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更新日:2021年4月13日

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発表項目以外の質疑応答(令和3年4月12日)

令和3年4月12日

 

※質問項目ごとに整理しているため、実際の質疑応答と順番が異なる場合があります

新型コロナウイルス感染症関連

Q1

先日9日ですか、時短要請に応じていない飲食店で複数の感染者があって店名公表するということになったと思うのですけれども、時短要請が始まって、まん延防止等重点措置は始まる前でしたけれども、時短要請に応じなかったところからやはり感染者が出てしまったという状況に対しての受け止めと、さらにそこへの対処というか何か考えていることがあればお願いいたします。

A1

ぜひ、事業主の方々、働く方々、利用される方々にも現下の状況というのをぜひ認識をいただいてご協力をお願いしたい。それから今、まん延防止等重点措置の期間中、これは県と一緒になってやっているところで、巡回で回っていますけれども、その中でこれまでのところですけれどもやはり応じていただけていないようだというところが少しあるようです。99.6%は今調査した中ではご協力をいただいているという状況だそうですけれども、まだご協力いただけてないところもあるということで、ぜひ事業者の方々にはこの状況を何としても改善していくためには協力をお願いしたいというふうに思いますし、今後依然としてやはり営業を続けるということであるならば、それは県としてどういうふうにされるかいろいろとお話をしていく必要も出てくるやもしれません。

 

Q2

県とどうするかというのはやはり過料というようなところを想定しての今のお言葉ということでしょうか。

A2

これは知事の主体ですから知事がどういうふうにご判断されるかと思いますけれども、ですから何とか皆さんたちには営業しているといっても行かない、利用しないということもご判断いただきたいというふうに市民の皆さま方にはお願いしたいと思います。

 

Q3

先週新型コロナウイルスの感染者で、入院を調整されている、待っている間にお亡くなりになられたという方がいらっしゃいました。市長、このことについてまずお受け止めについてお願いいたします。

A3

亡くなられた方に対しましては改めて衷心から哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆さま方に心からお悔やみを申し上げたいと思います。その上でこの病気というのは急変をするものなのだなということを強く印象付けられました。今後こういうようなことがないように検査があって陽性が分かって、そしてまた入院をするのか療養施設に行くのか、その間も体調の変化があれば速やかに連絡をしていただきたいというふうに思いますし、躊躇(ちゅうちょ)せず救急車を要請してもらいたいと思いますし、また調整についても速やかにやってまいりたいと思います。

 

Q4

市としてはこの体制についてどういったところが反省点として残ったというところはありますか。

A4

通常の流れの中で急変をされたと報告を受けております。詳しい報告も私のところに届きましたけれども、そういう意味ではプライバシーにも関わることですから多くは申し上げられませんが、とにかく急変をするということもあり得るということでPCR検査で陽性になられた方、もちろん速やかにいろいろと医療とつなぐわけですけれども、我慢をせずにしっかりと症状について変化あった場合には伝えていただきたいというふうに思います。

 

Q5

先週も連日お亡くなりになる方が続いている状況かと思うのですけれども、医療体制についてなのですが、市長、この1年間に市としてやっぱりできたこと、できなかったことっていうのはどのように総括されていらっしゃいますか。

A5

私自身も知事と一緒に病院長会議等々にも出席をさせていただきまして、医療提供、ベッド数の確保についてもさまざまお願いをさせてきていただいております。ベッドがあっても医師や看護師がきちんとそろった上で対応していかなくちゃいけないということもあって、現場はやはりベッドを作ればいいというものではないわけです。そういう意味においては本当にぎりぎりのところで皆さんたちにご協力をいただいております。ここもぜひご理解をいただきたいというふうに思います。今も重症化する方々が多くいらっしゃいますので、重症病床をいかに増やしていくのか。これはさらに病院それぞれにとって大変な負担になるわけです。通常のあまり使わないECMO(エクモ)と呼ばれる(体外式膜型人工肺)、それも操作に慣れている看護師、医者じゃなければ使いこなせないというような状況もございますし、そういう意味では本当に大変な中、協力をいただきながら対応してきているという状況です。ぜひこういう厳しい状況だということをご認識をいただいて、感染をしない、感染をさせない、このことを徹底していただく。強く申し上げたいと思います。

 

Q6

仙台医療圏に限っては9割以上病床今埋まっている状況かと思います。先ほど発表項目にありましたように、宿泊施設4棟目は市が主体で運営されるというふうに一歩踏み込んだ形になったかと思うのですけれども、この医療提供体制、病床確保について、市としてまず一歩踏み込むですとかこの先どういうふうにされていきたいかということ、お考えありますでしょうか。

A6

仙台医療圏には仙台市だけでなくって他の地域から入院をされている方々もいらっしゃるし、そしてまた仙台で感染をされて、患者の方が他の仙台医療圏から出たところでお願いをするというこういうケースもあるわけです。本当に宮城県内厳しい状況の中をそれぞれの病院の皆さま方が知恵を絞りながらやってくださっているわけで、ここには本当に頭が下がる思いでいるところです。仙台で独自に何かできないかということのご質問だったと思いますけれども、医療ということについてこれは県内の医療をどういうふうに見ていくのかというのはこれまた残念ながら県の管轄でございます。それでは仙台市として市立の病院をもう一つ造るのかというふうなことを今おっしゃったのかどうか分かりませんけれども、そういうことにつきましてはいろいろと大変慎重に見ていかなくちゃいけないと思いますし、今ある医療資源の中でどういうふうに診ていくのかということについて、さらなる要請を続けるということなのだというふうに思います。

 

 

福島第一原子力発電所処理水の海洋放出について

Q7

福島第一原子力発電所の処理水が海洋放出の方向ということになっているようですけれども、こちらに対しての受け止め、市長のお考えをお聞かせください。

A7

航空写真でもいろいろと報じられているのを見ますとやはり敷地内でのタンクの量というのはものすごいものがございますし、それも来年の秋ころには満杯になるというふうな報道も出ているところです。今後の方針をどうしていくのかそれを国民の皆さま方に示していくというのは重要だろうというふうに思っております。大変関心が高いものだと思いますし十分な丁寧な説明も必要だと思います。また漁業関係者の方々からは風評被害についても大きな懸念が示されている状況です。現時点では具体的などういう方法でということが示されておりませんので、ぜひ国に対しては方針を決定するまでの過程も含めて、透明性そしてまた納得のいくような十分な説明をお願いしたいと思います。

 

 

仙台市長 郡 和子