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更新日:2016年9月20日
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まもなく9月9日の「救急の日」を迎えますが、この日から応急手当協力事業所表示制度、通称「杜の都ハートエイド」制度の運用を開始いたします。
傷病者の救命には、救急車が到着するまでの間の応急手当が大きく影響いたします。最近では応急手当が功を奏すケースが増えていると聞いています。
この制度は、AED(自動体外式除細動器)の使用を含めた心肺蘇生法などの応急手当を、地域の事業所の皆様などに行っていただくことにより、より救命効果を高めていこうとする新しい取り組みです。この制度が市民の皆様に広く定着していくようにと「杜の都ハートエイド」という名称にいたしました。
制度の内容ですが、まずご協力のお申し出をいただいた事業所に「AEDステッカー」と「協力の証(あかし)」を交付し、ステッカーを事業所の入口などに掲示していただきます。一方、仙台市では消防局ホームページに協力事業所の所在マップを掲載するなど、どこに「応急手当協力事業所」があるかを市民の皆様にわかっていただけるよう、また、いざというときにご協力いただけるように、その広報に努めてまいりたいと考えています。
これまで、さまざまな事業所や業界団体に対し、この制度への参加を呼びかけてまいりましたが、9月9日の運用開始時には、200を超える事業所にご参加いただける見込みです。
今後は、仙台市内にこの「杜の都ハートエイド」の網をより細かく張り巡らすことができるように努力するとともに、より多くの事業所にご協力を呼びかけ、現在361カ所の市施設に設置されているAEDと合わせて、市民の皆様の万が一に備えてまいりたいと考えております。
平成21年9月1日 仙台市長 奥山 恵美子
(資料)
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