療的な措置が必要になったときに、今現在仙台医療圏においては他県であった事例のように受け入れが難しいという状況にあるのか。それとも仙台医療圏に関してはこれまでどおり通常の対応ができるという状況なのか、現状はどのような状態になっていますでしょうか。
少なくとも今のところですね、消防局からはそのような例は上がってきてはおりません。
千葉の例ですと妊娠の周期によって受け入れる、受け入れられないという基準があったみたいなところがあったと思うのですけれども、仙台というか宮城県においてはそういう何かネックになりそうな基準というのは存在するのでしょうか。
(保健所副所長)
妊婦の方の陽性患者が出た場合なのですけれども、こちら症状や週数に応じて県の新型コロナウイルス感染症の医療調整本部にて入院の調整を行っています。ただ妊婦の方の症状や出産に近い場合などについては産科や新生児科などの専門分野の先生によるアドバイザリーボードというのを設置しておりまして、このアドバイザリーボードによって調整本部の方に助言等々行いましてその入院の調整等行っている状況です。
千葉の例ですと妊娠周期が結構早い方の早産だったと思うのですけど、その方と同様のケースみたいなものはなかなか受け入れがすぐに難しいということになりますか。
(保健所副所長)
そのようなケースについても、妊婦の状況に応じて専門家のご助言をいただきながら適切な治療につなげているといった状況でございます。
調整する仕組みは分かったのですけど、その受け入れる病床というかは確保されているという理解でよろしいのでしょうか。
(保健所副所長)
今現状はそのとおりでございます。
休校の関連の話なのですけれども、実際現段階でクラスターとかは発生してないという状況ですけれども、発生したケースが出てきた場合にやはりすぐに休校とかそういった全市的な対応、そういったことを検討していかなきゃいけないというお考えなのでしょうか。それとも、1校、2校ぐらいでは個別の対応で十分とお考えなのでしょうか。
どこかの学校でクラスターが発生したといたします。その場合に仙台市内一律に一斉に休校ということについては考えておりません。それぞれの学校で対応するのがまずというふうに思っているところです。
そうしますと、これまでの経験を踏まえてという話もありました。コロナ前ということを考えると季節性インフルエンザとかそういった対応とまずは同様の対応をしていくとお考えなのでしょうか。
必ずしも季節性インフルエンザと同等のということは今言えないというふうには思っています。ただですね、対応についてはそれぞれの学校でしていただくということになるだろうと思います。子どもたちにはワクチンの接種が小学校の場合はできませんし、幼児もできませんし、そういう意味では、大人がしっかりと感染をしない、させないということを徹底するということがまず重要なのだというふうに思います。
村井知事が宮城知事選挙への出馬の表明をされましたけれども、こちらの受け止めをまずお願いいたします。
5期目に向けて決意を固められたということ、少し前からお話は聞かせていただいておりましたのでいよいよだなというふうに感じたところです。
市長選挙では村井知事の方から、郡さんを支援して第一声にも駆けつけてというようなこともありましたけれども、郡さんは村井さんの今回の知事選挙について支援されるお考えはあるのでしょうか。
支援頼みますというふうには言われてませんけれど、この間新型コロナウイルスの問題でも連携しながらやってまいりました。ぜひにというふうに私自身は思ってはおります。
支持をされるということですけれども、支持をされる理由のところ、もう少し教えていただけますでしょうか。
この間、県とも連携を深めていろいろなことをお話しできるような関係は作ってきました。そういう意味で知事は知事で私どもの仙台市政に対する理解もいただいているというふうに思いますし、私自身も知事にはいろんなことを話しやすい状況です。もちろん、これは駄目、これはいいということもそれぞれの立場でバトルが生じる場合もございますけれども、それもそれで当然だというふうに認識をしているところです。その上でいろいろ話しやすい、連携をしてやっていけるというふうに思っているところです。
先日、横浜市長選の結果も出ました。立憲民主党推薦の候補が当選して菅首相が全面支援した小此木さんが落選したということでしたが、こちらの受け止めと、今回この新型コロナウイルス感染症とか含めて政権への批判票が集まったのではないかというような見方もありますけど、そちらについても含めてお願いできますでしょうか。
横浜市民の皆さま方のご判断ですので、私から何か言うべきものでもないと思っています。
結果はそのようなことだと思うのですけれども、政令市の女性の市長がこれで郡さんお一人になったと思うのですけれども、そちらに関して何か思うようなところがあればお願いいたします。
林市長には大変残念な結果でした。女性首長の先輩としていろいろなこともお話をいたしましたし、いろんなご指導もいただいてきたところです。大変勉強にもなりましたし、感謝を申し上げたいというふうに思います。女性の首長が政令市においては一人になってしまいました。全国的に見ますと女性の市町村長というのが少しずつ増えてきている状況にありますので、この流れは後退をするということではないのだろうというふうに思っています。
21日で1期目の任期が終わって22日から2期目始まったと思うのですけれども、2期目を迎えて改めて意気込みというか抱負のようなものを語っていただけますでしょうか。
109万市民の皆さま方のために力を尽くすという気持ちは変わらないものでございます。まずはこの新型コロナウイルスの感染拡大をいかに抑えていけるのか、これが第一だというふうに考えております。その上でポストコロナということも見据えた上で、未来のまちづくりにつきましても、市民の皆さま方と共に果敢にチャレンジを続けてまいりたいと思います。
昨日定禅寺ストリートジャズフェスティバルの主催者が2年連続で開催の中止を発表しました。そのことについてどのように受け止めていらっしゃいますか。
仙台の秋を彩るビッグイベントでしたから、2年連続で中止ということは誠に残念なことだというふうに思います。しかし、今の感染状況を鑑みて実行委員会でもご判断されたのだと思います。ボランティアに就かれる皆さま方についてなかなか辞退も続いたというふうにも聞いております。そういう意味で今回の苦渋のご判断だったのだろうと思います。ぜひ来年はにぎやかに開催できることを願いたいと思います。
春からずっとまた、仙台・青葉まつりもそうでしたし、仙台七夕まつりは縮小してという形でした。やはり杜の都を象徴するような催し、イベントが軒並みなかなかコロナ前のような状況で開催できないという状況が続いています。その点についてはどのように受け止めていらっしゃいますか。
本当に悔しいですし、残念なことだと思いますけれども、それだけこの新型コロナウイルス、ウイルス自体が変化をしてより強くなって人間社会を襲ってきているわけです。何とかこのデルタ株という変異株にも打ち勝てるようにしていかなくちゃいけないというふうに思っております。いずれにせよ、人類はこれまでこれらのウイルスとの闘いに、感染症との闘いに勝ってきているわけですから、それを信じてとにかく乗り切っていかなくちゃいけないと思っています。
こういったイベントに対して市としてどういった後押しができるというふうにお考えでしょうか。
これも時期を見てということになりますけれども、感染予防対策をしっかりと取った上でそれぞれさまざまな当初の予定よりも(規模を)小さくしながらでもその灯を消さないという取り組みについてはしっかり応援をしてまいりたいと思います。
仙台市長 郡 和子
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