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更新日:2023年10月19日
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令和5年10月18日
4病院の再編構想に関しまして、(10月)12日に県に対して(県立)精神医療センターの移転協議の休止などを求めたと思いますけれども、その際に市長は知事に直接会ってお話ししたいという意向を示していましたが、その後の実現の見通しであったりとか日程の調整の状況について教えていただけますでしょうか。
今回、文書は事務方からあちらの事務方にお手渡しをしたところでございます。見解は知事に報告をすることということ、また本市との意見交換については検討したいとの意向も示されたということでして、県の動きも見定めながら具体的な対応というのを検討したいというふうに思います。
つまり検討したいと言ったまま、その後の日程調整は特に進んでいないという状況なのでしょうか。
そうですね。具体的な日程調整、今知事もとてもお忙しくていらっしゃるというふうに伺っているところです。そういう中でいつ頃どのようにセッティングできるかということについては今しばらく時間がかかるのかもしれないと思っています。
意向としてはできるだけ早くというお考えなのでしょうか。それともいつまでにというような何かスケジュール的な時間のめどというのはありますでしょうか。
私は一刻も早く今回申し入れをさせていただいた点について改めて確認をさせていただきたいと思いますし、本市の見解ということについて申し上げて丁寧な動きを取ってもらいたいというふうに思っていますので、できるだけ早い時期の方が好ましいと思っております。
お伝えする内容というのは文書で示された内容が中心になると思うのですけれども、それでもやはり直接会ってお話しするということに、どういう期待というか狙いがあるのでしょうか。
知事ご自身で仙台医療圏の政策医療の充実を図っていくために、また人口減少を見据えた将来を展望した上でそのことが重要だというふうにおっしゃったけれども、今回の動きを見ておりますと、やはり精神医療センターの移転計画については特に富谷市へ移転する必要性ということについては確認できない状況だろうというふうに捉えております。新たな民間の病院を誘致する、あるいはそれに対して県としても財政的な支援も行うようなこともおっしゃっているようですけれども、であるならばなぜ県立精神医療センターを富谷市に持っていかなくてはいけないのかということについてよく分からないわけですよね。その辺も含めてやはりしっかりとご説明をいただきたいと思います。
直接会うことで知事がそのあたりの話を丁寧に説明してくれるのではないかという期待があるわけですか。
仙台市、私に説明をするというだけでなくて、この間ずっと申し上げております、当事者や医療関係者やさまざまな方々に丁寧に説明をされてご理解を得ながら進めていくべきであろうと申し上げているところでして、ぜひそのようにしていただきたいということを私の口から直接申し上げたいと思います。
今、宮城県議会議員選挙が開かれています。選挙期間中なのですが、争点の一つにもなっているのですが、この4病院について今舌戦が交わされているところなのですが、(立候補者に何か)求めたいこと、どのように見守っているのかというところを市長の考えを聞かせていただきたいのですが。
これは私から今のこの時期に申し上げるのは、選挙期間中でもありますから、あまり好ましくないというふうに考えますので、その点については今回はお答えは差し控えさせていただきたいと思います。
先日(の取材で)、市長、宮城県議会議員選挙の争点になるのではないだろうかとご推察されていらっしゃいましたけれども、選挙戦が始まりまして現時点でご覧になられている範囲で争点の一つになっているというふうに認識されていらっしゃるかどうか伺えますでしょうか。
活発な議論が行われているのではないかと思いますけれども、ただその前提となる、いかにして仙台医療圏の医療環境を充実させていくのか、将来に資する構想なのかという大前提のところについては、私どもは疑問を投げかけているわけですけれども、それについて皆さんがどのようにご議論なさっているのか詳細までは、私自身皆さんの応対を聞かせていただいておりませんのでよく分かりませんけれども、先日も申し上げましたが、去る側来る側の感情論での話にはしていただきたくないというふうに思うわけです。
先週、市議会(定例会)が閉会しましたが、改選後初めて行われた市議会(定例会)ということで、議員の方々の顔ぶれも新人の方も入ってまた変わったかなというところだったのですが、終わってのご所感をいただければと思います。
