現在位置ホーム > 市政情報 > 市の概要 > 市長室へようこそ > 市長記者会見 > 市長記者会見 2019年度(令和元年度)一覧 > 3月 > 発表項目以外の質疑応答の概要(令和2年3月24日)

ページID:46725

更新日:2020年3月25日

ここから本文です。

発表項目以外の質疑応答の概要(令和2年3月24日)

令和2年3月24日

 

※質問項目ごとに整理しているため、実際の質疑応答と順番が異なる場合があります。

 

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会について

Q1

新型コロナウイルスの影響に関してなのですけれども、東京五輪に関して、IOCが延期を含めて検討するという発表がなされて、安倍総理も延期の場合は容認するという立場を最近示したと思うのですけれども、こういう延期という話が出たことに関して、今、市長としてどのようにお考えなのか、お願いします。

A1

やはりWHOがパンデミックを表明されたわけです。その後もヨーロッパを中心に感染の拡大がとどまりを見せなくて、さらに感染が広がっているという状況を踏まえますと、やはり大会の延期ということが検討されるというのは、この状況では致し方ないのかなというふうに思うところであります。
IOCの判断、どういうふうにご判断されるのか、延期をした上でいつ開催をされるのか等々、これをしっかりと見ていって、どのような影響が出てくるのか、そしてまたそれに対してどのように対応すべきなのか判断していかなくちゃいけないなと考えております。

 

Q2

まだ延期の検討の段階で、4週間ぐらいで判断をというお話だったと思うのですけれども、こういう話が出てきた場合に、市に対する影響というのは現時点ではどのように考えていらっしゃるのでしょうか。ホストタウンとしてのお立場もあると思うのですけれども。

A2

そうですね。前回の会見でもご質問をいただきました。本市はイタリアのホストタウンにもなっているものですから、イタリアが感染拡大がとりわけ大きくて6万3,000人の感染者、亡くなられた方も6,000人を超えているという、こういう状況でございます。また企業活動の一時停止、それから市民の国内の移動禁止など、さまざまな規制が強化をされているという状況です。深刻だなというふうに思います。
この間も、スポーツの担当がホストタウンの事前キャンプを受け入れるということで、スポーツ団体といろいろやりとりをしているところでございますけれども、これまでは予定どおり実施する方向で準備を、協議もしてきたところですけれども、今後どのような日程でできるものなのかどうかということも、そういうお話をしていかなくちゃいけないのだと思いますし、またいろいろなイベントも、実は本市でも予定していたものを中止をさせていただいたということもございます。
これからそれらも含めて、いつIOCのご判断がなされるか、いつやるのかということがご決定されるのか、まだ分かりませんけれども、その間まではかえって時間ができたということで、より良い準備を整えなければならないという前向きな気持ちになって取り組んでいこうというふうに考えています。

 

Q3

オリンピックの関係なのですけれども、イタリア、キューバは事前合宿が決定していますが、五輪延期になった場合の具体的な対応というのはまだ考えていないということですか。

A3

今、急というか、そのような方針が示されたという現段階で、これまでどおり今までやってきたわけですが、延期になっても、できればイタリアのホストタウン、キューバのホストタウンとしてお迎えできるように、これからも現地と協議を続けていきたいと思います。

 

Q4

延期になった場合の市の経済的な損失額というのは、これは何か算出し出しているとか、そういうのを示したりとかはしていないのですか。

A4

(東京オリンピック・パラリンピック事業担当課長)

延期になった場合の試算ということでございます。基本的にキャンプにかかるものとして、宿泊ですとか練習施設ですとか、あと移動手段というところ、あと通訳ですとか、そういったところにお金がかかってくるかと思います。延期が決まる時期にもよりますけれども、それぞれのキャンセルポリシーによって支払いを進めていくことになりますので、早目であれば、ほぼ影響がない状況なのかなと思っております。

 

