ページID:54737
更新日:2021年5月28日
ここから本文です。
令和3年5月27日
時短(要請)の判断で一斉に解除というのは厳しいというところで、どういったパターンが考えられるのかという今の腹案のところを教えてください。
今、飲食店、接待を伴う飲食店、酒類を提供する飲食店のみならず、地域経済は本当に厳しい状況になっています。ただ一方でやはり感染の状況を見ますと、皆さま方にご協力をいただいたからこそここまで新規の感染者の数は減ってきているものの、先ほども申し上げましたけれども2月の段階までには戻っておりません。下げ切らずにくすぶっている状況がずっと続いておりまして、ここで一気に解除ということになりますと皆さま方いろいろ感染予防対策は取られるのかもしれませんけれども、一気に新規の変異株による感染というものが広がってくることも考えられるわけです。広島市や札幌市を例に挙げて恐縮ですけれども、そういうこともあるということ、背中合わせに今いるのだということがあるわけです。そういう中でも経済を回していくことを考えればどのようなことがあり得るか。これは今までお酒の提供は午後7時でラストオーダーで午後8時までということでした。いろいろと人流やなんかも勘案しながらですけれども、それをどういうふうに緩和していけるのか、それについていろいろと今思っているところでございます。詳細については今ここで申し上げることは控えますけれども、しかし感染拡大をさせない、そして地域経済を回してゆく、この大変難しい試みを、ぜひまん延防止等重点措置が解除になった仙台だからこそ、皆さま方にご協力をいただきながら、難しい試みですけれどもぜひ成功させられるようにしていきたいというふうに思います。
そうすると一斉に全て解除というのは難しいので、緩和をする方向で今検討をされているという(ことですか)。
私の思いはそういうことです。最終的には県がご判断されることですけれども、私の思いとしてそのことを知事にお伝えをしたということです。
ワクチンの話題で少し伺いたいのですけれども、大規模会場の接種も始まりまして、市民の方の接種の仕方のメニューとすると、大規模接種会場があって、あともともと市で用意していた集団接種があって、あと個別(接種)もあるという状況だと思うのですけれども、その中で取材をしていると、個別接種の方で予約をするとどうしても病院とかクリニックの方から(ワクチンを)打てるのが8月以降になってしまいますというような返答というか状況を知らされるという人もいるというふうに聞くのですけれども、そういった方に対して7月末の高齢者の接種完了を目標にしているということで、集団接種とか大規模接種の方に回ってもらうというような対策というのは打つような考えはあるのでしょうか。
クリニックによっては集中して大変大勢の方々の接種の予約が入って、それが8月9月というところもあったやに私も聞きました。一方でさくさくっと予約の入れられるところもあるようです。それぞれの医療機関によって違っているということがまずあります。(予約が)重なったところにつきましては、かかりつけのお医者さんであるならばぜひご相談の上早めに接種していただけるところに移っていただいて構わないと思います。一方でどうしてもご自身の体のことですとかいろいろなことを考えて、やはりかかりつけのお医者さんで何としてもという方もおいでなのだろうと思います。そこのところは少しそれぞれにご判断いただくしかないなというふうに思います。でも、なるべく早期に接種を終えられるように私どもも告知してまいりたいと思います。
今おっしゃったようにそれぞれの方で早めに打てるようにお考えになって判断されてやってもらうということで、市としてあなたはここでなかなか難しいのであれば集団接種で打ってくださいだとかという勧奨をするというようなことは考えられていないと(いうことでしょうか)。
どこにお住まいのどなたがどこのクリニックでいつご予約を取っているのかということを詳細分かりません、把握できませんので、それぞれの方々が少し時間がかかるようでもう少し早く受けたいということであれば、ぜひ、今は大規模接種センターも余裕ございます。集団接種についてもこれからでございます。いろいろお考えいただいてお選びいただければと思います。
ワクチンについて、ちょっと気が早いのかもしれないのですけれども、高齢者の接種のところ始まって動き出していますけれども、高齢者ではない方、その下の年代の方たちの一般接種というのはいつ頃始められるのかというところ、基礎疾患のある方を先にということで今までお話しいただいていますけれども、その方たちをどう特定してどのような手法で打っていくのかというところ、お話しいただけるところをお願いします。
65歳以下のところについて、どのような日程で進めていくのか、もう既に検討をいろいろ進めているところでございます。
(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)
これはさまざま今検討は始めてございますが、やはり高齢者接種の進み具合を見ていくというのがまずは今の現状としては一番だろうと思ってございます。具体の時期等は今の時点でお話しできる段階にはないと思ってございます。
県の方で知事が(飲食店向け)認証店制度の会見をされていたのですけれども、その中で仙台市は仙台市として国分町や一番町あたりを対象とした支援制度を考えられているようだという言及をされていて、これについてもう既に発表されているものなのか、先ほどご説明いただいたものなのか、それともまだ発表されていないものなのか、または検討されていないとかご説明いただけますか。
きっと知事がお話になられたのは国分町エリアも含めた割増商品券のことだろうというふうに思います。これにつきましては本市でもう既に予算化をしてその商店街の皆さま方にもう割増商品券の発行についてもお願いを全て終えているのです。そこにどういうふうな方々が参加されるのかも既に枠組みとして決まっておりまして、そのことをきっとお話になられたのだと思います。なので認証制度に代わるものではない。認証制度のインセンティブとなるものではない。