新しいメンバー、議員の構成による市議会(定例会)が終わりました。市民の皆さま方から負託を受けてそれぞれ活発なご意見、議論が行われたものと思います。それぞれの得意分野を中心にご質問をされる新人の議員の方々もおいでになりました。いろいろと考えるところも多くあった議会であったというふうに思います。それこそ緊張感を持ちながら、皆さま方のご質問に対応して答えさせていただいたところでございます。議場も新しくなったということも相まって新しい皆さま方と少し緊張をしながらの議会だったのかなというふうな印象を持ちました。
先日の市議会にもお話が出たのですが、ジャニーズ(事務所)が設立した復興財団「Marching J」からの(ジャイアント)パンダ誘致に関する答弁、市議会でも話題になりましたけれども、昨日「SMILE―UP.(スマイルアップ)」というふうに(会社)名称を変えたと思うのですが、答弁にあったとおりの対応で、その後の対応に変化があったりはなかったでしょうか。
ジャニーズ事務所が今度は「SMILE―UP.」という新しい社名に変わったという状況は報道で私も拝見させていただいているところでございますけれども、支援の取り扱いについて変わりはないというふうに伺ったところであります。
ジャイアントパンダの誘致が具体化した際に適切に対応していきたいという、そういった市の方針というのは。
そもそもジャニーズ事務所が設立されたMarching J財団というところからの支援表明を受けましたのは、平成24年(2012年)6月のことでございました。以来(ジャイアント)パンダの誘致に向けていろんな動きもあったわけですけれども、今もってその実現に至っておりません。現段階においても具体的な動きはない中で今のご質問にはすぐさま答えられるものではございません。具体化をした段階で考えたいと思います。
先日、公明党の山口那津男代表が公明党の時局講演会に出席されて、仙台市長も行かれたと思うのですけれども、その時にパンダの関連のお話とかがもしかして出たり、会話の中でされたりはされたのでしょうか。
訪中が延期になったというふうなことは伺いました。
それ以外には。
それ以外には詳しくお話をする時間はございませんでした。
議会でお話の出ましたパートナーシップ制度の導入について改めてお伺いしたいのですけれども、あれから1カ月ほどたちまして具体的な内容で何か定まった部分があれば、例えばどのような人たちを対象にするのか、制度の申請によってどういうことができるようになるのかというのがもし議論が進んだ部分があれば教えていただきたいです。
まずは男女共同参画推進審議会での議論からスタートさせたいというふうに考えているところでございます。まだこれからということになろうと思います。また支援団体の方々やご本人方などからも広くご意見を伺って、制度の来年度中の導入に向けて検討を進めていかなくてはというふうに考えているところです。まずはその審議会、これはいつ開催をするかというと11月ですかね。なのでもう少し時間があってからスタートということになります。
県の方ではもう既に、例えば県営住宅に入居できるようにするとかそういう具体的な動きが出ているのですけれども、何か方針とか大まかなイメージでもいいのですけれどもこういうことは実現したいみたいなものが現段階でありましたら。
政令市の中でも一番最後になりましたので、この間他の自治体の対応、制度の中身というものをいろいろと調べさせていただいている中で、本市としてはどのような制度にしていくのか、まず活発な議論をしていただいてというふうに思っております。
条例ではなく要綱としたという部分について、なぜ要綱が最適だとお考えになったのかという部分をお聞かせください。
今県営住宅のお話を出されましたけれども、それら含めてこのパートナーシップ制度についてはいろいろな事務事業を行う手続きですとか仕組みについて変更を必要とするものなわけでして、これはどのように実施していくのか、どのような基準にするのか、どのような手続きにしていくのかなどなど、いわゆる事務事業の手続きそのものに関する話が中心になるのではないかというふうに考えておりまして、これはやはり要綱として整えるべきだというふうに思っているところです。
制度の立て付けの議論はこれからということですけれども、現時点で制度とは別に民間事業者の協力も必要になってくるかと思うのですけれども、その点についてどのように連携を進めていくか、あるいは民間事業者に現時点で求めていきたいことがもしあれば教えてください。
