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更新日:2020年5月29日
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令和2年5月28日
市立学校のエアコン設置のお話なのですけれども、市教委によると、6月末に小学校に限ってなのですが46校、そして7月以降が73校、順次設置されていくというお話で、そもそも言うと2019年度に全校設置するという目標を立てられていたと思うのですけれども、昨年度の末までで小学校については8校しか付いていないということでした。遅れている実態というのはどういったことで遅れているということになっているのか教えていただきたいのですが。
なかなか全国一斉にということもございましたし、工事も集中しているということもあって、遅れが出ているところは否めないと思います。そして今般、夏休みも短くなる中で子どもたちに授業を受けてもらうに当たっては、エアコンが未設置の状況の学校も、一生懸命に前倒し前倒しして工事に当たってもらうようにお願いをさせていただいているところではありますけれども、出てくるのだろうというふうに認識をいたします。そこでそういう中であっても、子どもたちにより快適な学習環境を整えるために何ができるのか、そのことについては教育委員会ともいろいろと相談をしながら検討しているところです。
今、市長もおっしゃった、もしかすると(設置)できないところもあるというところも出てくるだろうというお話でしたけれども、そうなると設置されている学校と設置されていない学校、学ぶ環境が違うわけですよね。そうなると不平等感とか不公平感が出てくると思うのですけれども、そこに関してはどのようにお感じになりますか。
これは本当に大変申し訳なく思います。そういう中であっても、子どもたちの健康状況も心配ですからなるべく涼しく学べる環境をどのように提供できるのか、このことについて今それこそ鋭意検討を進めているところです。
ちょっと極端な話になってしまうかもしれないのですけれども、特に小さい子ですね、小学校でも低学年とかだと体力的に暑さとかで熱中症とかの心配も多いと思うのですけれども、そうなると例えば小学校だけ夏休みの登校日を秋以降の土曜日とか、あと冬休みをちょっと長く使うとか、そういう検討も一つ選択肢としてあるのかなと思うのですが、そこに関して市長はどのようにお感じになりますか。
まだどのぐらいの学校で最終的にいつ工事が終了するのかという詳細の数字は私の手元に届いておりません。ただなかなか厳しいということは前にも聞いておりましたから、なるべく早めに前倒しをしてやってもらえるようにお願いをするということで進んでいると承知をしております。それでもなおどのぐらいの学校が残るのか、そこに対してどうなるのかということについて、急ぎ対応していかなくちゃいけないのだろうと思っております。今いただいたお話というのは、お子さんを通わせる親御さんもそうですけれども、学校の先生方も大変気にされていると思います。そういう意味で、教育委員会と一丸となって子どもたちの学ぶ環境を快適にするために取り組んでいきたいと思います。
要はそういう学校が出てくるかもしれないということで具体策が必要だということだったと思うのですけれども、その具体策というのはいつ頃までに各学校に提案できるような状態にされるような方針なのでしょうか。
まずいろいろと数字というのは上がってくるのだろうと思います。いずれ、もう既に25度、夏日になっている日も出てきていますのでなるべく早くということだと思います。
現時点での設置件数、私、教育委員会に聞いたら、6月末までで半数以上がまだ設置されない予定、見通しが立っているという状況になっているのですが、そのことに対してまず市長としてどういうふうにご所感を持たれているでしょうか。
本当に各学校に各教室に、エアコンの設置ということで取り組ませていただいております。なかなか全ての学校に行き届かないということについては申し訳なく思うところです。まずは中学校からということで工事を先に進めさせていただきまして、中学校では終わりましたけれども、小学校についてはそういう状況になっているわけです。ただまだ、今6月段階でといったその数字も、急ぎやってくれといった段階から少しタイムラグがあるように私自身捉えます。まだ7月まで時間もございますし、どこまでできるのか、とにかくやれるところまでやってもらうようにした上で、何校、何教室ぐらい夏休みに入るときに残ってしまうのか、そこにはそれじゃあどうするかということはもう早急に詰めていかなくちゃいけないと思っております。
現時点で、8月とかまで登校もあると思うのですが、7月末時点までで何校設置が残る予定なのか分かれば教えていただきたいんですが。
(広報課長)
教育委員会の担当が出席しておりませんで、申し訳ございません。
改めて市長に1個伺いたいのが、8月というものすごく暑い中で子どもたちが学習をしなければならないという状況に今回なってしまったわけなのですが、その点に関してどのようなことを考えていらっしゃるでしょうか。
この間記者発表もさせていただきました。夏休みの期間、正式なところでは11日間とかなり短くなってしまったわけですけれども、その前と後ろ、学校で独自に授業日あるいは休みということが設定できるようになっております。学校それぞれの状況というのがやはり違っておりますので、そこのところで先生方もいろいろと対策を講じていただけるのではないかとも思っているところです。また、その他にも土曜日あるいは秋休み、冬休みということも踏まえた上でいろんな検討が進んでいくものと思いますが、教育委員会とも連携をして、子どもたちが暑いさなか、冷房の措置もなくて熱中症になって倒れるなんてことがあってはならないですから、万全を期してまいりたいと思います。
猛暑日とかになってしまう可能性もある中で、子どもたちは順調に学習ができると市長は考えられますか。
これはどうでしょうか。今のご質問にはなかなか厳しい環境の中で学ばせていいかというご質問であるならば、それはできることなら避けたいということが一番ではありますが、しかし今般のこの状況で長い休みの中で学ぶ機会というのがなくなってしまって、それこそ学ばなくちゃいけない状況が次々次々後送りになっていくという、この状況も好ましくないわけです。そこはですから、いろんなことを工夫しながらやっていくというそのつもりでいるわけでございます。
今日で新型コロナウイルスの感染者が30日間、今日もし確認されなければ30日間連続で確認されないことになるのですが、ちょっと一言受け止めをお伺いしたいと思います。
改めて今ご指摘いただきましたように、4月29日からこの間、本市での感染者はゼロを続けております。また昨日は長いこと入院をされておられた方が陰性ということで退院をされました。本当にほっとしたところです。これもこの間、皆さま方、市民の方々に外出の自粛、あるいは事業者の方々には休業要請など、本当に大変な中ご協力をいただいた、ご苦労をおかけしたそのたまものだと思います。改めて皆さま方のそのお取り組みに深く感謝を申し上げたいと思います。
それから、特別定額給付金についてだけ一言申し上げさせていただいてよろしいでしょうか。だいぶ申請が進んでおります。そして今日から、銀行振り込みの支給を開始したところでございます。今後も、本当にお問い合わせも多くなっておりますけれども、しばらく時間がかかるかとは思いますが、全ての市民の皆さま方お一人お一人のところに届くように万全を期してやってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
仙台市長 郡 和子
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