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更新日:2024年1月9日

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令和6年能登半島地震の被災地に職員を派遣します(発表内容)

令和6年1月9日

 

元日に発生いたしました能登半島地震から丸1週間が経過いたしました。日がたつにつれてその被害の大きさが続々と明らかになっているわけでして、被災地の皆さま方には改めて心からお見舞いを申し上げたいと存じます。

本市でも、2日の水道局の新潟市派遣、これを皮切りに6日からは珠洲市へ保健師を派遣したほか、市立病院からはDMATを石川県に派遣いたしました。これらに加えまして、本日9日から新たに3つの業務について職員の派遣を行うことになりましたのでお知らせいたします。

本市では国の応急対策職員派遣制度に基づく対口支援により、石川県の金沢市と内灘町のカウンターパートを務めることとなりました。まず金沢市についてですが、奥能登地域で被災された皆さんたちを一時的に受け入れるための避難所開設準備等を進めておられまして、その支援として本市から危機管理局の3名が先遣隊として現地入りいたします。次に内灘町についてですが、罹災証明書関係の支援として財政局からまず2名を先遣隊として派遣し、その後、実務の開始に合わせてさらに4名の職員を派遣いたします。

またこれらとは別の枠組みですけれども、災害廃棄物処理支援として輪島市へ環境局から2名を派遣いたします。現地では建物の倒壊によるがれきも山積みでございます。災害廃棄物の処理に向けた実施体制の構築等を支援してまいります。

さらに明日10日から、下水道の管きょ被害の調査で金沢市に建設局から4名を派遣することになりました。

現地では厳しい寒さも加わっています。そして今なお強い余震も続いています。被災者の皆さま方、また自ら被災しながら地域住民のために懸命に働いておられる自治体職員の皆さま方に寄り添い、お役に立てるよう、派遣された職員には十分に気を付けて、その使命を果たしてきてほしいと期待しているところです。

今回の地震では復旧・復興に長く時間がかかるものと思います。東日本大震災の折に全国から寄せていただいたご支援に報いることができるように、引き続きしっかりと支援してまいりたいと存じます。

 

仙台市長 郡 和子