これも多くの方々の理解をいただいた上で進めていくべきものというふうに思っております。国の方でも法整備がなされたわけでして、ある程度市民の皆さま方にも関心や、そしてまた制度の必要性、期待なども高まっているものと思いまして、このほど導入について表明をしたところでございます。いずれにせよ多くの方々がそれぞれの立場でどのように配慮すべきなのか、どういう制度であるべきなのか、いろいろお聞きしていかなくてはいけないのだろうというふうに思っております。それも来年度の導入に向けた過程の中でいろいろお聞きしてまいりたいというふうに思いますし、機運の醸成ということについても鋭意検討してまいりたいと思います。
制度を利用する方へのサービスの提供みたいなものも民間の方でいろいろ考えられることがあると思うのですけれども、そういうものをぜひ拡充してもらいたいみたいなことを呼びかけるようなお考えはあるのでしょうか。
まず先頃終わった議会で初めて表明をさせていただき、先ほども申し上げたとおり11月の審議会に付させていただくことになるわけでして、そこからスタートというふうに考えております。
10月23日にメキシコのアカプルコ市との姉妹都市提携が50周年になるということなのですけれども、市長の率直な50年間の思いといいますか50年間ここまで続いてきた思いとか、何かありましたらお聞かせいただければなと思います。
半世紀にわたってアカプルコとの姉妹都市が進んできたことというのはとても重みのあることだというふうに思っております。今年再開いたしました仙台国際ハーフマラソン(大会)にはアカプルコからも選手団をお迎えして走っていただいたわけです。ただ50周年を記念してお互いに行き来するかということについては少し難しい面もあって、たしか関係するアカプルコの状況などについて展示をする(写真展)、いつまでだったかちょっと記憶していませんけれども、そういうこともあり、市民の皆さま方にはアカプルコは仙台の姉妹都市の一つですよということをお伝えした、50周年を迎えましたということもお伝えしたところです。
写真展を今やっていて(10月)29日まで開催予定なのですけれども、そこに担当者も多くの人に来てもらいたいということをおっしゃっていたのですけれども、市長も改めて呼びかけといいますか写真展に関して何かあればなと思うのですけれども、見に来てほしいとかという思いはやはりありますか。
まだ今も開催中だったのですね。大変失礼いたしました。ということですので、ぜひアカプルコとも姉妹都市であるということについて関心のおありの皆さま方にはアカプルコを紹介する写真展など開催していますのでぜひ足を運んでいただければと思います。
先日、宮城野区の児童館であった盗撮事案に関連してお伺いしたいのですけれども、指定管理団体の職員が盗みで逮捕、先日起訴されたわけですけれども、盗撮の部分に関してはまだ現状立件されておらずあくまで捜査中だと思うのですが、こういった事案、事件が起きたことについての改めての受け止めをお伺いしたいのと、今回あくまで指定管理を託している先の職員の件ではございますけれども、市としての再発防止であったりですとか指定管理団体との関係性の在り方についてご見解あればお伺いできますでしょうか。
誠に遺憾なお話でございました。児童館というのは子どもたちの生活の場であり遊びの場でありますし、安全かつ安心な場所であるということが大前提になっている施設だと思います。そういう中でそれらを脅かすような行為があったということで、管理運営団体の職員が逮捕、起訴されました。非常に遺憾でございます。再発の防止ということについて徹底をしてまいりたいと思います。幾つか担当からもそれぞれの児童館の管理運営団体の方にこのように(再発防止の対応を)ということを申しているというふうに承知をしておりますが、本当皆さま方の心配のないように徹底して取り組んでまいりたいと思います。
国の方で子どもに関わる職業の方を採用する際に性犯罪歴の有無を確認する日本版DBSが議論されていて、今回先送りになったようですけれども、今回の宮城野区の事案を踏まえてこういった制度に関して、何か市長、ご見解等ございましたらお伺いできますでしょうか。
以前宮城県でも似たような議論が進められようとしていたというふうに記憶をしておりますけれども、それもいろいろ難しかったのかどうか、成就しなかったというふうに認識をしております。今回の国の議論もやはり注視していかねばならないとは思いますが、過剰なものであるとやはりいろいろ問題も出てきましょうから、慎重にしながらもやはりこういうことは許さないということを徹底するのにはどのような道筋が必要なのか、それぞれ議論を活発化、加速化させてもらいたいと思います。
ひきこもり(支援ニーズ)の実態調査が今進められていると思うのですけれども、その調査票が届いていないというお話が一部ありまして、この状況について現時点で分かっている状況であるとか今後の対応について教えていただけますでしょうか。
