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更新日:2020年3月31日
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令和2年3月29日
仙台市におきまして、新たに2名の新型コロナウイルス感染症の患者が確認されましたので、お知らせをいたします。
まず患者Aの方ですが、仙台市在住の30代女性、外国籍の方です。3月24日に咳やのどの痛みなどの症状があって、25日に近所の医療機関を受診しましたが、症状が改善しなかったために27日にも同じ医療機関を受診しています。27日の夜に秋田県で公表された新型コロナウイルスの陽性患者の方と、21日に青葉区の店舗で飲食をともにしていたことから、翌日28日に帰国者・接触者相談センターにご相談がありました。本日、帰国者・接触者外来を受診し、午後5時30分ごろに陽性が確認されました。
患者Bの方ですが、仙台市在住の30代男性、日本国籍です。25日に発熱等の症状がありまして、28日に患者Aさんと同じ医療機関を受診しています。20日に同じ店舗で患者Aさんと飲食をともにしています。28日に患者Aさんが帰国者・接触者相談センターに相談された際に、患者Bさんにも症状があると話されたために、センターからご連絡をして、本日受診、陽性が確認されました。
お二人とも本日から感染症指定医療機関に入院していますが、重篤な状況ではないとのことであります。また発症後の行動歴ですが、お二人ともご自宅で療養されていたと聞いておりますが詳細は調査中です。
お二人が利用された店舗でありますが、青葉区のHUB(ハブ)仙台一番町四丁目店です。現在分かっている範囲で申し上げますと、20日に患者Aさんと患者Bさんが、おおむね19時から23時まで利用しています。その際に秋田の患者の方2名を含むグループと5分程度立ち話をしたとのことです。また21日には、患者Aさんと秋田のグループの方が、おおむね21時から翌日の午前1時まで飲食をともにしたとのことです。これらの時間帯において同店を利用された方の中で、症状があるなどご不安をお持ちの方*は、感染の拡大を防ぐためにも、ぜひコールセンター「022-211-3883」にご連絡いただければと思います。
本市といたしましては、今後早急な積極的疫学調査の実施により詳しい行動歴を調査し、濃厚接触者を把握してまいります。また今回の陽性患者のお二人が受診した医療機関におきましては、必要に応じて他の患者の方へのご連絡や体調の確認などを行うと聞いております。本市といたしましても個人情報に十分に配慮しながら、お伝えできる範囲で判明した情報を速やかに公表してまいります。
市民の皆さまには、大変不安を感じておられることと思いますけれども、繰り返しお伝えしておりますとおり、感染の拡大を防ぐためには、お一人お一人の行動や心がけに頼る部分が大変大きいものと考えています。ご自身や周りの方を守るために、改めて手洗い、咳エチケットなどの基本的な感染症対策の徹底、そして発熱や風邪症状のある場合の外出の自粛、これをお願いいたします。また、換気が悪く人が密に集まって過ごすような場所に集団で集まることも避けていただきますようお願いをいたします。
仙台市長 郡 和子
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