Q5

聖火リレーのあり方も、車で巡回するとか、そういった話が出ていますけれども、そういったことに関して市長はどういうふうに受け止めていらっしゃいますか。

A5

そうですね。それも伺って、ああ、そうなんだというふうに思いましたが、実は復興の火が展示されたわけですけれども、多くの方々が、やはり希望の光としてご覧に訪れておられました。
そういう意味では、聖火リレー、沿道で声援を送るということを楽しみにしていた皆さんたちも多くいらっしゃったと思いますし、そしてまた大変多くの方々が応募くださったランナーの中から厳選をされて実際に走る方が決まったわけですよね。そういう方々が落胆されているだろうなというふうには思いますが、この状況でそのようなご判断をされたということですから、これもまた致し方ないのかもしれないなというふうに思います。
また延期、いつ開催をされるのかという時期等々が決まったときに、じゃあどうなるのか。これまで予定されていた聖火リレーがどうなるのかというのは、また別途のご判断もあるかもしれませんし、そこはどうなるのか注視してまいりたいというふうに思います。

 

Q6

聖火ランナーに志願された方々、仙台市に限らず被災した3県の方、復興だったり震災の切実な思いを持って臨まれていると思うのですが、その一般ランナーの参加取りやめというのも検討されているようですが、これは復興五輪ということとかも考えて、そういう状態での聖火の実施というのは意味があるかどうかというのは、市長、どのようにお考えですか。

A6

これも今の段階では中止ではなく延期の方向だということですけれども、延期されて開催されるのがいつになるのかが分からない中で、聖火だけは日本に到着しているということですから、またこれもいろいろなご議論がされることを期待いたします。
と申しますのも、やはり先ほどお話があったように、復興五輪を象徴するさまざまな東日本大震災からの歩みの中で走られるランナーの方々を選出もしたわけですね。そういう思いというのを日本の組織委員会も十分にご承知のことと思います。
ぜひ、延期されて開催をされる時期までどういうふうにされるのか、そして開催が決まったそのときにはじゃあどうするのかも含めて議論していただければなというふうに希望します。

 

Q7

一般ランナーが参加しない状態での聖火の実施というのは、市長はどのように思われますか。まだ決まったことではなく調整中ではありますけれども。

A7

ですから、それは残念な思いを持たれる方々が多いのではないでしょうか。

 

Q8

仕方がないと。

A8

今のこの段階でそのような方向性が示されたということは、これもいろいろなことを考えるとそうなのかしらんと、仕方がないのかしらんと思いますけれども、もしかして何度も繰り返しになりますが、この思いというのをいろいろ酌んでいただいてご議論いただけるものと期待をしたいと思います。

 

 

さくら野百貨店跡地について

Q9

先般、JR仙台駅前西口における旧さくら野百貨店仙台店の再開発計画に関して、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが再開発に乗り出すというようなことが明るみになりました。
まず率直に、市長ご自身の受け止め、ご所感をいただけますでしょうか。

A9

旧さくら野が閉店してから3年になるわけです。仙台の中心、しかもゲートウエイ、JR仙台駅を降り立ってすぐのところですから、大変寂しく感じるこの景観というのが悩みだったわけでございまして、ようやく開発に向けて具体的な検討に入るという報告を受けて、そうかというふうにほっとしたところもあり、またうれしくも思ったところでもございます。
市民の皆さま方も大変関心が高いことだろうというふうに思います。ぜひ駅前にふさわしい魅力ある開発になるように、本市も精いっぱい支えてまいりたいなというふうに思います。

 

Q10

報告を受けたというようなご発言でしたが、いつ、どのような形で、どなたが市長のもとに訪れてどのような形で説明をなさったか、簡単に経緯を教えていただけますでしょうか。

A10

私は直接、髙橋副市長からの説明でございました。髙橋副市長のところにはきっとこの開発業者の方がお話になられたのではないかなというふうにも思っております。ご報告があったのかなというふうにも思います。
でも私が伺ったところでは、まだ一応こういうふうな方向でこれからいろいろ勉強会等々を重ねていくということでありました。いましばらく時間がかかる話ではありますけれども、まずは一歩踏み出すことができたかなという、そういう認識です。

 

Q11

これまでも市役所の方で区分所有者会議等々にオブザーバーとして参加していろいろ話を聞いてきたというようなことだったと思うのですけれども、今回、全く初めての計画を見たという認識でよろしかったですか。
というのも、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス側で出しているパースの青葉通の前が、市役所が示している広場化に大変酷似していて、19年7月に都心再構築プロジェクトを発表され、10月に始動し、それで1月に広場化が検討されたと。そういうような間にパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス側と何かすり合わせであったりだとか、問い合わせであったりだとか、そういうようなことが水面下でなされていたのかどうか、その辺をちょっと確認したいのですけれども。