調査票が配布されていないというふうに申し出のあった世帯があるわけでして、受託事業者に対して調査を今お願いしているところでございます。この事案が判明した後、調査票がお手元になくても本市のホームページからでも回答できるような対応を取らせていただきました他に、調査への回答協力のお願いについて市のホームページやLINEでも改めてさせていただきました。ぜひ多くの方々からご回答いただいた上で施策につなげてまいりたいと考えているものですから、ぜひご協力をお願いしたいということと、受託された方がしっかりと調査していただくことを切に望んでいます。
直近で届いていない方の件数だったり人数というのは何か把握されているものがあるのでしょうか。
(精神保健福祉担当課長)
現時点で調査票が届いていませんということで市民の方からお問い合わせいただいてるのは今日の朝の時点で88件ございます。
調査を依頼しているということですけれども原因については今のところはまだ(ですか)。
(精神保健福祉担当課長)
そうですね。今業者さんとヒアリングをさせてもらって定期的に業者さんで作業したものを我々に報告してもらうということで、大体週1回ぐらいのペースで状況の報告を受けていこうということにしている途上でございます。
まずはその状況を見ながらこれからの対応というのを、追加で何か対応していくようなお考えというのはあるのでしょうか。
(精神保健福祉担当課長)
配られていませんとお申し出をしていただいた世帯には配布業者からお手元に届くようにするということをまずさせていただく。それから先ほど市長もお話ししたところですけれども、仙台市のホームページから直接、調査票がなくても回答していただけるような状態にはさせていただいた。原因の究明というか調査票の不配の問題がどの範囲になるのかということは、これはある程度ちゃんと調べていかなければいけないと思いますが、まず調査に答えていただけるよう、この調査に関心を持って答えたいというふうに言っていただいている方の声をできるだけたくさん拾いたいということがまず大事かなと思っていますので、ホームページでの回答なども求めたいというふうにお願いしたいというふうに思っております。
88件というのは、例えば地域性があるとか特定の集合住宅であるとか、そういったことというのはあるのですか。それともただ言われただけで住所などは聞いてなく対応されているのでしょうか。
(精神保健福祉担当課長)
88件の方については当然未配布ですという申告なので届けなければなりませんので、お名前とご住所を伺っております。地域性とか特定の偏りとかがあるかということですけれども、88件について今のところ特定、ここだなとかというようなことが見えているものは全くございません。
宿泊税についてお伺いしたいのですけれども、コロナ禍前に議論が進んでいたものが休止していて今後再開するというお話がありましたけれども、その当時と比べて状況もいろいろ変わっているのかなと思うのですけれども、その議論を進めていく中でどういうふうに宿泊事業者の理解などを得ていくお考えなのかもしお考えあれば教えてください。
やはりアフターコロナということでの都市間競争は激しさを増しているのだと思います。そういう中で仙台がこれまで以上に観光に力を入れていく必要があるというふうに思っておりまして、これについては観光関連事業者の皆さま方の思いも一つなのだろうというふうにも思うところです。また一方でコロナ禍からの回復状況ですとか、それからまた人件費、物価高騰などの経営の環境の問題もございますので、それにも配慮しながら進めていかなくてはいけないのではないかというふうに思っているところです。現在その検討会議の委員の方々、また団体の方々にいろいろとご意見も伺っているところですけれども、検討会議の再開についてはまだいつというふうに決めるには至っておりません。
検討会議が始まる前になかなかあれですけれども、いつぐらいまでにというスケジュール感みたいなものは何か考えているものがあるのでしょうか。
まずこの状況をどのように打開しながら魅力あるまちとして世界に選ばれていくか、観光面でも選ばれていくかということ、これは重要な観点だというふうに思っておりまして、ぜひハード・ソフト両面での取り組みを強化していくために、やはり財源の確保というのは重要であるというこの認識は、皆さま方分かっていただいているものというふうに思います。繰り返しになりますけれども、個別いろいろと経営環境にも配慮していかなくてはいけないということもありますので、その辺しっかりとした対応を取っていかなくてはいけないだろうというふうに思っています。
仙台市長 郡 和子
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