ページID:7840

更新日:2016年9月20日

ここから本文です。

避難所等へ防災対応型太陽光発電システムを導入します -システムの設計・施行事業者を募集-(発表資料)

(担当)環境局環境企画課
(直通)022-214-8217

仙台市では、平常時のCO2の削減と、災害時における自立的な電源を確保を図るため、指定避難所となる学校等に太陽光発電と蓄電池を組み合わせた防災対応型太陽光発電システムを導入します。

このたび、導入するにあたり、システムの設計・施工を行う事業者を募集します。

1 防災対応型太陽光発電システムの概要

国の「再生可能エネルギー等導入地方公共団体支援基金」及び「みやぎ環境交付金」を活用し、今年度から平成27年度までに、小中学校などの指定避難所等約200ケ所に太陽光発電と蓄電池を組み合わせた設備を導入し、平時のCO2削減や電力のピークシフト及び停電時における自立的な電源確保を図ります。これにより、停電時でも、防災無線、テレビ、パソコン、照明等の使用に必要な一定の電力を確保することができます。

2 環境・防災システム「仙台モデル」の構築

導入にあたっては、以下のとおり本市独自の特徴を持たせた「仙台モデル」を構築し、環境にやさしく、災害時においても一定の電力確保が持続できるシステムとし、「新次元の防災・環境都市づくり」の一翼を担います。

  • (1)太陽光発電と蓄電池の組み合わせにより停電時でも昼夜を問わない一定の電力確保を可能としつつ、さらに小型風力発電等の分散型電源や電気自動車などからの給電も追加可能な拡張性を有する仕様とします。
  • (2)上記の仕様は未だ一般化されていないため、公募により事業者から広く提案を受け、専門家を交えた審査を行い選定するものです。この選定された提案をベースとして、次年度以降、設置工事への地元企業の参入機会拡大につながるよう留意するとともに、設置後の点検・維持管理など地元企業でも対応可能な汎用性ある仕様とすることを目指します。
  • (3)太陽光発電が天候に左右されることや、停電回復まで長期にわたる場合などを想定し、例えば市民・事業者の方々が所有する電気自動車から当該システムへの接続・給電に協力いただけるような災害時の協働の仕組みも今後検討していきます。

3 平成24年度公募にかかる事業の概要

(1)24年度対象施設

施設名、施設数など

施設の種類

施設名

施設数

小学校

沖野東小学校、北中山小学校、国見小学校、松陵西小学校、高森東小学校、田子小学校、鶴が丘小学校、鶴巻小学校、遠見塚小学校、中田小学校、西山小学校、南吉成小学校、茂庭台小学校

13

市民センター

折立市民センター、富沢市民センター

2

市庁舎

宮城総合支所

1

 

16

(2)公募スケジュール

7月31日(火曜)プロポーザルの公示

8月15日(水曜)~17日(金曜)参加表明書提出期間

8月22日(水曜)~24日(金曜)技術提案書等提出期間

9月上旬 一次審査

9月中旬 プレゼンテーション及び二次審査、事業者選定

10月以降(予定)契約手続き

25年4月以降(予定)稼働

4 その他

  • (1)平成24年度は、太陽光発電・蓄電池のほか、富沢市民センターにV2H(※)を、宮城総合支所に風力発電とV2Hを設置
  • (2)200カ所以上に導入していく計画であるため、将来的には、発電状況や消費電力の一元的な管理など、ICTを活用したネットワーク化を想定

(※)V2H(ビークルトゥホーム):電気自動車やプラグインハイブリッド車の蓄電池の電力を家庭用の電力として利用することまたはその装置

システム イメージ図

(電力の流れ:矢印:電力の流れ)

太陽光発電システム導入事業のシステムイメージ図

仙台市避難所等への防災対応型太陽光発電システム導入事業 公募型プロポーザル募集要領

公募に関する詳細についてはこちらをご覧ください

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをダウンロードしてください。Adobe Readerのダウンロードページ