A11

私どもが都心再構築プロジェクトを掲げさせていただいたところでございます。それに即した形でのご提案でもあったのかとも思いますが、詳しくは私は報告を受けておりません。

(都心まちづくり課長)

先ほど市長が答弁されましたように、先週木曜日の夕方に地権者の方が来訪されました。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスと仙台市がお会いしたのはそのときが初めてでございます。

 

Q12

邪推で恐縮なのですけれども、今回の新型コロナウイルスの影響を受けて音楽ホールの選定が次年度にずれ込んだと。音楽ホール、既に9カ所、候補地を示されておりますが、有力とされている2カ所いずれも都市公園で、どうしても木を切らないといけないと。ただ杜の都・仙台を標榜している中、市民からの反発であったり、だから合意形成も難しいというようなことも想定されるのですが、今回パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスがさくら野再開発をすると。あれだけ大きい延床ですから、なおかつパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの計画の中にはエンタメ性も機能を持たせて導入というようなことも書いているのですけれども、市長ご自身としては、あそこに音楽ホールを持ってくるというようなことは何かご希望されたりとか、何かそういう思いというのは現時点でお持ちではあったりされるのでしょうか。

A12

これはまだ駅前の開発についてもこれから始まる段階でございます。
また音楽ホールにつきましては、この間、長い間いろいろと懇話会でご議論をいただいた結果、候補地の絞り込みが出てきたわけでございまして、これをまた一に戻すということはなかなか難しいのではないかなというふうに、私自身は思っております。

 

Q13

これだけ3年余り塩漬けの状態で一等地のあれだけの敷地、あれだけのビルが放置されてきたと。市民の方々も治安であったりだとか景観、周遊人口の面から大変不安に感じられたかなというふうに思うのですけれども、そのあたり例えばパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスと一緒に何か市民に広くアナウンスをしたりだとか、方向性がこういうような形で固まって、地権者の同意等々はこれからですがというようなことも補足ではするのでしょうけれども、そういう広く市民の方々にアナウンス、今はまだ報道ベースですから、そのあたり行政として何かされるようなご予定というのはあるのでしょうか。

A13

もちろん市民の皆さま方も関心が高い場所でありますし、そしてまた杜の都・仙台の顔にもなるところでございます。東北のゲートウエイとしての機能も持つ、そのまさに現場になるところですから、市民の皆さんや、また仙台に訪れた方がうれしくなるような、そんなような場所になってもらいたいという気持ちがございます。
これから計画が進んでいくということですけれども、私どもが示させていただいた都心再構築プロジェクトというのは、そういう思いを込めてお示しをしたプロジェクトでもございます。そういうところを理解した上でのご提案で、これから実際に動き出していくということの、そのスタートラインに立ったということだと思います。
これから先のことにつきましては、地権者の方々とのさまざまな勉強会がこれから予定されているわけですけれども、その中に市民の方々にも入っていただくということが可能なのかどうなのかということについては、当事者の方々のいろいろな思いがありましょう。そういうところでご理解いただけるのであればなのでしょうけれども、こちらから積極的に市民を入れてあそこをどうするか議論してもらいたいということを、今の段階で言うことはなかなか難しいなというふうに思いますけれども。

 

Q14

都心再構築プロジェクトのお話がありましたけれども、第1弾の施策でいろいろなメニューがありますが、今時点でまだ計画も具体化はしていませんけれども、どういったメニューが使えるかということと、それからどういうふうに支援、どのぐらいの思いでどういった支援をなさっていきたいかということをちょっと教えていただけますか。

A14

私どもが容積率の緩和などをお示しをした、それから高機能オフィス等々お示しをさせていただきましたけれども、それらを頭に入れられたイメージ図を描かれているなという認識であります。

(都心まちづくり課長)

