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更新日:2024年4月1日

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イノシシ対策について

近年、県内においては、イノシシの個体数が増加するとともに生息域が拡大しており、仙台市においても、西部地域を中心として、イノシシによる農作物被害が増加しています。

イノシシの写真

イノシシの特徴

春から初夏にかけて平均4、5頭のウリボウと呼ばれる子どもを出産し、生後1年ほどは母イノシシと行動を共にします。成体になると体長は1から2メートル、体重は100キロ以上にもなります。
性格は非常に神経質で警戒心が強く、本来は昼行性ですが、人間を避けて夜間や薄暗い時間帯に活動します。
雑食性で、非常に優れた学習能力や記憶力を持っているイノシシは、一度侵入した水田や畑に繰り返し出没するようになるため、最初の侵入を防ぐことが最も大切となります。

イノシシを近づかせないために

  • 一般的には田畑を目隠し効果のあるトタンと電気柵を併用して囲うのが最も有効な侵入防止策とされています。トタン柵の上や前に電気柵を施し、覗こうとする時に鼻頭が電気にあたるようにしたり、奥行きを持たせることで、飛び込みによる侵入を防ぐことができます。
  • イノシシは姿を隠すことのできるヤブを好みます。畑の周辺や耕作放棄地などのヤブ地は、イノシシの隠れ家となるので適切に刈り払いを行うことが必要です。

イノシシに出会ってしまったら

  • イノシシは基本的には神経質で臆病な動物ですので、こちらからは何もせず放っておいてください。ほとんどの場合は何もせず去っていきます。
  • 万が一近づいてきても慌てずにゆっくりと後ずさりしてください。急に動くとイノシシも驚き思いもよらない事故につながる可能性があります。
  • 石や棒などでイノシシを挑発するのは大変危険です。逆上したイノシシが向かってくることがあります。
  • イノシシが、たてがみを逆立て、「シュー」、「カッカッカッ」、「クチャクチャ」など威嚇音を発している場合には特に注意が必要です。
  • ウリボウの近くには、母イノシシが必ずいるため、可愛くても近づいてはいけません。

仙台市の取り組み

仙台市では、拡大する農作物被害を防止するため、「イノシシ管理事業実施計画」及び「仙台市鳥獣被害防止計画」を策定し、被害防止対策を進めています。
また、「仙台市農作物有害鳥獣対策協議会」を組織し、各種補助事業を実施しておりますので詳しくは下記の関連資料及び関連リンクをご参照下さい。

令和5年6月19日から県民の森周辺における民有地の柵設置補助金の申請受付を開始します。

これまでイノシシ被害は、農地での農作物被害が中心でしたが、近年、県民の森に隣接する宮城野区岩切、泉区鶴が丘および松陵等の住宅地でも頻繁に出没が確認され、人身被害や生活被害が懸念されるようになりました。

このような状況を受け、被害を未然に防止するため、民有地に設置する資材費(ワイヤーメッシュ柵など)の一部を補助する事業を開始します。詳しくは下記の関連リンクをご参照下さい。


なお、農作物被害防止については、下記関連リンクの「仙台市農作物有害鳥獣対策協議会」をご参照下さい。

関連資料

令和6年度イノシシ管理事業実施計画(PDF:227KB)

イノシシ啓発チラシ イノシシ出没に注意!!(PDF:1,161KB)

関連リンク

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