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更新日:2020年10月14日
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令和2年10月13日
市内の接待を伴う飲食店におきまして、昨日までの感染者が49人と県内で最大規模のクラスターが発生しておりますことに対して、強い危機感を持って受け止めております。現在も施設の関係者の検査や濃厚接触者の調査を進めるなど、感染の広がりを防ぐために現場でも緊張感を持って対応しているところです。この飲食店では、従業員の健康管理に課題があったとの報告を受けております。市役所においても発熱したことを上司に報告せずに出勤をし、後に感染が判明したという事例があり、反省すべき点がございました。
東北医科薬科大学の賀来先生からは、発熱だけでなく風邪に似た症状、咳、身体のだるさ、味覚・嗅覚障害などの症状がある場合には、無理をして出勤・通学をしない、させないといった健康管理が重要だとの指摘をいただきました。本市でも自身の体調管理と職場への報告について職員への周知を徹底したところでございます。特に活動が活発な若い世代や働いておられる現役世代の皆さんにも、このことは強くお願いしたいと思います。休む勇気・休ませる勇気を持つことがお互いを守ります。
一方で、この感染症はすれちがっただけで感染するわけではありません。感染しやすい状況は明らかになりつつあり、狭い空間での飲酒を伴う長時間の懇親会、大人数やマスクなしでの会話などが感染リスクを高めます。インフルエンザとの同時流行が懸念される冬の時期を前にして、もう一度気を引き締めてマスク・手洗い・距離を取るといった基本的な感染症対策を徹底していただきたいと思います。
そして感染された方への差別や誹謗(ひぼう)中傷は決して行わない、このことを改めてお願いをいたします。感染された方やご家族の心を深く傷つけるだけでなく、周りの目を恐れて受診をためらう方が増えることで、結果として感染の拡大を招くことにつながります。批判や非難ではなく、励ましや支え合いでこのコロナ禍を乗り越えてまいりましょう。市民の皆さま、事業者の方々の冷静で賢明な行動を改めてお願いを申し上げます。
仙台市長 郡 和子
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