今、市長が申し上げたとおり、先方様も再構築プロジェクトの施策を活用するというようなものを想定して第1案をつくられたのかなという感想は持っておりますが、まだ事業計画もこれから他の地権者様を含めて検討するということでございますので、具体的にどういうものができ上がるかということで、適用できるかどうかというのは決まってくるものと思います。
現段階のイメージでは、老朽建築物への助成金、容積率の緩和、市街地再開発事業の補助金拡充、あと(駐車場の)附置義務条例の緩和、いずれも使うことというのはこれからの協議次第で可能かなというふうに思ってございます。

 

Q15

つまり第1弾の施策で示されているようなメニューというのは、もうほぼ全て使っていただけるような、そういうような案というふうに受け止めていらっしゃいますでしょうか。

A15

(都心まちづくり課長)

今申し上げましたが、今後の計画次第というのはございますが、いずれの施策も活用可能だと思います。
ただ、中には重複して使えない部分も、4つのうち、ございますので、これからの事業手法をどうするかという行方によっても、どれを使っていくかということが決まっていくのかなというふうにも思っております。

 

Q16

髙橋副市長と事業者側がお話しされたということだったのですが、市側から事業者側に何か求めたこととかあるのかというのと、逆に向こう側から要求されたようなことは何かあったのか教えてください。

A16

(都心まちづくり課長)

まず先方様からは、これからは他の地権者様も含めて勉強会を開催していくということがございましたので、仙台市の方でもアドバイザーとして参加していただけないかという要請がございました。
あと仙台市側は、もちろん他の地権者様を含めて合意形成を図りながら計画を進めていくことが大事なので、他の地権者様を含めて密に協議を行っていただきたいという発言を髙橋副市長の方からしてもらいました。

 

Q17

広場化の方に関しても何かこちら側から求めたようなことというのはあるのでしょうか。

A17

これもまだ本当にスタートラインのところですから、この点について広場を造れというようなことを言ったとは理解しませんけれども。

(都心まちづくり課長)

今の発言のとおりでございまして、具体的なところまでの協議というのはもちろんこれからですので、当日そういった話はございませんでした。
ただこれから、やはり我々も広場化の検討を進める段階に来ておりますので、お互いに調整を図るということでは一致しているところかなというふうに思ってございます。

 

Q18

課題というのは、市側としてはどんなことを現時点で認識されているのか教えてください。

A18

これは、やはり、これから他の地権者の方々も含めて合意形成を図っていくということが次のステップになるわけで、そこをクリアしていくということじゃないでしょうか。

 

Q19

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスさんが再開発ということなのですけれども、いわゆる大手デベロッパーと違うところだと思うのですが、これに対してちょっと不安というか、受け止め的にお考えが何かあれば教えてほしいのですけれども。

A19

今お話があったように、私自身この話を聞かせていただいて、大手のデベロッパーの方が持ってこられるのかと思ったらそうでなかったということは、まさにそのとおりでございます。
ただ、ご提案いただいているものにつきまして、これもまた夢があるのではないかなというふうにも思いましたし、他の地域でもさまざまな開発事業にお取り組みになっている、その事例も見せていただきました。これから前進していくことを期待しています。

 

 

平成26年9月の中学生自死事案について

Q20

今朝の新聞に、平成26年9月の中学生のいじめ自死について遺族との和解が示されたというような記事が載っていました。
我々報道は、これをもって成立したと受け止めてよろしいのでしょうか。まず成立の事実というか、その辺をお教えください。

A20

和解に至ったというのは事実でございます。

 

Q21

和解内容については、どのようなことが和解となったかというのは話せるのでしょうか。

A21

和解内容につきましては、協議の過程の中で、先方の意向として、ここでお話しするわけにはまいりません。

 

Q22

遺族の訴えから6年ぐらいたってからの和解となりましたけれども、その辺の所感はいかがでしょうか。

A22

いろいろな協議が進んで、この時期に和解ということに至りました。改めて、亡くなられた男子生徒の方に心からご冥福をお祈りいたします。また、ご遺族の皆さま方にも哀悼の意を表します。
いじめの防止ということに、この間取り組んでまいりましたけれども、なお一層いじめという問題について子どもたちに啓発・指導をし、そしてまた現場の教職員の皆さんにも適切ないじめ対応の徹底というのをしっかりとしてまいりたいと、このように思います。

 

