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更新日:2024年4月15日

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市民の声「心身障害者医療該当者の後期高齢者医療切り替えについて」

意見、要望の内容

心身障害者医療費助成を受けているが、65歳到達に伴い助成を終了するとの通知があった。

現在窓口で医療費の3割を負担し、後日3分の2が助成され、実質的には1割負担である。後期高齢者医療は2割・3割負担があり、対象者によっては医療費負担が2倍・3倍になる。65歳未満の対象者と比較し不公平ではないか。

また、区障害高齢課長名で届いた通知内容は非常に分かりにくく、意味がよく理解できなかった。タイトルは「後期高齢者医療制度のお知らせ」となっており、区の保険年金課の窓口に行くと「こんな文書初めてみた」と言われ、唖然とした。タイトルは「心身障害者医療費助成の終了について」とすべきではないのか。後期高齢者医療制度の説明は保険年金課長と連名で出すべきではないのか。

また、保険年金課職員が心身障害者医療制度の内容を理解していないことも問題だ。医療費の負担割合や現在加入している健康保険と後期高齢者医療制度の保険料の比較など、わかりやすい内容を望む。

受付時期

令和6年1月

回答内容

心身障害者医療費助成事業については、その対象者などの取り扱いを宮城県が定めています。この対象者は負担した医療費の全額が助成対象となり、仙台市は県から助成額の半額の補助を受けています。あわせて本市では、県の定める対象者のほか、独自の規定を設け、負担した医療費の3分の2を本市単独の事業として助成を行っています。その対象者は、個人の医療費自己負担額の増大や受給者数の増加による心身障害者医療費助成制度の事業費が増加している一方、市の財政が非常に厳しい状況であることから、本市独自で実施している部分については、他に医療費の軽減措置のない65歳未満の方のみを対象としています。

本市独自で実施している部分について65歳以上の方を対象外とする理由としては、一定の障害のある65歳以上の方は後期高齢者医療制度に加入可能であり、一般の健康保険と比較して保険料や自己負担割合が低くなる場合があるためです。通知の内容については、タイトルをはじめとして、誤解を生むような分かりにくいものとなっていることから、見直しを行いたいと存じます。

また、保険年金課職員が今回の通知を把握できていなかったことや、心身障害者医療費助成制度に関する理解不足については、お詫びいたしますとともに、改めて区・総合支所職員への制度周知を行ってまいります。

回答時期

令和6年2月

担当課

健康福祉局障害企画課・保険年金課

お問い合わせ

市民局広聴課

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎1階

電話番号:022-214-6132

ファクス:022-213-8181