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更新日:2024年3月29日
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令和3年10月から令和5年9月末まで実施された大規模改修工事で、博物館がどのように変わったのかをご紹介します。
改修工事の進捗状況については、「大規模改修工事の進捗状況について」をご確認ください。
末永く資料を保管・展示等をするために、老朽化した空調設備、全15台を更新しました。
現在、約10万点の資料を収蔵しており、収蔵容量の限界を迎えていました。
収蔵スペースが狭く、ゆとりがないと、空気の循環が悪化し、資料へも悪影響を与えてしまいます。
そのため、以下のように改装・変更しました。
書庫
屏風棚
従来のガラスは緑かかって見えていましたが、高透過ガラスにすることで透明度を確保し、資料をより正確な色で鑑賞できるようになりました。
従来のガラス(画像左)と
高透過ガラス(画像右)
テーマ展示室1では、従来のガラスには中央に継ぎ目がありましたが、改修後は中央の継ぎ目もなくなり、具足がより見えやすくなります。
改修前のテーマ展示室1
改修後のテーマ展示室1
照明設備をLED化することで、従来の照明設備(電球)と比べて紫外線と熱の発生を抑え、資料の劣化を抑制することができるようになりました。
また、資料展示後のライトの角度調整ができませんでしたが、今回のリニューアルによりタブレット操作でライトの角度や色温度の調整ができるようになりました。より展示資料を引き立てる効果的な照明が可能になりました。
すべてのトイレの手洗いを自動水栓に交換しました。
また、1階ひろびろトイレをオストメイト対応トイレに改良し、1階と2階のひろびろトイレにベビーチェアを新設しました。
1階ひろびろトイレ
新設されたベビーチェア
乳児休憩室では、ミルクづくり等ができるよう、給湯器を新設しました。
また、おむつ交換台を新しくし、2台に増やしました。
明るく安心できる空間を目指し、壁紙も張り替えました。
客席の布地や通路のカーペットを張替えました。
車椅子利用者用のスペースも拡充し、後列に計4台分のスペースがあります。
音響・照明・舞台の幕も更新しました。
車椅子利用者用スペース
従来の展示エリアとしての使用に加え、講座やワークショップ、レセプション等、様々な用途に対応できるスペースになりました。
ブラインドをあげると、四季折々の外の景色も見ながらワークショップ等を行うこともできます。
使用イメージ
階段に点字ブロックを新設しました。
館内案内やひろびろトイレに触知図を新設しました。
エントランスホール南側にロッカースペースを新設しました。
66箱のうち、16箱は大型でスーツケースなどの大きな荷物も預けられます。
※既存のコインロッカー(チケット売場横)は100箱です。
エントランスホール
情報資料センター入口にも4箱のロッカーを新設しました。
分電盤や電気ケーブルの更新を行いました。
分電盤
非常用時価発電設備・火災報知設備・スプリンクラーなどを更新しました。
スプリンクラー
防犯カメラの更新・増設、防犯センサーの更新を行いました。
館内の照明をLED化しました。
老化の補修を行い、洗浄し、コーティングしました。
イベント広場の階段等のタイルを補修し、洗浄しました。
※外壁やイベント広場の洗浄前・洗浄後の一部は「大規模改修工事の進捗状況」で公開しています。あわせてご覧ください。
更新は以上になります。改修工事でパワーアップ博物館にぜひお越しください!
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