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更新日:2023年2月2日
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令和5年2月1日
令和5年第1回定例会に提出する議案についてお知らせをいたします。まず招集日ですけれども2月10日(金曜日)の予定です。議案の件数は、現時点では、条例案件が26件、人事案件が2件、その他案件が15件、そして補正予算が14件、当初予算が16件、合計73件でございます。
はじめに主な条例案についてご説明をいたします。資料1(PDF:279KB)をご覧ください。まず「1 仙台市公文書等の管理に関する条例」です。これは公文書の適正な管理と歴史的公文書の適切な保存・利用を図るために新たな条例を制定するものです。公文書の管理状況の公表などの新たな取り組みに加えまして、旧貝森小学校の校舎を活用して、歴史的公文書の保存・利用を行う公文書館を新たに設置いたします。次に「5 仙台市事務分掌条例の一部を改正する条例」です。これは複雑化・深刻化するこども・若者を取り巻く環境や課題に対して、総合的に施策を推進するために、子供未来局の分掌事務をこどもおよび若者に係る保健福祉および健全育成に関する事項とし、局の名称を「こども若者局」とするものです。次に4ページ「24 仙台市都市公園条例の一部を改正する条例」です。これは現在整備を進めております、仙台うみの杜水族館に隣接する高砂中央公園の運動広場とキャンプ場について、市民の皆さまの利用に供するための使用料を定めるものです。全国都市緑化仙台フェア「未来の杜せんだい2023」の東部エリアの会場にもなっておりますので、仙台フェア開催の際、あるいはその後にも、多くの方に足を運んでいただけたらと思います。
続きまして資料3-1(PDF:772KB)に基づきまして、令和5年度当初予算案の概要についてご説明申し上げます。まず「概要」と「全体予算規模」をご覧ください。一般会計につきましては過去最大規模の6,147億円、企業会計まで含めました合計では1兆1,891億円。震災以後、引き続き1兆円を超える規模となっています。新年度予算の施策体系といたしましては、「ひとが輝く、デジタル化を推進する」、「ひとの暮らしを支え、未来の担い手を育む」、「すべてのひとが活躍できる まちの魅力を創造し、発信する」、この3つを柱に据えまして予算を重点配分いたしました。
1ページが主な重点施策でございます。まず左側の柱1「ひとが輝く、デジタル化を推進する」です。上段緑の枠の「知の力による都市活力の創出」では、次世代放射光施設の本格稼働を目前に控えて、リサーチコンプレックスの形成や関連産業の振興を図るほか、東北大学や民間事業者と連携したスーパーシティや官民データ活用推進に取り組みます。中段の「デジタルの力で支える豊かな暮らし」では、eスポーツやICTを活用した高齢者の健康づくりのほか、デジタルドリルの市立小中学校全校への導入などを行います。下段の「デジタルを活かした市役所改革」では、区役所窓口のDX推進や保育給付費申請のオンライン化などに取り組みます。次に柱2「ひとの暮らしを支え、未来の担い手を育む」です。上段の緑の枠ですが、(仮称)仙台こども財団の設立をはじめ、子ども医療費助成の所得制限撤廃や、妊婦・子育て家庭への伴走型相談支援と応援給付金の一体的な実施など、「子育てが楽しいまち・仙台」の実現に向けて取り組んでまいります。中段のオレンジの枠では、支援の充実を図るための子ども・若者支援ネットワークの構築やふれあい広場サテライト体制の強化などを実施してまいります。下段の「安心して生き生きと暮らせる環境の実現」では、医療政策の基本方針の策定のほか、休日夜間救急医療へのオンライン診療の導入、民生委員の方々にお支払いする活動費の増額などを行います。最後の柱3「すべてのひとが活躍できる、まちの魅力を創造し、発信する」です。上段の緑の枠では、スタートアップ支援について重点・強化を図りまして、ギアを一段上げて取り組んでまいります。また観光においては、インバウンド需要のV字回復が急務でございまして、令和5年度を仙台における「観光再生元年」と位置付けまして、私自身がトップセールスを行うことも含めまして戦略的なプロモーションを展開いたします。中段の枠では、青葉山における全国都市緑化フェアの推進や複合施設の基本構想の策定などを行いますとともに、東部沿岸地域、また、長町、泉中央といったエリアごとに特色のある施策を実施してまいります。下段の青い枠ですけれども、家庭向け脱炭素推進といたしまして本市独自基準に基づく高断熱住宅普及促進に向けた補助制度を創設するとともに、グリーンインフラ推進助成として市街地の屋上緑化等の整備への支援を強化するなど、「防災環境都市・カーボンニュートラルの実現」に向けた予算を計上しております。
続きまして資料2-1(PDF:277KB)に基づきまして令和4年度の補正予算案の説明をさせていただきます。今回の補正は一般会計で174億円の減額となっておりまして、その構成といたしましては53.7億円の増額補正と228億円の減額補正でございます。増額補正項目ですが、国の補正予算への対応が主な内容でして、妊婦・子育て家庭への伴走型相談支援と子育てにかかる経済的支援の一体的実施に必要となる令和4年度分の予算や、小中学校の用地整備のための予算、これを前倒しで計上するもの等でございます。
仙台市長 郡 和子
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