若林区
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更新日:2022年10月12日
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令和4年度の若林区総合防災訓練は令和4年9月11日(日曜日)に荒町小学校において行いました。学校、地域団体、防災関係機関が連携を深め、防災対策の構築、初動体制の確立・強化を図るため、荒町小学校区避難所運営委員会、荒町地区・五橋地区・越路地区の皆様、地域団体、学校、消防及び市の関係機関等から約130名が参加し、新型コロナウイルス感染症が終息していないなか長町-利府線断層帯を震源とする地震が発生したと想定して、感染症拡大の防止に主眼をおいた適切な避難所開設・運営等の知識手法を学び経験するなど、研修的な訓練を実施しました。
訓練参加者全員が「健康チェックシート」を受付に提出し体育館入場後、開会式を行いました。
荒町小学校区避難所運営委員会委員長の挨拶、参観者の紹介後、荒町小学校区避難所運営委員会総務班長から本日の訓練概要(全体訓練、ローテーション訓練)について説明を受けました。
開会式の様子
開会式での荒町小学校区避難所運営委員会委員長の挨拶
都市整備局建築指導課による避難施設の安全確認支援に関する説明
今回は特に、感染症対策を考慮した受付訓練を実施しました
各町内会等は4つのグループに分かれて、仙台市地域防災リーダー(SBL)の誘導により、ローテーション訓練を実施しました。
新型コロナウイルス感染症対策訓練(備蓄物資、消毒等)の様子
4人家族1週間分食料展示の様子
防災行政用無線(IP系)取扱訓練の様子
災害時特設公衆電話取扱訓練の様子
災害VR体験の様子
応急処置、救急救護、搬送訓練の様子
災害時給水栓の取扱い確認の様子
初期消火訓練の様子
消防車両見学の様子
閉会式
閉会式の様子
閉会式での若林区長の講評
閉会式終了後、参加者によりイス、使用物品等の消毒を行い、若林地区婦人防火クラブ連絡協議会荒町連合支部による非常食配付訓練を実施しました。
まとめ
今年度の若林区総合防災訓練は新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりの実施となりました。
感染症拡大防止等に配慮し、主に避難所運営に係わる避難所運営委員会の皆様を中心に、各町内会の役員・防災担当者など参加者を限定して行いました。
今回は直下型地震を想定した総合防災訓練でしたが、近年、全国各地で甚大な被害をもたらす豪雨災害が多発しております。災害にはいつ、どこで遭遇するかわかりません。災害に応じた留意事項について、防災訓練等様々な機会を捉えて確認しておくことが必要です。
家具の転倒防止はもとより、ハザードマップを活用した自宅周辺の災害リスクの把握、避難場所や避難経路の確認、災害情報や避難情報の入手方法の確認、更にはマイ・タイムライン*の作成など日頃からの実践をお願いいたします。
災害発生により危険が及ぶ恐れのある場合には、仙台市から避難情報(警戒レベル3「高齢者等避難」、警戒レベル4「避難指示」、警戒レベル5「緊急安全確保」)を発令します。その際は、周囲の安全を確認し、警戒レベル4までに必ず避難行動を開始してください。
ご家庭や各地域、職場等で、いざという時のための備えを万全にし、災害に備えましょう!!
マイ・タイムラインとは
大雨・台風による災害に備えた、ご家族一人ひとりの「避難計画」のことで、それぞれの家族構成や生活環境に応じて、避難すべきタイミングや安全な避難行動を、あらかじめとりまとめて作成し、備えておくものです。
自身や家族がとるべき避難行動について、「いつ」「誰が」「何をするのか」をあらかじめ時系列で整理することによって、いざという時に慌てず安全に避難することができるサポートツールとしてご利用いただけます。
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