ワクチン接種の話なのですが、今7月末まで(高齢者への接種)完了を目指しているところだと思うのですけれども、それこそ医療機関で予約した方、取材をすると1回目が10月だったという方もいらっしゃって、市長としては今の医療機関の予約とか接種の現状はどのぐらい把握されていますでしょうか。
各クリニック400以上ございます。そこでどの程度の方々がいつ頃までの予約を受け付けていただいたのか、そのことについて詳細を把握はできません。先日医師会長ともウェブでお話をいろいろさせていただく中で、やはりそのことを把握しておく必要はあるだろうということで、医師会の先生方もいろいろと検討されているようです。その検討を見てからでないとよく私どもも把握できかねることです。
現状ですと7月末には高齢者は(接種を)終えられるような見込みでしょうか。
接種体制としてはそう整えさせていただいたと理解しています。
お話を伺うと、例えば今大規模接種、集団接種もこれから始まりますけれども、自宅から(会場に)行くのが足が悪くて向かうのが厳しいという声もありまして、例えば仙台市としてタクシー券を渡すとか専用のバスを走らせるとか、何かそういった接種会場に向けた交通として対策などお考えはありますでしょうか。
個別クリニックにつきましても基本かかりつけ医というふうにお話をさせていただいておりますので、かかりつけ医には皆さんお通いになっていると理解しています。それから集団接種の市民センター含めて22カ所を設置することにいたしましたけれども、エリアごとに設置をさせていただきました。そういう意味ではそれぞれが行きやすいところを選んでいただけるものと思っておりまして、そのようなことは考えておりません。
仙台市としては今のところ7月末の完了を目指して進めていくというような現状ということでしょうか。
もちろんです。
大規模接種に関して昨日時点での申し込みの人数というので午後4時時点だったと思うのですが、大体2万2,000ほどというふうにお伺いしていまして、知事も会見でおっしゃっていましたが6月中旬までには予約を完了してほしいと。大体6万人ぐらいの想定だと思うのですけれども、今の現状の数字、予約の入り方に関してはどのように捉えておられるかというのを教えていただけますか。
コールセンターでの受け付けについても順調に行っているというふうに報告を受けております。今ご指摘いただきましたけれどもこの間について積み上がっているところまでは順調だろうなというふうに見ています。ただ余裕はこれからまだありますし、ぜひご予約を入れていただきたいというふうに思います。
(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)
少し補足させていただきます。やはり毎日のようにコールセンターはお問い合わせいただいて予約をいただいております。特に申し上げると、今コールセンターは夜8時半まで延長して受け付けをしているのですけれども、夜遅い時間は比較的つながりやすくなっております。19時以降は比較的というかかなりつながりやすくなってございます。どうしても朝の早いタイミングに電話が集中してしまってそこがつながりにくくなっているということがございます。そういうときには夜遅い時間とかに電話をいただけると取りやすくなりますので、そのあたりをちょっとマスコミの皆さんにもご協力いただいて誘導していただけると非常にありがたいなと思ってございます。
ワクチンの打ち手の話なのですけれども、国の方で救急救命士の手も借りてということで、その以前には歯科医というお話もあったと思うのですけれども、この方々を現場に投入すると、そういったお考えというのは今のところあるのでしょうか。
救急救命士については救急搬送に関わっている人材ですから、このことが滞ってしまってはそれこそ市民生活に大きな影響を及ぼします。その影響のない範囲でどれぐらい出せるだろうかということについて聞き取りをさせていただきましたけれども、あまり多くの人数は確保できないようでございます。また医師法上のいろいろな規定もありますしなかなか難しい。ここもしっかりと調整していかなくちゃいけないのだろうと思いますけれども、今のところその点についてはこうだというふうに申し上げられる状況ではございません。
その聞き取りの結果というのはどういった結果が出たのでしょうか。
消防局にはおよそ180名の救急救命士がおります。そのおよそ8割が現場で救急搬送に従事しているということです。ですからなかなかその残った2割が全て常時出せるかといいますとこれもまたローテーションの問題だとかいろいろありますので厳しいのではないかというふうに思うところです。
この前常任委員会だったと思うのですけれども、余剰ワクチンの関連で教職員そして保育施設の職員に対しての接種というのを考えられていると。その後具体的スキームであるとかそこら辺に関してはどれぐらい煮詰まってきているのかというのをちょっとお伺いしたかったのですけれども。
やはり私も特に小さなお子さんたちと接する、マスクも着けられないお子さんと接する保育士さんなどはやはり早めにワクチンを打てたらいいのだろうなというふうに思いますので、余剰ワクチンについてはそのリストアップについて今進めているところであります。
(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)
先週、常任委員会のお話をしたところのとおりでございまして、関係部局と協議を始めたというところでありまして、具体的にその後こうなったとまだお話しできるような(状況にない)。まだ煮詰まっておりません。そういう段階でございます。
仙台市長 郡 和子
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.