Q23

先ほど、先方のご希望もあり和解の内容は明らかにできないというお話があったと思うのですけれども、これは現時点でということなのか、これから今後も一切(公表しないのか)、タイミングが来たら公表できるものなのか、どういう状況になっているのか教えてください。

A23

今、和解を受けて、その内容については先方の意でお話はできないと申し上げました。
いずれこの件についてはいろいろとご報告ということもあるかとは思います。でも今はここまででとどめさせていただきたいというふうに思います。

 

 

新型コロナウイルス感染症関連

Q24

新型コロナウイルスの関係なのですけれども、3月いっぱいは仙台市主催のイベント自粛ということになっていたと思うのですが、先週の専門家会議のことを踏まえて4月以降の考えと、あと4月1日から博物館が本来であれば改修から始まる予定だったと思うのですけれども、そちら、方針は今のところ4月1日からなのか、延ばすのか。

A24

これは、まだ3月31日まではこのような形でまいろうというふうに思っております。
学校はいろいろなことに配慮した上で4月8日から授業の再開に向けて準備を進めるという旨、申し上げましたけれども、一部の地域ではやはり感染の拡大がまだ続いているわけであります。楽観はできない状況にあるのは事実だろうというふうに思っておりまして、そういう意味において、この間いろいろと示されたところですけれども、換気の悪い密閉空間、それからまた人が密集している、近距離での会話あるいは発声が行われるという、この3つの条件が同時に重なった場での行動というのは、十分に抑制をしていくことが重要だというふうに専門家会議の方でも分析をされているわけでございまして、本市といたしましても、市民の皆さま方に大変いろいろな意味で行動の変容、そして適切な感染予防対策をお取りいただくということをしているわけです。
これからも的確な情報を速やかにお届けしてまいりたいというふうに思いますけれども、いましばらくは施設等々も含めてですけれども、現状での態勢を取らせていただくという方向に変わりはございません。

 

Q25

4月以降も(自粛の)態勢が続くということでよろしいですか。

A25

4月以降どうするかということについては、まだ現段階でこうだというふうに私自身が申し上げられませんが、一応、もし解除をしていくということになれば、危機管理連絡本部会議でもう一遍議論して、いろいろとやっていかなくちゃいけないのじゃないかというふうに思うところであります。

(危機管理課長)

今お示ししている仙台市主催の事業とか施設利用のガイドラインですが、リスクを勘案して、それぞれ所管部局で中止や延期を判断するというような、そういったガイドラインになっていまして、3月31日までとしているところではございますが、今、市長もお話ししたとおり、全国的にはまだ拡大しているような状況でもございますし、学校の再開の状況とはまた、例えば利用者ですとか、特定の児童生徒(が利用する学校)、一方、不特定の高齢者も含めて幅広い世代の方が利用する市民利用施設等、環境も違いますし、そういったことも勘案しつつ、そのガイドラインをどうするかということを検討することになろうかと思います。
これをやめるとなれば、今、市長が申し上げたとおり、そういった判断になる場合には本部会議等の中で意思決定ということもあり得ると思いますし、一方、全国的な状況を踏まえて一定の期間延長をかけるという判断もあろうかと思いますので、早急に判断をしてまいりたいというふうに考えておりますが、ある程度そういった全国的な状況も踏まえての判断になろうかというふうに考えております。

 

Q26

延長、再開、いつまでに判断するのがぎりぎりのタイミングだと考えていらっしゃるのか教えてください。

A26

施設を開けるということですか。これもなかなかいろいろなケースが考えられますので、すぐさまいつの段階でというのは言いにくかろうと思うのです。
学校(の再開)については、今、危機管理課長からもお話ししましたけれども、ちゃんと決まった人たちで、それこそいろいろなことに配慮しながらですけれども、さまざま、それぞれの施設では不特定多数の人たちも入ってくる等々考えますと、なかなかすぐさま大丈夫じゃないかというふうなことをこの時点で判断できるかというと、必ずしもそうではないのではないかなというふうには思います。

 

Q27

31日までには判断されるのでしょうか。

A27

31日までとなっておりますので、これをどうするのか、延長するのか、対策をとって開けることにするのか、このことについてはいろいろと話をしていかなくちゃいけないと思います。

 

 

仙台市長 郡 和子